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>>94
紺野様
上げ感謝します
いえいえ、こちらこそ気遣い有難うございます。

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朔(あーあ、バレちゃったか…今度、分かりにくい位置に配置させとこう)
と対応画面に切り替えた途端に小さな悲鳴を上げたカナに内心でカメラの配置をかえることを思案しながらも

(でも、まぁ…反応はあったし良好かな、やっぱ反応ある人の方が面白いし……というより、カメラもとかこれはいじりがいあるな)
と内心でそう思いつつ、

朔「んー…お詫びね」
と深刻そうな声音で、カナの言葉を反復するように言い、少しの間黙り込むと

「一応聞くけど、偽者さんはどんなお詫びをするのか…って偽者さんというのは失礼だから君の名前、教えてくれない？」
とさっきの声音とは違い柔らかな声で尋ねる、後かも知らない人かのように振る舞うが若干台詞は違いものの

高校時代にも、朔はカナに言っていた

『一応聞くけど、そこにいる人に、君にもどんな曲が好きか聞こうと思うんだけどさ　って、そこにいる人とか君って失礼だから君の名前教えてくれない？僕は--』

あれは、音楽室だったかなんてのは憶えてないけど、同じくピアノの練習しにって事かも分からないけど丁度音楽室に来た人に意見聞いたのがカナだった

初対面にとかさ、僕はあまり気にしてないけど行き成り、話しかけられておどおどしていたのが印象的だったし面白かったからそれは憶えている

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終視点

終(……事前に言えば良かったか、いや、言っても同じでしょうね)
と凪の様子を見て冷静に考えながら、強く握られたので手を痛めない程度に強く握り返し、

完全にカメラの位置を把握している終はカメラの死角(凪の隣)に来ると

終「凪、代わってほしくなったらすぐに代わる、まだ…平気ですか？」
とあちら側に聞こえないように凪の耳元で囁くようにそっと言っていた

※朔が「んー…お詫びね」と言って、黙り込んだ時に終が言った台詞です←