「わっ、大丈夫だって! 入院って言っても重い病気とかじゃないし……」ただ、眠れない。それだけなんだ、眠っても浅い眠りばかりで目が覚めてしまう。それだけ、なんだから大袈裟にすることでもない。「あ、だけど……そろそろ十夜先生がお昼を用意してくれる時間かも」視界に映った時計が12時をさしているのが見えてそう言った。
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