二次なりきり掲示板

Re: 壁の内側【募集中】 ( No.1 )
日時: 2015/05/21 14:02
名前: アザレア (ID: VmxYa/ch)

 平凡な村、平凡な家庭に怪奇な力を持つ子が生まれた。
 最初はみな、怖がりその物たちを遠まわきにしていた。
 そんな時一人の人間が立ち上がり、その子供を救い、その子供の様に怪奇な力を持つ『能力者』達を救った。
 そのおかげで二方は手を取り合い生きて行くことが可能となった。

 だが、その二人が死んで数万年の時が過ぎた頃、二方の関係にひびが入り始めていた。






『ある日我の所に自身の事を予言者と言う者が現れた』

 人間の国の王はこう語る

『その予言者は我に何度か予言をした。災害、事件…沢山のことを予言しそれはすべて当たっていた。
 我は最初はその予言者の事を疑っていたがこうも言い当てられては信じるほかなかった。
 それから行く時が過ぎ、我はもうすっかりおいぼれ、新たな者に王の座を譲ろうとしていた。
 そんな時予言者はこう言った

「能力者を殺しなさい。さもなくば、あなたたち人間は死ぬ事になるでしょう」

 と……
 我は皆を殺したくは無かった。だが、だからと言って、彼らも殺したくは無かった』

 王は涙を惜しんでこう言った。

『そんな時、能力者の皇が現れ

「某の作る壁の中に某達を閉じ込めろ」

と。』

 だから閉じ込めた。我らも彼らも助かる道はこれだと。
 これしかないのだと







『ある日儂の所に自身の事を予言者と言う者が現れた』

 能力者の国の皇はこう語る

『その予言者は儂に何度か予言をした。災害、事件…沢山のことを予言しそれはすべて当たっていた。
 儂は最初はその予言者の事を疑っていたがこうも言い当てられては信じるほかなかった。
 それから行く時が過ぎ、儂はもうすっかりおいぼれ、新たな者に皇の座を譲ろうとしていた。
 そんな時予言者はこう言った

「人間を殺しなさい。さもなくば、あなたたち能力者は死ぬ事になるでしょう」

 と……
 儂は皆を殺したくは無かった。だが、だからと言って、彼らも殺したくは無かった』

 皇は涙を惜しんでこう言った。

『だから、儂は彼らの王にこう言った

「儂の作る壁の中に某達を閉じ込めろ」
と。』

 だから閉じこもった。儂らも彼らも助かる道はこれだと。
 これしかないのだと







 それから数万年の時が過ぎ、壁の中には何個もの街が出来、人が増えた。
 そして人間たちも、前以上に人口が増え、街が出来、村が出来た。
 そして、真実を知る者はほんのわずかになってしまった。






少年A「なぁ、壁の向こうには一体何があるんだろうな」
少年B「だ、ダメだよ。外には怪物が沢山居るって、お父さんたちが言ってただろう?」
少年A「そんなの、俺たちなら倒せるさ!」
少女C「そんなの無理に決まっているわ! そもそも、あの壁をどうやって登って行くのよ!」
少年A「…そうだよなー」
少年B「さ。馬鹿な事言ってないで学校行こ?」

 そう言って三人は去って行った。