二次なりきり掲示板
- 【中文 / 再建】Seize the day【募集中】 ( No.60 )
- 日時: 2015/05/23 23:43
- 名前: 若菜 ◆JWtrKAQ0pE (ID: a0IIU004)
- 参照: 返信大変遅くなってしまい申し訳ありません!
>>55
フリルがたくさんあしらわれたパステルカラーのワンピース。宝石のような輝きをもつ様々なアクセサリー。首元の赤いリボンが特徴的な大きなテディベア。
グローリアはショーウィンドウに飾られた品を横目で見ながら、道行く人々の間をすり抜けていく。
人や物で溢れた場所を好き好んで歩くようになったのはいったいいつからだろうか。そんな疑問がふと頭に浮かんだが、その答えはすぐに見つかった。
そもそも何で自分は忘れていたのだろうか。追跡者には追われているが、それ以外は普通の生活に慣れ切ってしまっていたからだろうか。そんな自分に呆れたようにグローリアは小さくため息をついた。
十年以上前。閉鎖された薄暗い空間から逃げ出した日を境にグローリアは生まれ変わったのだ。美しいものを見て、美味しいものを食べ、暖かい生命に触れ、グローリアの価値観は大きく変化した。
「そういえば、あの日も今日と同じような青空でしたね」
視線を頭上に移すとそこには雲ひとつない突き抜けるような青い空が広がっている。永遠に続いていく青。施設から逃げ出し、数年ぶりに見たその青の美しさは今でも容易に思い出すことができる。
懐かしさゆえに無意識に足を止めてしまっていたからか、靴の先端に何かがこつんと当たった感覚がして、グローリアはその正体を確認するために足元に視線を移した。
そこには1冊の本が転がっていた。急いでそれを拾い上げ砂埃を軽く払うと、行き交う人の群れからこの本の持ち主であろう少女の声が聞こえてきて、グローリアはそちらの方向に体を向けた。
(すごく入りやすい文章でしたのに、こんなに拙い返信で申し訳ありません。それと相談なのですが、モニカちゃんとグローリアは完全な初対面だという訳ではないでしょうが、どの程度の仲にしましょうか?施設内で見たことがある程度の認識なのか、お喋りをしていた友人関係なのか…)
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