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茉莉さん、華ちゃん【>>67】
【かなり返信遅れてすいません】

「……さぁ？」
スタンガンを首元に当てられたにも関わらず表情が全く変わることがなかった。その表情からは怯えているのか其れとも余裕なのかすら分からない程読み取るのが難しい。そして相手の質問に短く答えれば自分自身に貴女の質問に答える気は無いと言う意識を示しているようだった。

腰にある剣を瞬時に抜けば的確にスタンガンに当てた。的確に当たったこともあり彼女の手からスタンガンが落ちる。其の後は何もする気は無いのか剣をしまい自分から離れていった。

やはり先程から顔色を見ていたがかなり青白かった。少しの間だが分かったことがある。彼女は男嫌いなのだろう。彩音に対する態度と俺に対する態度がかなり違いすぎた。そんなに男が嫌いなら近づかなければ良いものの、何て思うが彼女に話しかけるなと言われたからには言う必要が無いと思い言葉を発さなかった。

「なぁ、そろそろ帰って良いか？」
彼女に聞くと面倒なことになりそうなのであえて此処は絢音に聞いた。