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>>570

ゾラ『ハッハッハッ！
実に人間らしい考えじゃないか。
自分の知りうる常識、法則、原理に囚われ、本質を理解出来ない……』

(相手の言葉を聞き、仮面を被っている為、素顔は見えないが、高らかに笑いながら、相手の思考が人間のそに近いと言う事を馬鹿にするかのように言う。)

ゾラ『『寿命』『法則』『絶対』『世界』『定理』『条理』『究極』『限界』『運命』・・・・・
それらは全てムンドゥス様が定めた事だ、言うなれば、お前達のその思考や感情、意思、能力も全て、元を辿ればムンドゥス様が創造した作品の一つだ。
ムンドゥス様が自然消滅する？自害する？
……それはまず有り得んな………
ムンドゥス様はいかなる『理』にも縛られない唯一無二の存在だ………
貴様や我らではムンドゥス様の事を何一つとして理解する事が出来ない………』

(目には見えず、感じる事も変える事も出来ない『法則』や『条理』、それらすらムンドゥスが創造した物の一つであり、ムンドゥスの事は何一つとして理解出来ないと告げる。)

ゾラ『世界の創世と破壊も、ムンドゥス様にとってはただの暇潰しの一つなのだろうな……
貴様は全知全能を理解していると言ったな？
………それはおそらく本当の全知全能では無いな、真の全知全能は我らが知り得る事はまず、不可能なのだからな……』