二次なりきり掲示板
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- 【指名制】Other Side 【募集中】
- 日時: 2015/09/20 22:47
- 名前: 雛 ◆iHzSirMTQE (ID: RnkmdEze)
いつからだったか、私の家はこの狂いそうな程真っ白な部屋だった。
この部屋に連れてこられて、初めのうちは白衣を纏った人達に変な機械で体を沢山調べられた。
でも、食べ物はちゃんと栄養のあるものだし、不便なことがあっても白衣の人達に言えば大抵解決してくれる。
ただし、『外』に出ることは制限されていた。
『外』は私が乳幼児期に見たことのあるものとは少し違う、でも『外』と断言できるものだった。
自由時間、部屋を出て廊下を抜けると、そこには広大な大地が広がっている。
下は土や雑草、上には綺麗な青色の空が無限に広がっている。
周りの人は私や私と同じ境遇の子に、これが『外』だと教える。
実際『外』には学校や店やビル、色んな建物がある。
でもどこか違和感があって……皆一度は、この空間には限りがあって、どこかに壁があるのではないかと考え、そして走る。
しかし走ったところで、景色は無限に広がるばかり。
ほとんどの人が途中で諦めていった。
私は諦めてここの生活に溶け込んでいく子達をみながら、壁を探し続けた。
「あ……」
いくつ月日がたっただろうか、私はやっと辿り着いた。
背景に上手く馴染むような絵の描かれた壁の許に。
ふと周りを見ると、壁に梯子が設置されていた。
それを登り道を進んでいくと、前に移動する形式のエレベーターがあった。
そのエレベーターに乗ると、呆気なく私の部屋の近くの廊下に辿り着いた。
調べると、どうやらこのエレベーターはこちら側からも行けるらしい。
この日から私の壁調査が始まった。
* * *
ある日、私がいつもと同じように壁の調査をしていると男の子の声が聞こえた。
あちらも私の声に気づいたようで、私に対してであろう問いが聞こえた。
「お前、『そっち』の人間か?」
「え? な、何のこと?」
「なにも聞かされてないのか……こっち側にいるやつは、お前らみたいに超能力者じゃないんだ」
突然知らされた事実、当然信じられなかったが、彼はゆっくり説明をして証明してみせた。
彼いわく、私たちのいる領域の者は特殊能力者と一般人がいるらしい。
彼のいる領域の人達は、物理型超能力者だとか。
「どうして私達はこんなところに監禁されてるのっ? ここは本当の外じゃないんでしょっ?」
「それは……今、外は危険なんだ。超能力に目覚めた奴等が無作為に殺人や強盗とかをしてる」
「え……」
「ここにいるのは、正常な能力者だけ。能力者の優越に呑まれた奴をこれ以上増やさないため、こうして監禁し管理してるんだ」
私の知る外の世界はとっても平和で、そんなことになるはずがない。
「人間はそういうもんなんだよ」
「でも……」
「安心しろ、いつかは外に出られるさ」
「本当にっ?」
「ああ……外のイかれた超能力者たちを——消すためにな」
「え……」
彼は続けて呟いた。だからもっと強くならなければいけないと。
施設内には非超能力者である普通の人もいる。
そんな中で、私たちは超能力の訓練をされていたのだ。
外の超能力者達を消し去る道具として——
壁は分厚くて、固くて、どれだけ頑張っても壊すことはできない。
だから、彼ともまだ顔を合わせられないでいる。
「お前さ、明日暇か?」
「え? あ、うん……」
「じゃあ、明日そっちの会議室に行く」
「ど、どうやってっ?」
「明日の実技試験があるんだが……それに合格するか——外の奴を少なくとも五人、殺すかすれば、な」
「そんなの、ダメ……」
「分かってる、必ず試験に合格して、そっちに行く」
その日の夕方、私たちは集められ、この施設のリーダーである男の話を聞いた。
「明日、能力テストをおこなう。合格した者はとある部隊に入ってもらう。テスト内容は、物理型超能力者と呼ばれるものとの対戦だ」
明日の朝になるまで、ずっと祈り続けていた。
彼と、顔も知らない男の子と——対戦相手にならないことを。
* * *
——Another——
私は、自分が何の超能力かを知らなかった。
私の周りの子達は皆、白衣の人たちから教えられているのに。
私が直接聞いても、彼らは何も教えてくれない。
ただ一言——『君は他に比べて、とても危険なんだ』と。
退屈しのぎにまた壁の許へくると、今日も彼はいた。
多分偶然じゃなくて、待っていてくれたんだろう。
