二次なりきり掲示板
- Re: 【コミッション】さよなら世界【スタート】 ( No.18 )
- 日時: 2015/08/10 13:51
- 名前: フレア (ID: wJNgr93.)
- 参照: http://文がめちゃくちゃ...
(あぁ、本当に気分が悪い。)
数年ぶりの気がする部屋に一番最後に足を踏み入れたディアナは、もう席についていた男二人を見て若干眉をひそめた。ディアファミリーの方はまだ良いのだ。そこまで交流も何も無いが、大きな争いもこの数年は起きていないからディアナも大きな苛立ちを覚えることはない。問題はもう一方、ブラッディファミリーのほうだ。顔を見るだけで不快感が襲う、過去を思い出してしまうのだからしょうがないのだろうが。
席に着こうと入口から歩き出したときに、沈黙を破るダグラスの言葉。そうだ、今回集まった理由の一つは「ドールファミリーの壊滅」なのだ。
しかしファントムはドールとの交流は全くもってなかったため、ディアナの認識も「なんかマフィアが一つ潰れた」程度なのだ。だから悲しくもないし、嬉しくもない。冷めている、という表現が似合いそうなほどのドール壊滅への意識だった。
「って、やり過ぎですわよ。フィデリオ様」
思考を中断させるかのような音にそちらに意識を向ければ、いつの間にか立っていたフィデリオがドールファミリーの椅子を倒していた。少し気を抜き過ぎていたかもしれない、立ち上がる気配すら感知できていなかったのではボスとしてどうなのだろうか。そう思い首を少し振れば、呆れたようなため息をついたのち自身の席に着く。
まぁ、今回ばかりはディアナもフィデリオの意見に賛成だったためあまり強くは言えない。椅子を倒しはしないだろうが、椅子に刃物を投げつけるぐらいはしてもおかしくないぐらいにはディアナも同じことを思っていた。
「お久しぶりですわね、ダグラス様。そうですの...愛しの殿方に振られてしまい」
名前を呼ばれた視線を向ければ、冗談めかした彼の言葉にそう返す。もちろん嘘だ、愛しの殿方などいるはずがない。しかしなんとなく真面目に返すのも癪だったため、その冗談に乗ることにしたディアナはわざと泣き真似をしながらそう返答をした。
続くフィデリオの言葉、それに苛立ちを覚えたのだが相手は何も悪くない。けれども雰囲気からあの人に似ているフィデリオにそんなことを言われれば、いやでも初恋を思い出して嫌悪感がディアナを襲う。あぁ気分が悪い、早くこんな場をおさらばしてカーティスの淹れた珈琲が飲みたいものだ。そう思いながらも表面上は微笑んで、泣き真似をやめフィデリオに視線を向ける。
「あらひどいですわね、私もまだまだ恋する乙女ですわよ?」
足を組めば髪を弄り、自身の発言に突っ込まれる前に「そうなんですの?ダグラス様」と話の矛先をダグラスに向けた。
【わたしも久しぶりすぎて...(苦笑)開幕おめでとうございますっ、
どうぞディアナ共々よろしくお願い致します(笑)】
【ディアナの過去欄を追記いたしましたので、確認を含めて目を通していただけるとっ】
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