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- ・All the world's a stage『 長文 』
- 日時: 2015/12/26 15:47
- 名前: 寝退 ◆HyWhrnhVWU (ID: VbOSBaFR)
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朦朧とする意識の中、錬金術師は自分をその腕に抱いて微笑む母親の姿を思い出した。
彼が造り上げた目の前の彼女は創造主である彼を見下ろして残酷な笑みを浮かべている。しかし追憶の中に在るその顔はとても優しく、彼を包み込んだ。
(嗚呼、私は何て愚かな事をしてしまったんだ)
彼がそう思ったのは彼女への罪悪感からでは無く、自分の孤独を埋めてくれた三人の子供達の顔が浮かんだからだ。
血の繋がりは無くとも、確かに彼等を愛していた。
何故自分だけが周りの人間達と違うのか、その運命を恨んだこともあった。
しかしその運命故に彼等に生きる術を与える事が出来たのだろう。
「お前は私の子供達に破壊されるのだろうが、彼等に伝えてはくれないだろうか」
彼は最期に嬉しそうに笑った。
(お前達を愛していた、と)
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・両サイドの拠点である屋敷と廃墟に関する詳細を追記しました。廃墟の設定は人形側のリーダー枠のお二人で作って下さいました!ありがとうございます。
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>>1 【 世界観 】
>>2 【 挨拶と規約 】
>>3 【 役柄と説明 】
>>4 【 参加者一覧 】
>>5 【 登録書 】
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- Re: ・All the world's a stage『 長文 』 ( No.9 )
- 日時: 2015/10/15 12:53
- 名前: 寝退 ◆HyWhrnhVWU (ID: CVGC9rYr)
>>7-8
【このスレを建てる上でお二人の力は不可欠でした、ありがとうございました!確認させていただきましたが創設者枠としては何の問題もありませんので登録させていただきます。今後とも宜しくお願いします。】
- Re: ・All the world's a stage『 長文 』 ( No.10 )
- 日時: 2015/10/18 00:30
- 名前: 時谷 空 ◆AdKeSZp7eg (ID: f/YDIc1r)
- 参照: あまりにキチなので本体様には許可をいただいております。
・Chelsea=Gaveston (チェルシー=ギャヴィストン)
『ボクのフェリ様に気安く話しかけないでよね!!フェリ様に御用の時にはまずフェリ様親衛隊であり直属の部下であるこのボクを通すこと!!』
性別【男】
年齢【17】
能力【目と同色に輝くピジョンブラッドルビーはプリンセスカットされ、武器である組み立て式の如意棒のような長めの棒は1.7mほどの長さであり、その先端部に嵌められているのがその結晶である。発動時は強く結晶部分に衝撃を与えるとその場ですぐに爆発を起こす。衝撃度によっては小さな爆発や大きな爆発を起こすため、大爆発を起こす際にはそれ相応の場所から飛び降りたりして先端部に衝撃を与えないといけない。必要素材としては火薬だけで簡単に入手できるため能力は割と積極的に使用している。】
性格【女の子として両親からも可愛い可愛いとまるで箱入り娘のように育てられてきた反動なのか、少し高飛車になってしまった。フェリクスの前では従順な犬の様になってしまうがフェリクス以外のその他大勢には毅然とした態度で上から目線で物を言うことも少なくはない。】
容姿【枝毛や切れ毛の一切ないさらつやな銀髪は毎朝ブローされ、すとんと流れる様に襟足あたりで切り揃えられている。結晶と同色の赤目は自身のチャームポイントだと本人は言う。睫毛は余すことなく長く生えまるで女の子の様で全体的に線が細く身長も155㎝と健全な男子としては低いが本人は特に気にしていない。むしろ、女の子の洋服が似合うと自慢しているほどだ。しかし今は所謂女装というのも少なくなり、普段は上下水色の少年が着用する警察服のような半袖ショートパンツに太めの黒タイに首輪。黒のベルトをし、黒の手袋をしている。腰には組み立て前の武器をいれるホルダーを着け、右側には鞭棒をぶら下げている。鞭棒は本人の趣味。】