彼と話すなかで私は自然に悩みを口にしてしまったようだ。
「お前の能力な……」
「あ、いや、ちがっ……き、気にしないでっ」
「いや……気になるなら、探ってみるか?」
彼はにっこり笑って言う。
しかし、こちらとあちらは仕切られていて、どちらかに行くことができない。
「心配するな、今日から月に一度、そっちに行って特殊訓練をすることになったんだ。その合間にこっそり資料室に忍び込む」
「……わかったっ」
彼のこの作戦は、あっさり成功することとなる。
資料室、普通は立入り禁止の場所で私と彼はあるものを探していた。
それはしばらくして見つかったが、書かれていたことに思わず資料を落としてしまった。
「うそ……」
危険種 能力『視殺』
相手の目を見ることで、その相手を瞬殺することが可能。
標的の症状:全ての穴から血を吹き出し、数秒して動かなくなる。
現状:訓練中無意識に発動、指導者二人、死亡
「私、バケモノなんだ……」
淡々と書かれた文字に心を削られていく。
不思議と、悲しくはなかった。
でも、受け入れもできなかった。
「お前、暴走する前に殺しておいた方が良さそうだな」
悲しくなるのはそう——大切な人にそれを、受け入れてもらえないとき。
貴方の目が酷く冷めていたのは、私の錯覚、かな。
* * *
はい、今日は! クリックありがとうございますっ。
プロローグって言うか説明文ですね、はい(笑)
今回は二種類の超能力のはなしです。
それでは、ごゆっくりお楽しみください!
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- Re: 【指名制】Other Side 【準備中】 ( No.1 )
- 日時: 2015/09/20 20:47
- 名前: 雛 ◆iHzSirMTQE (ID: RnkmdEze)
*説明
超能力
無意識に発生し、検査によって発見される。
超能力は2つにわけられており、それぞれが別の場所に住んでいる。
双方ともに優秀な者たちはお互い会う機械もあり、共通して下のランクのものを服従することができる。
超能力が発生する年齢は速ければ生まれたときに、遅ければ24歳ぐらいまでだと言われている。
能力は施設の人の人の手によって、リミッターを掛けたり解禁したりする。
反乱防止のため、A〜Sランクの能力者にはピアスなどアクセサリーの形の強力なリミッターを着けさせている。
特殊能力
超能力の中でも、浮遊や重力操作、瞬間移動など元々できないものの能力のこと。
EランクからSランクまであり、ランクは月一回のテストで変わる。
Sランクの超能力者は大きめの部屋に住むことができる。
物理型超能力
超能力の中でも、腕力や脚力などが異常に強化されるもののこと。
体の能力だけではなく、剣術や体術など強化されるのは人それぞれ。
E〜Sランクまであり、月に二回テストが行われる。
Sランクと、管理者たちに選ばれたものは大きめの部屋とメイド、及び執事を雇うことができる。
有能な人間は別館の豪華な部屋に住むことはできるが、管理側の仕事を手伝わなければならない。
危険種
特殊能力の中で、かなり危険なもの。
管理者達が定めており、『視殺』『消失』『爆破』など。
危険種は別館で住み訓練をし、活動は他の超能力者と同じで『外』に出られる。
リミッターは首輪型とブレスレット型を両手両足に、計五つ着けさせられている。
施設
広大な敷地に作られた建物で、中には研究室やらの他に、能力者たちの生活の場である領域もある。
領域は分厚い壁によって2つに区切られており、『桐空』には特殊能力者が、『桐海』には物理型超能力者が住んでいる。
施設の外は完全な無法地帯で能力者たちが暴れ続けている。
事実を知った者も、許可なしでは外にはでてはいけないとされている。
本館と別館があり、部屋はかなり多い。
部屋はA101〜C999まである。
桐空学園
桐空にある、特殊超能力者たちの大きな学園。
中高大一括で、授業の中には超能力のための訓練がある。
桐海学園と協力して経営をしており、月に一度パーティーを行ったりする。
桐海学園
桐海にある、物理型超能力者たちの通う大きな学園。
大半の授業が訓練で、放課後も自由参加で補習がある。
月に一度桐空学園の生徒とパーティーがある。
*注意事項
・荒し、なりすまし、チェーンメールなどは止めてください。
・チートキャラはなしです。
・本体同士の恋愛、喧嘩は止めてください。
・NL.BL.GL 何れでも可能です。
・指名キャラの能力など初期設定の変更可能です。
