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二次なりきり掲示板
- Re: 【じわじわと】『 トロイメライの隠し場所 』【イベントの】 ( No.389 )
- 日時: 2015/10/03 17:33
- 名前: フレア (ID: zMzpDovM)
>>386【深夜の公園/雨乃宮】
録音や筆記をする様子を見ながら、随分と熱心だなと少し関心をする。やはりこいつらにとって俺たちは「敵」であり「恐怖」なのだろう。それを別に困ったとも嫌だとも思はないが、自分だって人間だったのだと言ってやりたい気もした。
「ふーん...やッぱりあの頃とはちげェーか」
赤月の使う武器、それを聞いて懐かしむようにそう漏らす。あの頃は刀ぐらいしかなかったのだが、今では様々な武器があって、各自が違うものを使って戦う。吸血鬼は基本連携したりして戦わないが、こいつらはそんなにバラバラな武器でも連携をとって戦うのだから関心深い。昔の自分を思い出して、その口元に自嘲じみた笑みを浮かべた。
あぁ,もう直ぐ夜が明ける。そうなれば人間は動き出し、吸血鬼は眠りにつかなければならない。アレさえ見つかればそんな窮屈な生活をしなくて済むのだが、アレを見つけるのは当分先だと思う。多分、目の前の男が生きているうちには見つからない。ならば叩き切ることも面倒だ、「俺たち」が負ける訳はないのだし。野放しにしておいたほうが後々面白くなりそうだ。
「なァ坊主。お前が俺に忠告なんて、無意味以外の何でもねェーんだぞ?それによ____掌で踊らされてるのは、何時だってお前ら弱者だ」
その黒い瞳を見つめ返せば、ニヤリと笑って背を向ける。もう、会うことはないだろう。もしあったとしてもそれは後ろにいる男がこの世を去る時だ。そう思いながらその笑みを消せば、地面を蹴って木の上に飛び移り、森の中へと消えていった。
【離脱の流れにしました。お相手、ありがとうございます!口の悪い雨乃宮ですが、また縁があればどうぞよろしくお願い致します。】
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