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二次なりきり掲示板
- Re: 【じわじわと】『 トロイメライの隠し場所 』【イベントの】 ( No.323 )
- 日時: 2015/09/15 17:37
- 名前: フレア (ID: wJNgr93.)
- 参照: http:/
>>322【赤月隊長のオフィス/ヴェレーノ=ファルファッラ】
「別に真面目じゃありませんよ。周りがいい加減なだけデース..って、別にゆるい軍隊じゃないですよ?この針だって玩具な訳じゃないですし、鍵穴は僕たちの誰かが開けたのがわかったらすぐに変えられますし」
上脇の思考を呼んだかのようにそういえば、ヘラリと笑って先ほどの針を見せる。よく見れば先の方は奇妙の形をしており、どうやら普通の針とは違うらしい。
「針を曲げたり伸ばしたりして僕が作ったものなんですよ。仕事上針なんかの扱いは得意なものでして、盗聴とか盗みとかばっかり上手くなるんデスヨネ」
サラッとそういったヴェノは、針をポケットに直して代わりにペンとメモ帳を出す。「鍵開けましたよ。後、お客さん来てるんで戻ってきたら連絡してください」と書けば、ビリビリっと破って持ってきた資料の上に置いた。仕事上、と言うのはヴェノが普段していることを知っている人間であればすぐにわかると思う。どちらかといえば隠密調査などの、影で動く事を基本にしているのだ。だから盗聴や盗み、スパイなどの仕事を任される事が多く、こう言う技術に磨きをかけている。
「どーいたしまして 」と言って軽く笑えば、結んでいた髪を一度解く。かすかに香る匂いは甘く、やはりそういうところには気を配っているのがわかる。お疲れ様と、そう言われた時は実際少し反応に困ったものだ。感情があるのかないのか定かではなく、かといってそんな事をいちいち聞くほど気心私れた中でもない。選択間違えたかなぁ、と思うヴェノの表情は少しめんどくさそうだった。
「あー、なら行きますか?」
髪をくくり直し、振り向いたヴェノは自分よりも背の高い上脇を見つめた。
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