備考【チェルシーが生まれた時愛する両親が欲したのは女の子だった。男として生を受けたチェルシーに両親は女の子の名前を付けた。そのまま女の子として育てられチェルシー自身も男の子だという自覚を持たないでいた。しかし、12歳の頃両親を人形に殺されてしまい孤独になってしまうが、現在の上司であるフェリクスに出会い、拾われその美しさに惚れ込み後をついて回るようになる。当時は何かに秀でるわけでもなかったが、フェリクスに気に入られたい一心で錬金術や武器の使い方など猛勉強し、あの慈しみを感じさせるような眼差しで接してくれていたフェリクスに応えるように勤勉的なチェルシーで今ほど荒ぶる態度ではなかったのだが、直属部下となった途端にフェリクスの物腰柔らかな態度が変わる。急変した鬼畜仕様な態度に最初こそ戸惑いはしたものの、初めて浴びる暴力、罵詈雑言に「あの顔あの声で罵られると心がざわつく」との、特にフェリクスを嫌い離れることもなく、むしろその裏の顔に快感すら覚えてしまった様子。蹴られる事がご褒美とでもいうように蹴られても恍惚とした表情でフェリクスを見上げ、「もっと下さい」と強請ることもある。痣になってしまう事もあり周りから心配される事も多々あるが、周りにはフェリクスの裏の顔が知られていないため、「戦いの中でちょっとねー」と誤魔化している。一人になり、自室にいる時などは残る痛みの快感に顔を歪ませる。
直属の部下という側近的な存在にまで上り詰めた現在では、フェリクスに対しては上記のようなドMを発揮するが、元々女王様気質なのか、その他大勢(チェルシーにとっては大根に毛が生えたように見える)にはきつい人当たりになってしまう。一部からは犬と呼ばれているがそれでも構わないと思うほどにフェリクスに熱を上げている。女装も猛勉強の際に辞め、腰ほどまであった長い髪もその際にばっさり切ってしまった。しかし直属の部下となり、少し余裕の戻ったいま、可愛らしい女の子や洋服をみるとつい眺めてしまう。】
「あっ!それ!そのブランド!最新作でしょ!?いーなァ、ボクも買いに行きたい。ねね、今度一緒に行こうよ!」
「フェリ様フェリ様フェリさまあああっ!見てくださいっ!ボク、なんと!人形殺しちゃいましたぁ!それも、いぃーっぱい!褒めてくださいっ!」
「え、なに。ボクは今フェリ様のお使いで忙しいんだけど。用があるならさっさと言ってよね、ほんとトロいんだから。」
募集【女子トークや買い物ができる女の子】
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フェリ様へ愛を注ぎます…!
もし直属部下ほかの方の希望あればこちらは蹴ってくださってもかませいません!一応確認お願いいたします。
少し修正入れました。
- Re: ・All the world's a stage『 長文 』 ( No.11 )
- 日時: 2015/10/17 19:25
- 名前: フレア (ID: n0SXsNmn)
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【 登録書 】
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・Rutsara=Malin(ルツァラ=マリン)
『ルツァラの命は、助けられた瞬間からレオンハルト様のものなんですよ〜。ですからどうぞ、貴方様の思うがままにお使いください』
性別【女】
年齢【21】
能力【血よりも濃い赤と闇のような黒が合わさった色をした、オーバルカボッション型の結晶。普段はハンカチで包んで鞄の中にしまいこんでいる。錬成素材は烏の羽、赤いレンガ、ぬいぐるみに使われるような綿、ピアノ線。使用できる能力は「物体操作」であり、一定時間の間だけ、ぬいぐるみや本などの自身が持てる範囲内のものを操ることができる。欠点としては、利用時間が3分だけと短いこと。水といった原型がないもの、自身が持つことのできない大きいもものは操ることができないこと。錬成素材時代は簡単に手に入るものなので、出し惜しみせずに使っている。】
