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>>396
樹「…二人が一番大事…」
二人？俺と兄さんのどっちかを選べないのか。
一番になるのは一人で充分だろ…？

政宗「…そっか」
微笑んで。
樹、変なこと、言うんじゃないぞ…と目で訴えながら樹を見るが、
もう、遅かったらしい。

>>397
祐斗「…亜樹、俺とゲームしよっか」
沈黙を切り裂き、つぶやくように言った。

>>398
風斗「…俺も出る。そのCM、エマと出て、エマの相手役やりたい」
むすっとしながら言う。
エマをそんなCMに出させたら、相手の奴、きっと本気にする。
危ないし、俺が出た方がいい。

>>399
薫「…いただきます」
微笑み返し、少し冷めてしまったオムライスを口にする。
さめちゃったけど、おいしい。

>>400
樹「なわけないじゃん。すっごくおいしかったから！！」
椿姫の肩に手を置きながら言う。


>>401
凜「そう。兄さんはいつもそうだから」
クスッと笑って言う。

政宗「いつも…？」
きょとんとしている政兄がつい、おかしくて笑ってしまう。