- Re: 【指名制】Other Side 【準備中】 ( No.2 )
- 日時: 2015/09/20 22:28
- 名前: 雛 ◆iHzSirMTQE (ID: RnkmdEze)
*Boys
能力(特殊超能力者時)/能力(物理型超能力者時)
——何か用か——
古坂 徹 攻め
重力操作/体術
黒髪に黒い目、長身で屈強な体つきをしている。
冷静沈着で冷淡、真面目だが頑固で自分の意見を曲げない。
銃を愛好しており、自分の銃に触れられるだけでキレる。
人を批判することが多く、彼が認めた人はまだ一人しかいない。
恋愛面では一方的な感情から強引に襲うことも。
「俺の銃に触るな」
「お前はポンコツだな」
「俺のモノにならないなら、無理矢理でも服従させるまでだ」
——あ、ごめーん。手が滑っちゃたー——
仁山 一也 攻め
読心術/拳
少し長めの黒髪に紫の目、細身だがかなり力はある。
ドSで人をからかうのが好き、女性に対して『遊び』と称して非道なことをする。
男仲間で表向きは仲良く見せていても、裏で暴力を振るっており、彼を知る人は皆彼に怯えている。
独占欲が強く思い違いで暴力を振るってしまい、今まで付き合っていた彼女たちから逃げられたらしい。
「拷問? 何言ってるの、ただの遊びだよ」
「飽きた。君が男どもにやられてるの見てみたいな……(黒笑」
「そっちが奪ってきたんでしょ? ……返せよク ズ」
——と、とりあえず、俺のそばにいろ///——
片沢 龍真 攻め
念力/怪力
金髪に同色の目、長身で筋肉質。
短気でキレると暴力的だが、根は優しい。
不器用で女性の扱いに不馴れな照れ屋。
物理型超能力者じゃなくても力は強く、リミッターが掛かっていても怪力に近い力を出す。
「大丈夫か……?」
「何かお前、可愛い、な……////」
「俺の女に手出すんじゃねぇえ!」
——初めまして、お嬢様——
夜霧 信 攻め
具現化/剣術
黒髪に藍色の目、長身でよく燕尾服を着ている。
落ち着いており冷静で優しい、紳士的で女の人によくモテる。
真面目で恋愛に関しては結構さりげなく積極的。
好きな人は自分の命に代えてでも大切に守る。
「俺にできることがあれば、何なりと」
「ふふ、俺は貴女のそばから離れませんよ」
「貴女が好きです、俺と付き合ってください」
——お前を奪ってやるよ——
柳木 颯馬 攻め
強奪/瞬発力
黒髪に赤い目、身長は平均程度で整った顔立ちをしている。
冷徹で非道な男の人、特殊超能力者の場合は能力を使って他人の能力を奪ったり、人の恋人を奪ったりしている。
愛人を何人も作っており、本気で惚れたことや付き合ったことはない。
憎い人の知りあいや恋人がいる女性ほど壊したがり、隷属させることも多々ある。
「何だ? 俺に惚れたか?」
「お前はアイツのモノなんだよな……なら、めちゃくちゃにしてやるよ」
「お前がどうなろうと興味ねぇ」
——恋人ごっことか、気持ち悪いよ——
瀬川 裕樹 攻め
爆破/腕力
青い髪に同色の目、キレ目で細身。
冷静沈着で冷たい、あまり他人に興味を示さない。
意外に嫉妬深く、嫌いな人は全力で潰す。
喧嘩に強く弱い者には興味がない。
恋愛に関しては無関心で、空きになっていたら束縛する。
「僕は君に興味ないけど」
「ねえ……何でアイツが好きなの?」
「それ、僕のモノなんだけど」
——何……——
鷹上 京介 攻め
支配/柔術
深緑の髪に緑の目、身長は平均程度で活気のない目をしている。
やる気がなく、いつも気怠そうにしている。
容姿は良いのに女を嫌っており今まで付き合った人はいない。中身はドSで好色漢。
「退屈だ……」
「黙れって……」
「お前さ、無防備過ぎ」
- Re: 【指名制】Other Side 【準備中】 ( No.3 )
- 日時: 2015/09/20 22:45
- 名前: 雛 ◆iHzSirMTQE (ID: RnkmdEze)
*Girls
能力(特殊超能力者時)/能力(物理型超能力者時)
——壁ドン、ですか……特にときめきませんね——
赤来 椎名 受け
念力/体術
藍色のポニーテールに黒い目、細身で意外に小柄。
思ったことはすぐに口に出す、冷静で落ち着いた人。
少しずれているところはあるが真面目で真っ直ぐ、しかし一人を嫌がる寂しがり。
元々親の躾が厳しかったため少々堅苦しい。
「チャラいです。目の前にいると不快です」
「それは……甘えたい、ですよ」
「バレンタインデーには、特別な人にチョコをあげるみたいですね」
——うゎわわっ! す、すみませんっ——
永塚 冬海 受け