性格【頭の中も外もお花畑なメルヘン女。一般常識が通用せず、バカな言動をして周りに呆れられることも少なくはない。からかわれたりバカにされたりしても意味がわからず、とりあえずスルーか笑みを見せるため徐々に突っかかってくる人もいなくなった。レオンハルトのことを敬っているのは当然だが、他二人やその直属の部下のことを少なからず尊敬している模様。しかし行動の中心はレオンハルトであり、何をするにしてもレオンハルトに迷惑がかからないように注意をしている(が持ち前の馬鹿さであまり意味はない)別にのほほんとしているわけではなく、騒ぐ時は騒ぐし黙る時は黙る。場の状況によってはきちんとした態度をとるから賢そうなのに、頭の花飾りで全てが台無しになっている。】
容姿【灰髪というには少々色素の薄い髪を巻き、右耳のした方で束ねている。長さは胸程度のものだが量が多く、洗うのにも乾かすのにも一苦労だとか。黒紫の瞳でタレ目、本を読んだり資料を作ったりというときには黒縁のメガネをかけている。化粧をする癖はなく、よほどのことでない限りはしない。身長は165前後、食べる量に比例せず体格はどちらかといえば細身だが腕力は人並みにある模様。】
服装【ゴムはシンプルな黒色だが頭の上には花飾りがあり、色素の薄い髪の上でとてもよく目立つ色合いをしている。もちろん花は本物ではなく造花なので枯れる心配などもなく、その種類は10を超えているとか。服装はゆったりとしたものや暖色系を好んでおり、膝より少し上程度の白いニットワンピースに黒色のタイツ。上からは淡いピンク色のうさ耳付きパーカーを着ている。足元は年上ブーツを履いているが、きちんと季節によって使い分けをしている模様。その色は黒や茶色の暖色系ではないものの方が多い。耳には花をモチーフにしたアンティーク風のイヤリングをしており、利き手ではない左手の親指にはシルバーの指輪。年の割にメルヘンチックな物を好んでいるが、服装やアクセサリーにその好みはあまり現れていない。】
備考【両親の結婚は周りに反対されていたのだが制止を振り切って駆け落ち、その際勢い余ってできちゃった子供がルツァラである。両親共々子供嫌いであり、それは我が子であっても例外ではなかった。幼い頃から最低限の食事と衣服しかあたえられず、愛情も注がれずに育ってきたために頭のネジが少し飛んだ子に成長。その意味不明な言動に怒り狂う両親から理不尽な暴力を受け、身体中があざだらけになったり骨を折ったりすることなんて日常茶飯事。それが普通だと思い、周りも自分と同じ食生活を送っているのだろうとずっと思っていた。メルヘンチックで脳内御花畑、身体中が傷だらけということもあり周りからは気味悪がられろくに友達もいない幼少期を過ごしていたが当の本人は気にしていない。周りの大人もそんな状況を見て見ぬ振り、家庭内暴力は徐々にエスカレートしていき15歳の頃にはついに監禁されてしまった。手首はロープで縛られたが足は縛られなかったので部屋の中は自由に移動でき、食事は毎日一回ビスケットと水を少しだけ。そんな日々が一週間弱続き、暴行され続けていたるところから血が出ていたルツァラはさすがに危機感を持ち始め逃亡を決意。部屋が一階だったため窓を体当たりで割ってそこから脱出をし、街中を彷徨っている時に出会ったのがレオンハルト。「王子様っているんですねぇ」と呑気な発言をした後にぶっ倒れ、意識が戻った時には屋敷のベットの上にいて近くにいた人から自分が連れてこられたことを聞かされる。ルツァラ15歳、「このままここであの人の役に立つ」という決心をして居座れば、今まで疎かにしてきた勉学に必死になって取り組んだ。 ネジが少し飛んでるがバカなわけではないため16歳後半で一通りの勉強を済ませれば、錬金術に関しての知識を頭の中に叩き込むために一日中部屋にこもったりもしていた。19の時に直属の部下に任命されても勉学をおろそかにすることなく今の地位に落ち着いている。ちなみについ最近知ったが、両親は借金取りに追われているらしい(ルツァラがいなくなっても探すことはなかった)前線で戦うよりもバックアップなどが得意であり、ハッキングや後方からの援護射撃を主にしている。部屋には無数のパソコンが置かれその数は7台ほど。ハッキングをする際は個人情報などを調べ上げることはせず、建物の見取り図や銃の構造の資料、その建物に関する極秘の情報などのみ。頑なに個人情報を調べたりすることを嫌がっている。家庭的なことをあまり得意としていないが、唯一料理だけは得意分野。無理難題を言われても作れるほどの腕前はある。因みに再生とかはあまり考えておらず、もしも助けられたのがコルヴェチカだったら共存派に行っていたしフェリクスだったら破壊派に行っていた。簡単に言えば、「その辺のことはあまり関係ない」レオンハルトのことを錬金術士たちの前では坊っちゃまと呼ぶが、二人の時や他の創設者、直属の部下たちの前では普通に「レオンハルト様」と呼ぶ。一人称は「ルツァラ」「私」二人称は「〜さん」がほとんどだが、年下には「ちゃん/くん」をつける。】
