平気とは言っていないと言われ、我に帰った。「な、なんでも、ありません…なにも言ってません…あの、忘れてください…」なにを言おうとしていたんだろう、真っ赤になる顔を俯かせた。自分で自分の赤い姿はわからないが、なんとしても見られたくはなかった。
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