二次なりきり掲示板

Re: 【コミッション】さよなら世界【スタート】 ( No.24 )
日時: 2015/08/10 18:04
名前: 時谷 空 ◆AdKeSZp7eg (ID: 0ZzzaL.w)


>>21>>23


フィデリオの行動に青ざめてあたふたとしていたかと思えばこちらを振り返りボスがすみませんとエミリーが頭を下げる。その表情は心なしか疲労の色が見え、苦労しているのだなと苦笑いを浮かべ、いいえ。とだけ応えた。

「私も珈琲飲みたいわぁ…」

カーティスの言葉に同調するように頷く。この調子であればまだどうせしばらく本題へ行くことはないのだろうから。そう自身のボスへ視線を向ければこちらを見るダグラスと一瞬だけ目が合う。彼らが何を話しているのかまではわからなかったが何やらリーゼロッテにとっても楽しい話ではないようだった。
ただフィデリオがエミリーの事をとても可愛がっていて今も満面の笑みで手を振り満足そうな表情でいて、そんな表情もするのだな、とだけぼんやり考えていた。少しだけちくりと痛む胸に少しだけ俯けば左手に嵌められた指輪が視界に入ればぐっとその存在を確かめるかのように左手を下に手を組む。

そしてもう帰りたいと嘆くエミリーにまた困ったように笑い言い聞かせるかのように前を向いた。

「もうすぐきっと始まるわよ…。あの二人のくだらない言い争いが終われば、ね」

ダグラスとフィデリオの子供染みた言い合いに眉を顰め早く本題に入り終わらせて欲しいとだけ願っていた。この中で一番子供のようだと思っていたディアナだったがもしかすると一番大人なのかもしれない、とも少し思うようになっていた。いつしか顰め面から苦笑いに変わり円卓の様子を眺めていた。