「初めまして、坊っちゃま直属の部下をさせていただいているルツァラ=マリンと言います〜。基本的にバッグバックアップ担当してるので、何か情報が欲しい時は言ってくださいね。坊っちゃまに迷惑がかからない程度のものならお答えいたしますよ〜」
「ハイなのですよ、レオンハルト様。先ほど言っていた建物の情報は得られましたけど...どういたしますか〜?ハッキングしても良いですし、ウイルス送り込んでもオーケーなのですよ?」
「なにしてるんだって...なんだか今なら飛べそうな気がするんで、ちょっと飛んでみようかと〜。って、なんで首根っこ掴むんです?下痢ツボまで押したら痛いじゃないですかぁぁぁぁぁぁぁっ!」
募集【ルツァラのボケに的確なツッコミをいれてくれるお方】
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【毎度お世話になっております、フレアです。
懲りずにまた来てしまいました...ハッキングなどは皆様のキャラの子の設定をこちらが決めてしまわないよう、個人情報などは検索しないものとしているのですが...少々私自身不安な点が多くあるため、何かありましたら即座に直しますのでおっしゃってください。】
- Re: ・All the world's a stage『 長文 』 ( No.12 )
- 日時: 2015/10/17 23:04
- 名前: 寝退 ◆HyWhrnhVWU (ID: GeNBR54o)
- 参照: むしろ私のキャラに効果時間の記載漏れが orz
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・お知らせ
【錬成や能力に関する記載で幾つか曖昧な部分があったので、詳細を追記させていただきました。】
>>10
【チェルシーくん可愛すぎか。早くも二体目のキャラ投下ありがとうございます!特に問題は見受けられませんでしたので、盛大に愛でられる覚悟で登録させていただきます。枠に関しては、物語が進んだら組織も増える予定なのでルールから外れていなければ問題ありません。ありがとうございます!宜しくお願い致します。】
>>11
【こちらこそお世話になっております、新スレにも早速参加していただけて嬉しいです!ありがとうございます。一通り目を通させていただきましたが、問題ありませんので登録させていただきます。ハッキングに関しても個人情報等の件はちゃんと考えて下さっているのでそのままで大丈夫です、御配慮ありがとうございます!ではでは、こちらでも宜しくお願い致します。】
- Re: ・All the world's a stage『 長文 』 ( No.13 )
- 日時: 2015/10/19 07:05
- 名前: 寝退 ◆HyWhrnhVWU (ID: TKLsfDAG)
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・Henriette=Schoendoerffer(アンリエット=シェンデルフェール)
『私はその、特別何かが秀でている訳では無い、けれど。コルヴェチカ様のように生きたいの。笑われても良いわ、私は……笑われたって笑い返せるような、そんな強さが欲しいのだから』
性別【女】
年齢【16】
能力【対象保護の能力で、対象を五分間ガラスの様な防壁で覆う。錬成素材にダイヤモンドが使われる事もあってか、その壁は見た目の割に頑丈で今まで一度も壊されたことは無い。デメリットは対象がその場から動けなくなってしまう事。使用対象は自分含め一人まで。範囲攻撃の能力を持つ仲間と共に行動する際、仲間の能力から自分を守る為に発動すれば、仲間が能力を使う時にその場から離れる必要が無い。錬成素材はビー玉とおはじきが各三個ずつと、水晶の原石、ダイヤモンドとプラチナチェーン。手に入りづらいと言うよりは高価でとても自分では買えない為、素材のストックも無く滅多な事では使わない。(初めて錬成に成功した際、錬成中に身に付けていた母の形見であるダイヤのネックレスが外れて釜の中に落ち、そのまま成功してしまった。)結晶化した際はトリリアントカットされたダイヤモンドの様に見えるが技術の問題か無駄に大きく作られてしまう為、重いそれを鞄に入れて持ち歩いている。】
