二次なりきり掲示板
- Re: 【中文 / 再建】Seize the day【募集中】 ( No.213 )
- 日時: 2015/07/21 20:31
- 名前: 時谷 空 ◆AdKeSZp7eg (ID: 0ZzzaL.w)
>>191
不意に出会った頃のことを覚えているかと問われリオを見、ゆっくりとリオの視線の先に目を移す。
ゆったりと流れる雲はまるで今の自分を映しているようでイヴは目を細める。
リオと出会った頃はとても手がつけられず何度手を焼いた事かと思い耽っていると、こちらに向き直り腰を屈め視線を合わせてはにかむリオにイヴも微笑みかけリオの頬に手を添える。
「忘れるわけないし、忘れられないよ、あんな衝撃的な事件。」
当時、買い物へ出掛けた帰り、付き添いの執事長と歩いていると1匹の黒猫を見つけイヴはそれを追いかけると、行ったこともない路地裏へと入り込んでしまった。路地裏は薄暗く猫の声を頼りに奥へと進めば黒猫は更に奥へと続く道の手前で座りニャーニャーと鳴き続けていた。
それはまるでイヴを呼んでいるようでイヴはまるで冒険譚だ!とわくわくした気持ちと、入った事もない未知の世界へ進んでいくという恐怖にごくりと喉を鳴らした。
「猫ちゃ〜ん、こっちへ戻っておいで〜」
間延びした声と裏腹に心音は速くなるばかりで。少しでも恐怖心をなくそうと態とらしい声で猫に声をかけた。
壁に手をつきそろりと一歩一歩黒猫へ近付きもうあと一歩、というところで何かの気配を感じ、目を凝らし最奥をじっと見つめる。小さく漏れる息遣いにそれは人間だと理解したイヴはすぐ様奥へと進みその正体を探すが、暗く見つけづらい。
また一歩と踏み込めば靴に何かにぶつかる感触に足元を見下ろせば
人間が倒れていた。
その瞬間、声にならない叫び声を上げ壁に張り付き飛び出しそうになった心臓と息を整える。
しかし人が倒れているとなると助けなければ。そう思い、付き添いの執事長を呼ぼうとしたがあの後すぐに老体に鞭打ち自分を追いかけて来たのだろう。気付けばすぐ後ろに来ているではないか。
「じ、じじ、じいや!!!人が倒れてるの!!!」
甲高い悲鳴を上げ叫びながら執事長に飛び付き倒れている人物を指さした。
(過去編楽しみすぎてわくわくしております!こんな感じでしてみましたが、やりづらかったら申しわけないです…!)
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