二次なりきり掲示板

Re: 『 トロイメライの隠し場所 』 -お知らせ3- ( No.200 )
日時: 2015/08/13 15:13
名前: 佐鳥 (ID: LuHX0g2z)

>>196


【どこかへ向かう道の途中/真谷才蔵】


 彼女には金色の髪がよく似合う。好みで自分の髪を明るい色に染めている人間を何人か覚えているけれど、金の髪の毛が自然に似合っている人間はあまり見たことが無かった。せっかくの真黒な髪の毛を染める女の子を見るたびに勿体ないことしてるな。なんて思ったりしたものだけど、目の前の彼女はそうは思わせない。むしろ優しい色合いが彼女の元々持っている雰囲気をより良く表しているとすら思う。
 少し恥ずかしそうに笑う彼女もまた可愛い。自分の家族や同種には腹に一物ある女性が多いもので、こうも優しい人に会うと和んでしまう。そんなこと、人間も同じだろうけれど。

「おれもいつか染めてみよっかなー」

 彼女に倣って薄茶色をした自分の頭部にそっと触れてみる。そうだなぁ。もしかして自分が頼り無さ気に見えるのはこの色素の薄い髪の色のせいかもしれない。真黒に染めればもう少しは雰囲気に厳つさが現れるだろうか。「何色が良いかな?」なんて笑いながら彼女に聞いてみた。

「手伝う手伝う! おれも別に忙しいわけじゃないしね」

 うっかり自分が路頭に迷っていたことを忘れて人探しを請け負った才蔵をきっと家族は「ウマシカ」と呼ぶだろう。
 人探しを手伝うならば、相手の特徴を自分も知らねばならない。そう思ったが故に聞いてみたその人の名前は「リンくん」らしい。彼女がリンくんの特徴を一つ一つこちらに伝えるたびに、才蔵は追いかける様にその特徴を繰り返した。

「160㎝……黒のジャージ……」

追いかけながら少しずつ頭の中でリンくんを形作っていく。闇夜に黒いジャージとはまた見つけづらそうな。上下ジャージってことは何かスポーツでもやってるのかな。それに白い脱色か。裏葉のように金髪の人間はいると言えばいるけれど白は珍しい。そう思ったからか「白い脱色かぁ、珍しいね」なんて関心を示した。

名前を聞かれて気が付いた。会話が自然に進んでいたのでうっかりしていたが彼女には自分の名前を名乗っていないし、自分も彼女に名前を名乗っていなかった。

「あー、そしたらおれのことは才蔵でいいよー。よろしくねぇ」

ちなみに才蔵が何時でも自分から姓を名乗らないのは特にどんな理由があるわけでも無い。ただの気まぐれだったから。

【しかーし、いくらイケメンぶっても自ら敵を探しに行くと言う大失態を招いている阿呆であった←← もちろん仲良くしますとも! こちらこそ、よろしくお願いいたします<m(__)m>】


>>199

【台詞3つ目に激しく萌えている私がいるんですがどうしたら(( 3キャラ目投稿ありがとうございます! ええっと、二代目当主設定とても美味しいし物語の良き要となって下さることと思いますしめっちゃ抱かれたい(←)んですがすみません。ちょっとこのままだと採用できないです。

と言いますのもですね。真谷一族がトロイメライを躍起となって?探すのは当主の命令だからでございまして、探して来いと言った当主は現在も真谷家本部に待機してなわばりを守っている的な設定が主の中にはあったのですがそれもこれも当主についての説明が一切なかった故に創作してくださったのですよね;; 本当にすみません<m(__)m> 一切合財でなくても構いませんので修正を入れて下されば特に問題はございませんです。最後にこんな至らないヌシで申し訳ないです…

追記:先代当主や現当主などの設定があいまいなキャラクターに関して参加者様が書いてくださっていたら主が拾いつつその人物像を完成させていこうという次第であります。しつこいですが主の説明不足でご迷惑を掛けまして申し訳ありませんでした…】