性格【健気で明るくありたいと思っているが、元々は根暗で陰気なネガティブ思考の人間。コルヴェチカに出会ってからは彼女に感化され「明るくて皆に優しいコルヴェチカ様のように生きたい」と本人なりに頑張って前を向いている。しかしながら度々本来の自分が出てしまう。そんな自分を目の当たりにして落ち込んで、コルヴェチカを見掛けた時に何とか自分を奮い立たせて、とその流れを繰り返して頑張っている様子。】
容姿【至って普通な黒い瞳と髪を持ち、色白で不健康そうに見える。童顔で垂れ目でそばかすだらけ。身長は146cmと低めで本人は「まだ成長期ですから」と言い張っている。周りに特徴的な容姿を持つ人間が多い為か、地味な自分の姿を鏡で見る度に溜息を漏らしている。屋敷に来た当初腰まであった髪は、明るくなる為にと(しかし至って普通な)ショートカットにしており、顔を上げなくても人の顔が見えるようにする、と自分を追い詰める作戦で前髪も眉上で切り揃えている。いつも気弱な表情を浮かべ、何かと顔は引き攣りがちである。】
服装【錬金術師っぽい格好をして自分のモチベーションを上げる、との理由から薄茶色のローブを着用し、ずるずると後ろを引き摺りながら歩いている。大きめの鞄を肩から下げており、ネックレスやアクセサリーは初めて結晶化が成功した時のエピソードでトラウマになっている為、今となっては一つも持っていない。いつもパンプスを履いており、昔コルヴェチカに憧れてヒールを着用した事があるが歩く事さえ困難を極めた為すっぱり諦めたらしい。】
備考【昔は優しい両親の元で、学校も存在しない遠い田舎で暮らしていた。一人っ子でとても可愛がられ、貧しいながら楽しく暮らしていた。八年前のある日、物資の調達の為に少し離れた所まで出ると、そこに住んでいた者達は皆人形によって殺されており辺りは血の海と化していた。恐怖に怯え必死に走り家に帰ると両親までもが殺されており、アンリエットはどうすることも出来ずにそのまま一人で暮らしていた。その後声を掛けられ錬金術師として生きる事になり、コルヴェチカの思想に共感し、彼女に憧れを抱きコルヴェチカ派の錬金術士となる。直接接した事はあまり無く、本人を前にすると固まってしまう。物覚えが悪く錬成術も苦手としているが、八年間屋敷で暮らしているだけあって今ではそこそこの実力を持つ普通ランクの錬金術師。
コルヴェチカの真似をして石灰石を持ち歩いているが、チョークの方が使い慣れている為、結局チョークを使っている。いつか石灰石でかっこよく書けたら良いなぁ、と謎の憧れを抱いている。武器の扱いは苦手で持ち歩かないが、無駄に外出時の錬成素材として紙やら羽やら使い道の無さそうな素材を鞄に詰め込んでいる。】
「此処に来て錬金術を学んでみても、結局私は一人では何も出来なくて……本当に役立たずだと思ったんです。けれど、共存……その思想がある限り、きっと私にも出来る事があると、そう考える事が出来るようになりました」
「わっ!それは私が死に物狂いで集めてきた錬成素材よ!ねえ、返してよ!私だって怒ったら少しは怖いかもしれないでしょう!多分!それなりに!」
「ああ、今日も私はやらかしてしまった……どうしてこうなのかしら、ああもう。消えて無くなりたい。いっそ誰かの錬金釜に……いえ、私は立ち上がるのよ。そう、コルヴェチカ様のように……きっと、いつかは……」
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- Re: ・All the world's a stage『 長文 』 ( No.14 )
- 日時: 2015/10/23 07:41
- 名前: 寝退 ◆HyWhrnhVWU (ID: KVMT5Kt8)
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・Eliphalet(エリファレット)
『誰だって自分の好きな事をしながら生きて行きたいだろう?せっかくこの世に生を受けたんだ。君達が私を壊したい気持ちも分からないでもない。しかし、ここは見逃してはもらえないだろうか?』
性別【男】
年齢【32】
性格【生まれながらに自由奔放な性格だった。他人の事情に巻き込まれる事を嫌い、争い事や面倒事は極力避けている。人形にしては多趣味で、自分が興味を持った事には見境なく手を出す。そしてすぐに飽きる。煙草を好んで良く吸っているが、実は意外と短気な為、それを落ち着かせる為に吸っているのだとか。人間の老いに美徳を感じており、自分達は所詮造られた存在だという自覚もある。しかし開き直る事は得意としており、飄々と生きている。】
