二次なりきり掲示板
- VS助次郎 ( No.311 )
- 日時: 2015/09/13 18:05
- 名前: 佐鳥 (ID: LuHX0g2z)
>>309
【赤月本部廊下→赤月隊長のオフィス付近/上脇助次郎】
助次郎の鼓膜を震わす声は、大抵下の方から聞こえてくる。しかし、その落ち着きと愛想をもった大人びた対応をする誰かの声は、地上よりももっと上から、助次郎の首に優しい位置から聞こえてきた。
上脇さん、と声を掛けられればゆったりのっそりと振り返り、その人物が誰なのかを確認した。瞳だけを動かしてつま先から頭の先までを眺めてみる。ひょろりとした体に繋がる首、その上にはプラチナブロンドとでも呼ばれそうな月のように白い髪の毛をした頭が乗っかっていた。青い眸もその月白の髪も、恐らくはその女性らしからない身長も自分とは同じ人種でないことを意味しているのだろう。
赤月は国際社会だ。そのことに最初は驚いたけれど、馴染んでしまえば大した問題とは思わない。
「あー、ファルファッラさん。お疲れ様デース。それからご無沙汰してまーす」
ヴェレーノ=ファルファッラ。第一印象は確か「デカい女」それは今も変わらないままだ。
助次郎が口許に申し訳程度の愛想を作ってみても、それは何処か企んでいるかのような厭味ったらしさを纏っている。
助次郎を運ぶ靴の音がかつかつと響き渡り、話しかけてきた少女の目の前でかつりと停まる。
その丁寧な口調と言い、こちらに向ける社会人のような愛想の良さといい、どんな良い教育を施されたのかと聞きたくなるほど大人びている。しかし、信じがたいことだ。目の前の彼女はまだ未成年であり、れっきとした少女なのである。
質問をされている手前だったが、助次郎は目についた書類に気をとられ、人差し指をそれに向けてこう言い放った。
「んー? あららー、すっさまじい書類の数……まぁでも、君、しっかり者だから預けても問題ないと思うけどね。ソレ、一体なんの書類?あ、それとも僕が聞いちゃ拙いヤツとかぁ?」
だったらごめんねぇーとパタパタ手をふるその仕草すら、助次郎は何処かかったるそうで、嫌味っぽいのである。
【うぉぉぉぉぉヴェレーノちゃんwktk! かなり失礼な絡み方をしてしまって申し訳ないです; 良ければ、お相手お願いします】
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