二次なりきり掲示板
- 上脇助次郎 ( No.411 )
- 日時: 2015/10/16 11:36
- 名前: 佐鳥 (ID: LuHX0g2z)
- 参照: 短文スミマセヌ;
>>408【赤月本部/上脇助次郎】
何だか本当に可哀そうなことをしたけれど、だってまさかこの有能そうな顔をした少女の実態があんなに他人に噛み付きたがる生意気、かと思ったら窮地に追い込まれた途端にナイーブな根っこを見せる繊細な子供だなんて、想像しないじゃないか。
とうとう涙を流した目は自分と視線を合わせることは無かった。きっとしないのではなくて不安定な心ではできないのだろう。彼女は本当に可哀そうだ。か弱いのに、実質変人だらけで中には相当危ない奴もいる赤月に身を置いて、他に帰る宛てがあると言うのならばそちらを選ぶべきなんじゃないのか。そう思う。
(まあ、自分が好きな方を選んだ結果って言うのなら別に可哀そうなわけじゃないか)
笑った顔さえ悲しそうで、無理をしているように見える。それを助次郎は静かな目で観察する。健気なヴェレーノ=ファルファッラ。此処でずっと生きていけるのだろうか。
「んや、話してくれると思うよ。下っ端も総動員で活躍してもらわないといけないっていう大事な案件だからさ」
些細なことではないけれど、これくらいは教えても良いだろう。別に彼女口が過ぎて周りに知れ渡ったとしてもこれくらいの情報なら構わない。
すべらかに声が出るようになった彼女は笑う。そう言う顔が一番似合っている。けれども自分が相手を素直に褒めるなんてガラでも無いことは出来ないから。
「次から常にそう言う顔してなよ。張り付けた笑顔じゃなくってさ。その方が見苦しくない」
けれど、そう言う自分も自然と笑顔を作っていることに助次郎は気づかない。
「それじゃあ、お元気で」
踵を返す助次郎は、研究室へと向かっていくのだった。
【取り敢えずイベントのことはさて置き、流れとして解散させていただきました; お相手ありがとうございましたです(_ _)】
総合掲示板
小説投稿掲示板
イラスト投稿掲示板
過去ログ倉庫
その他掲示板
スポンサード リンク