容姿【ミディアムパーマの黒髪は肩に付く長さで、切れ長の目は深緑色。釣り上がった眉毛は細く、尖った輪郭で顎に薄ら髭が生えている。細身だが背は高い方で、185cm程ある。黙っていればそこそこ凛々しく見えるのだが、知的なことを言っていてもどこか口調はだらしなく、喋ると残念とは正にこの人形の事を言う。】
服装【本人としては「そこそこ紳士な感じに見られたい」らしく普段からスーツを着用し、硬すぎるイメージも嫌だからと若干着崩してシャツのボタンは開けている。焦茶色の革靴を履き、服の内側にはいつも煙草の箱が入っている。首からロケットペンダントを下げているが、服の中に隠れておりそれを知る者は少ない。】
備考【生み出されてすぐにマザーに絶対的忠誠を誓う周りの仲間達に疑問を抱き、周りに流されずに真実を見極めようと一歩引いた位置から仲間達やマザーの様子を観察していた。その結果、人間もマザーも良く分からん。という結論に達したエリファレットは人間を殺しているフリをしながら人間と関わりを持つ事に。やがて一人の少女と親しくなるが、それに勘付いた仲間の手によってその少女は殺されてしまい、自分も破壊されそうになった為、止む無くその人形を破壊し『裏切り者』となり組織を離れた。少女の形見であるロケットペンダントを常に身に付けており、その中には少女が幼い頃に死別した母親の写真が入っている。今は人間と人形どちらに味方する事も無く中立者として一般社会の中で生きている。錬金術師からも人形からも狙われる立場に居る為なかなか大変だが、逃げ足は早く察知能力にも優れており、しぶとく生き延びている。投げナイフを数本と短銃を持ち歩いている。】
「我々が焦らなくとも、何れ全ての物事には終わりが来るのだよ。それは遠い未来かもしれないが、もしかしたら明日かもしれない。我々の生きる世界は一秒先の未来すら何も確定してはいないのさ」
「私はこう見えてもまだ十五年しか生きていないんだ、我儘くらい言わせてくれないか。人間になりたい訳では無いが、破壊される為に生まれて来たとは思いたくない。中立者として全ての物事をこの目で見て、そして自分なりの答えを見出したいんだ」
「このペンダントは私にとって自身のコアよりも大切な物だ……おや、何やら不穏な気配が近付いているな。うむ。共に逃げるとしよう」
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- Re: ・All the world's a stage『 長文 』 ( No.15 )
- 日時: 2015/10/20 00:38
- 名前: フレア (ID: nLPrrFyW)
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【 登録書 】
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・Alice(アリス)
『ほーんと、世の中不公平よねぇ。私だって感情はあるし生きているんだけど...人形ってだけでここまで差別されるとは思ってなかったわぁ。で、そこの人達は私の事を壊したいのよね。んー...残念だけどやりたいことはまだまだたくさんあるし、そのお願いを聞いてあげることはできないかしらね』
性別【男】
年齢【17】
性格【頑張る子、気の利く子が大好きな自称「みんなのお姉さん」だが、その実態はただのオカマ野郎。自分だけの現実や理想を強く持っており、それに邪魔さ存在は容赦なく排除する狂気的な一面と、健気だったり頑張ったりする子を見ると守ってあげたくなる優しい一面がある。多重人格ではない、ただ単にキャラの定まり具合がないだけ。好みの子を見つけると暴走する、結構きわどい部類に入る変態さんであるが容姿だけみればそんな物影も形もない。】
容姿【チョコレート色の髪は腰まであり、男とは思えないほど念入りに手入れされている。ストレートではなくゆるふわ。リボンよりも少し薄い赤い瞳は少しつり目気味。身長は155程であり、運動をしないからか女のように細身。肌は適度に焼けており、外見だけは普通の少女のように見える。ちなみに顔は中性的、男と言われても女の言われても通じる。】
