二次なりきり掲示板

Re: 『 トロイメライの隠し場所 』 -本編解禁- ( No.69 )
日時: 2015/08/05 08:52
名前: 佐鳥 (ID: LuHX0g2z)
参照: このスレの比率⇒吸血鬼:人間=9:4 野郎:乙女=8:5

>>62 & 周辺のALL様

【町の時計台周辺にて/真谷才蔵】

美しい月明かりが照らす暗闇の中。良い教育を施されている子供たちや地面からのびのびと空へ向かって背を伸ばす草木も寝静まる煮える様な暑い夜のこと。

少し鼻にかかったような、けれども男のものとわかるやけに明るい歌声が響く。

「うーさーぎー美ー味ーしーかーのーやーまー。こーぶーなーつーりしーかーのーかーわー」

 もう何時間ほど自分は此処を彷徨っているのだろうか。太陽が沈み外食してから、少しばかりふらふらと散策をして、いざ帰ろうとしたら道に迷う始末だ。才蔵は昔から道を覚えるのが苦手だった。というか覚える気が無いから道に迷う。しょっちゅう道に迷っては両親に迷惑をかけて、父親には怒鳴られていたし母親には泣かれていたのをよく覚えている。昔だったら道に迷えばそのことを思うだけで焦燥したものだが、今となっては過去の出来事でどうってことはない。
 日本出身しては色素の薄い茶色の髪を生温かな風がねっとりと撫でていく。その気持ち悪さは正直言って好きではないけれど、それくらい、今の自分にはどうってことない。瑣末な話だ。

「ったく変だなぁ。さっきから同じところぐるぐる回ってるみたいなんだけど」

 まあ、帰れなかったら帰れなかったでどうにかなるよね。と、根拠もないことを才蔵は思う。
 しかし、さすがに疲れてきた。歩くのにも限界がある。いいかげんに何処かで休めないかと、立ち止まってきょろきょろしてみれば、うってつけとも言えそうな建物が目に映った。

 人間の寄ってこなさそうな大きな時計台。きっと上まで登れば誰かにみつかることもなく疲れを癒せることだろう。思い立った才蔵は足早に時計台の中に吸い込まれていった。

 その上に、まさか別の誰かがいるなんてことにも気づかずに。
 

【……まだ絡めていないですが一応霜乃さんに絡んでみたつもりです! なんというかすみませんです。話しかけるところから始めれば良かったZEEEEEと今更後悔orz やり辛くて済みませんが、良ければお相手お願いします】

>>67>>68

【はい、是非そうしてみてください^^絡み文ありがとうございます! 主キャラは今手いっぱいなので行けませぬが、誰か他の方が行って下さると思いますのでしばしお待ちくださいませ……私も部屋が暑過ぎて死ぬ】

——

ALL様へ

『 強制はしませんが、ALL文(絡み文)が投下されていて、まだお相手様が見つかっていない参加者様がいらっしゃって、尚且つ自分も飽きキャラがいる場合はガンガン絡みに行ってくれるとありがたいです。ALL文ばかりが連投されても収集つかなくなると思うので; また、最初から声を掛け合って絡むのももちろんOKですよ! 宜しくお願いします<m(__)m> 

そしてこれはまた書きわすれていたことの追加になるのですが、【本スレではドッペルの使用は禁止とさせていただいております】キャラ1体を動かすのは一度に一回だけとしていただければと思いますので宜しくお願いします 』