二次なりきり掲示板
- Re: 『 トロイメライの隠し場所 』 -イベント予告- ( No.225 )
- 日時: 2015/08/15 20:55
- 名前: 佐鳥 (ID: LuHX0g2z)
- 参照: 11
>>159
>>159
【夜中のとある道中/松里千草】
しかし、光の差さない商店街というものは閑静なことこの上ない。物音一つしなくなった闇夜というものは、千草にとっては不気味以外の何でもなかった。がやがやとした騒音は派手な友達と付き合っていれば何処にでも付きまとってくる。其れに慣れてしまっている自分も怖いけれど、そのせいかこの静けさは落着けなかった。なんかやたらに脳や目がさえてしまっている気がする。
なんだか、此処には幽霊が出そうな気がする。
(……早く帰ってこれ飲んで寝よう)
悪いことは想像しないと決めていても、そう念じれば念じるほど酷い想像が頭をよぎる。嗚呼、夜の商店街を舐めるんじゃなかった。
——なんて、考え事をしていたせいかもしれない。前方から誰かが来ているなんて気付きもしなかった。
「ぎゃっ」
いっぺんに声を掛けられて飛び上がる小心者の前に現れたのは1人の人間の様だった。
(……外国人?)
その人の話す言葉は間違いなく千草の今いる祖国のもので、美しく滑らかなしゃべり口は完全に日本人の其れだった。しかし柔らかく靡く金髪を初め、その姿は自分とは違う人種を思わせる。
おもわずその姿に茫然としてしまったのは、それだけが理由ではないだろう。その瞳の赤さと言ったらまるで血を連想させるような鮮やかさで思わず千草は鼻白むのだった。
こんな時間に出歩くんじゃなかったなんて心の中で思ったところでもう遅い。千草は顔を伏せると緊張で声を上ずらせながら精一杯にこういった。
「……あ、えと……今から私、帰るんで……」
こんなか細い声では聞き取ってもらえたかもわからないけれど。
【前半ほとんどコピペ&美しいラヴレンチさんをこんな不審者みたいな扱いにしてしまい御免なさいです;; 良ければ続けていただけると嬉しいです<m(__)m>】
>>222
【登録させていただきました! 本編への参加OKです!】
>>223
【有難うございます!! あともうしばしお待ちくださいませです〜】
総合掲示板
小説投稿掲示板
イラスト投稿掲示板
過去ログ倉庫
その他掲示板
スポンサード リンク