二次なりきり掲示板

※じわじわとイベントを準備しようとしているロールです。 ( No.320 )
日時: 2015/09/14 21:22
名前: 佐鳥 (ID: LuHX0g2z)

>>317

【赤月本部廊下→赤月隊長のオフィス/上脇助次郎】

すぐに本題に軌道修正したおかげか、ヴェレーノは苛立ちの影をすっかりとひっこめてくれた上に、用達に付き合ってくれたのだった。
なんだかつまらない。退屈という不満を一気に吐き出すように助次郎ははあっと重たくため息をついてまた肩の骨を鳴らした。もうちょっと色々と世間話をしたかったところだけれど、出来る子ヴェレーノだ。仕事中にこうしてグダグダと関係ない話をするのは様子を見るに嫌いなのだろう。今後は彼女の前ではあまりそう言う行動は出来るだけ控えよう。出来るだけだけど。

ヴェレーノは客への対応は手本の様だったが、両手がふさがっているせいなのか足でドアを叩いた。その粗雑さが先程との随分なギャップと違和感を感じさせるが、こうして振る舞いを変えてみれば本当に男の様だ。残念ながら顔は男の顔とは言えないけれど、きっと男装をしてみたら面白い。

「ぶふっ……隊長、居ないみたいだねぇ?」

(舌打ちしたよこいつ……!)

返答が無いこと——いいや、この場合は隊長の不在に苛立ちを覚えたのかヴェレーノは舌打ちをかました。出来る子とは言え、彼女は仕事だけをするために生まれたロボットでも、感情の無い木偶人形でもない。それは解っているけれど、そういう意外性を急に突きつけられると、驚くよりも先に可笑しくなってしまうのだ。
口許を抑えてそっぽをむいて苦みの混じった笑いを必死に抑えていた。

「まー、居ないんだったらしょうがないから別にまた今度でも……と、思ったらアララー」

挙句にヴェレーノは細い針でドアをこじ開けるのだ。その手の器用なこと。片手でドアを開けてしまったのだ。
どうなんだろう。隊長のオフィスのドアが針一本で簡単に突破できるなんて、思わず笑ってしまうほど安易なモノじゃないか。

「っていうか針一本で突破できるオフィスなんてやばいんじゃなの? と言うかそれともその芸当は君にしかできないものとかぁ?」

また小馬鹿にしたような下種な笑いを軽く飛ばす助次郎は「ドーモー」なんて言って、彼女の後に続いた。

しかしそこには自分が探している人物の姿は何処にもなかった。

「っていうか開けてもらったのはいいけど肝心の隊長様が居ないねー。オシゴトかな? それならまぁしょうがないんだけど……いやしょうがなくないか。普通に困るわ」

ずかずかとオフィスに歩み寄っては、ぐるりと部屋の中を見回すと「しっかし良い部屋使ってんねぇー」とまた関係ないことをのたまいながら、室内を歩き回り始める。きっちりとした本棚はガラスが張られていて、ついでに鍵つき。ああ、なるほど。鍵が使い物にならなくてもこちらで防衛線を張っているのか。

「ねー、ファルファッラさん。もしかして今隊長さん不在とか?」

【返信しづらいところで切っちゃってごめんなさい;;】


>>319

【こちらこそありがとうございました! 愉快で優しいクローリクさんとお話で来て楽しかったです^^ こちらこそ最後の最後まで駄文だらけで、なんだか申し訳ない; もちろん、いつかまた出会えると嬉しいです!】