治癒/視力、聴力
肩までの黒髪に赤紫の目、身長は低いが胸は大きめ。
人見知りな上かなり怖がりで、初対面とは怯えながら話す。
ドジでほとんどのことに失敗し、周りを巻き込んでしまう。
能力が発達しきれていず、使用後はしばらく動けず無防備になる。
冬海の治癒能力は特殊で、服を脱がせて患部に手を当て治療する。
しかし恥ずかしさに冬海は毎回耐えられず、微妙な治癒しかできていない。
「は、はじめましてっ……」
「だ、だからその……ぬ、脱いで、くださいよっ/////」
「私は意地悪な人きらいですーっ;」
——私の足引っ張らないでよね——
宇佐 綾音 受け
テレポート/脚力
腰までの黄色い髪に同色の目、背は平均程度で胸は大きめ。
上から目線で少々生意気、しかし実力はあり意外に優等生で有名。
実は根はドMで縄などで拘束されるのを好む。
「そっちから先に名乗りなさいよっ」
「も、もっと……縛って///」
「どうせ私を好きになる人なんていないわよ」
——す、すみません……——
潮村 紅葉 受け
透視/脚力
腰までの白髪に水色の目、低身長で貧乳。
口数が少なく大人しい、地味であまり可愛くない。
透視能力はリミッターを掛けているときも作動しており、常に人の心が読めてしまう。
当然悪口も聞こえ、嫌われている事も分かるため本人は能力を嫌っている。
「こんな力、要りませんよ……」
「気持ち悪い、ですよね……言わなくても、分かりますよ」
「え……ご、ごめんなさい。気のせいでしょうか……能力で貴方が私を好きだと聞こえたのですが……」
- Re: 【指名制】Other Side 【準備中】 ( No.4 )
- 日時: 2015/09/20 22:46
- 名前: 雛 ◆iHzSirMTQE (ID: RnkmdEze)
*登録書
【名前/よみ】/
【年齢】
【性別】
【セクシャル】
【性格】
【容姿】
【特殊超能力者or物理型超能力者/能力】/
【備考】
サンプルボイス「」
「」
「」
【希望】(甘甘、シリアス、拘束、調 教など)
【指名/年齢】/
【特殊超能力者or物理型超能力者/設定】/
【ライバル/年齢/出現率(少or中or多)】//
【特殊超能力者or物理型超能力者/設定】/
【恋愛関係】 → ←
【出だし文】
- Re: 【指名制】Other Side 【募集中】 ( No.5 )
- 日時: 2015/09/20 23:18
- 名前: 将軍 (ID: RJ3BuKJV)
*登録書
【名前/よみ】本城 結城/ほんじょう ゆうき
【年齢】18
【性別】男
【セクシャル】責め
【性格】穏やかで真面目だが、キレると手がつけられず、無意識のドSでもある
【容姿】黒髪短髪で長身。整った顔立ちをしている
【特殊超能力者or物理型超能力者/能力】特殊超能力者/影使い(シャドーアクター)/影を自由に使いこなす能力。影の中に入って動き回ったり、影に実体を持たせ、物理攻撃もしたりと汎用性が高いが、暗闇の中など影が生まれないところでは使用方法が激減してしまう。影の中にいる間は存在を超能力を持ってしても感じることが出来ないので不意打ちや暗殺などに優れている。
【備考】Sクラスの超能力者で既に外での実戦経験を積んでいる
サンプルボイス「初めましてかな?」
「影からは逃げられないよ」
「君は僕のものだ」
【希望】なんでもあり
【指名/年齢】赤来 椎名/18
【特殊超能力者or物理型超能力者/設定】特殊能力者/Bクラスの能力者で能力はAクラスの仁山の命令に逆らえず、仁山からの調教という名の拷問を受け続けている
【ライバル/年齢/出現率(少or中or多)】仁山 一也/18/中
【特殊超能力者or物理型超能力者/設定】特殊能力者/Aクラスの能力者で能力は爆破。赤来を自分の奴隷にしようとしている
【恋愛関係】本城←赤来←仁山
【出だし文】赤来が外で調教を受けている時に通りかかって助ける
- Re: 【指名制】Other Side 【募集中】 ( No.6 )
- 日時: 2015/09/20 23:34
- 名前: 雛 ◆iHzSirMTQE (ID: TRpDG/gC)
将軍様
登録ありがとうございます!
よろしくお願いします。
- Re: 【指名制】Other Side 【募集中】 ( No.7 )
- 日時: 2015/09/20 23:35
- 名前: 将軍 (ID: RJ3BuKJV)
早速やりませんか?
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