二次なりきり掲示板

Re: 【じわじわと】『 トロイメライの隠し場所 』【イベントの】 ( No.363 )
日時: 2015/09/26 11:08
名前: フレア (ID: nLPrrFyW)

>>361【深夜の公園/雨乃宮】

「ふーん、そりァ大層なこッて」

自分が聞いたにもかかわらず興味なさそうな反応をすれば、向けられた銃口を見て笑う。それで俺が殺せるものか、そんな感じだ。すれすれの位置に放たれた弾丸も、それと同時に来て武器を抜いて構える赤月の隊員たちも、今の雨乃宮からしたら「ちっぽけな人間」にすぎない。
自分よりも短い時間を生きる人間、儚い命の灯火が今ここで自分の手によって消されようとしている。滑稽な話だ、昔は自分もそちらの立場だったのだから。

ふぅ、と息を吐いて目を瞑ればば、右手を横に突き出して目を開く。ギラリと青色の瞳は妖しく光り、突き出した手には黒魔術によって構築された死神の大鎌。時間があれば銃で十分だったのだが、なにせ霜乃のケーキを買いに行かなければならないから時間が惜しい。そのための判断だった。

「かかッてこいよ、坊主ども。俺が相手してやらァ」

鼻で笑う、その表情に怯えなどない。少し身をかがめて鎌を構える、その動作は滑らかで。不敵に笑うその表情、ギラギラと光る目、まるで猛禽類の様だと言われたのはそう昔ではない。