二次なりきり掲示板
- Re: 【長文/開幕】さよなら世界【募集中】 ( No.50 )
- 日時: 2015/09/28 16:18
- 名前: 時谷 空 ◆AdKeSZp7eg (ID: 0ZzzaL.w)
- 参照: おじさん少し明るい人に修正しましたww
>>47
快晴の空は雨の気配など全く感じさせずに青く澄み渡っていた。
美しい空を眺めながら今はまだなんの喧噪もない活気づきあちらこちらから楽しそうな話し声があがる空に劣らず美しい街を警察総合指揮官直々に見回りをしていた。
いや正しくは見回りというより堅く重苦しいあの部屋から逃げ出してきたのだ。ある程度の仕事は終わらせたし、少し小腹も空いた。見回り、という名の食べ歩きがしたかっただけ、と言われれば面目もつかないが、まぁつまりはそういうことなのだ。
自分へ言い訳をくどくどと心の中で説きながらもその足は確実に一歩一歩と自身の好物を置いてある店先へと伸ばしていた。大通りに面したその店はマフィンや焼き菓子などを取り扱う洋菓子店で惜しげもなく通っては部下や市民からは「見た目にそぐわず可愛らしい食べ物がお好きなんですね」と茶化されたものだ。
先のドールファミリー壊滅戦以降から新組織を立ち上げその課に所属した者たちへ労いも込め手土産にと多めに購入し店を出る。路地裏へ続く道に面しているこの道は人通りも少なくなっていき危険も多く毛嫌いするマフィア等が街を荒らしている光景も良く目にする。そんな奴らのせいでこの店が潰れてしまうのは如何せん許しがたいものだった。
ロベルトはそのまま警察本部へとは戻らずに少しだけ言い訳にした見回りを実行することにした。
さらに奥へと続く道に不意に突然飛び出してきた物体に瞬時に銃を構えると何やら毛玉の様なモノで銃口は白い物体に向けたまま辺りを見回し他に不審物などがないことを確認し、再び銃口の先の白い物体に視線を戻す。
先ほど一瞬だけしか焦点を合わせなかった物体にロベルトはなんだ、と安堵したようなため息をつきその物体に近づいた。
「どっから来たんだ猫やい?」
しゃがみ込み先ほど自身を警戒させた白猫にロベルトは破顔しうりうりと路地裏では珍しく毛並みの良い猫を夢中で撫で回しこちらへ歩いてくる足音に気づかないでいたが、しかし10mほどだろうか、靴底でコンクリートを叩く音にはっと顔をあげると何やら泥だらけで歩を進める青年がいた。
顔はよく見えないが恐らくこの国の人間なのであろう青年に、声をかけた。
「そんな恰好で一体どうしたんだい?」
(初絡みで緊張緊張ですがどうぞよろしくお願いします…!!
何気に佐鳥さんとの絡みを楽しみにしておりましたww)
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