「ありがとうございます…先生は優しいですね、こうして目の見えない私に気を使ってくれて…」繋がれた手が温かい…周囲から見れば私は障害者…障害を持って生まれてきた人間。可哀想と同情されても助けるという人間はほとんどいない…中には馬鹿にする人だっている暴力だって…父に…。ちょっとずつ階段を登ってそう考えていた美琴。
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