服装【真っ赤なリボンをカチューチャのようにつけ横の方で結び、服装は黒のワンピースに白のエプロンドレス、足元は黒白の膝丈のシマシマ靴下にローファーを履いている。アリスをモチーフにしているだけでアリスになりたいわけではないため、このようなモノクロになった。爪には控えめなピンク色のネイルをしており、化粧もほんのりではあるがしている模様。いつも小さめのバッグを肩にかけている。】
備考【自分が男ということはわかっているが、どうしても女装をすることを止められなかったオカマ。女物の服も似合うような外見をしていたため、余計にハマって性格まで変わってしまった。その辺を突っ込まれると「人形に性別なんて、ねぇ?」と言って曖昧な笑みを浮かべる。人間も人形もどちらも好きだし、無闇に気に入った子を傷つけたくはなかったため人形達から逃げ出した。裏切り者とされ追ってきた人形もいたが、破壊することなく逃げ切れたのは本人でも奇跡と言っている。また自分のお気に入りの子や、自分の抱く夢などを侮辱されれば容赦なく排除しようと襲いかかるような暴力的な一面もあり、その時は普段よりも口調が荒々しくなる。一人称も「私」から「俺」に変わるのだが、服装とちぐはぐで男勝りな女の子にしか見えない。そして落ち着いた後はそんな自分に赤面して悶えてしまう。バッグの中には絆創膏やハンカチ、裁縫道具などの女子力アップアイテムを入れている。その中には多く針が入っており、それは御信用としての武器にもなるとか。よく通る声をしており、男にしては高い方なので女と言われても怪しまれることはない。そのため基本女ということで通している、ツッコまれればきちんと教えはするが自分から言おうとはしない。マザーに関しては憎しみを抱いたりすることはなく、何方かと言えばこの世に生み出してくれたことにすくなからずの感謝をしている模様。けれどそれと自分の生き方は別、人間を滅ぼすぐらいならマザーを裏切るという考えに至った。】
「あーっん!もう、なにこの子可愛いわぁ!私の好みをそのまま具現化したみたいね、お持ち帰りしたらダメかしら。いえ、たとえダメだと言われても私は諦めないわよぉ!」
「私はね?この世界の子みーんなが好きなのよ。だから傷つけたくはないし、悲しませたくもないの。そんな理由でわざわざ危ない道を進んで、仲間たちとも離れたりしたのよねぇ。だって、人間だからって傷つけるのは良くないでしょう?」
「それ以上あの子のことをバカにしてみな、俺は容赦なくお前を排除してやるから。それが嫌なら今すぐその減らず口を噤んでよ。俺だって争いごとをしたいわけじゃないんだよね。」
募集【アリスが気に入った人間の子(男でも女でもどちらでもオーケーです。)】
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了承ありがとうございます!不安要素だらけでしたので、安心致しました。
と言いつつも二人目投下します。オカマ人形です...初めてなのでとても緊張します(苦笑)気に入った子には全力で尽くす所存でございまする!
- Re: ・All the world's a stage『 長文 』 ( No.16 )
- 日時: 2015/10/20 00:13
- 名前: 寝退 ◆HyWhrnhVWU (ID: FGcintdM)
>>15
【新キャラの追加ありがとうございます。中立位置の人形さんには本来は絶対的存在であるマザーに対してどう思っているか、という描写を入れていただけるとありがたいです。強要は致しませんが…!基本的には問題ありませんので承認、登録させていただきますね!ありがとうございます。】
- Re: ・All the world's a stage『 長文 』 ( No.17 )
- 日時: 2015/10/20 00:24
- 名前: 寝退 ◆HyWhrnhVWU (ID: FGcintdM)
- 参照: なかなかアレなので空氏の了承は得ております。
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・Calvin=Rivette(カルヴィン=リヴェット)
『人間ってのはさ、内面は簡単に他人を裏切るけど、外見だけは絶対に裏切らねえだろ。だから俺にとってレオンハルト様は、あの人自体が特別好きって訳じゃねえけど絶対な訳だ』
性別【男】
年齢【20】
能力【対象の位置を捕捉する能力。十分の間、確実に相手の位置を捕捉する。目で追うよりも先に対象の位置情報が頭の中に入ってくる為、行動を先読みしたかのような反応速度で対象の動きに反応する事が出来る。しかし動作が遅れれば何の意味も成さない為、身体能力や反射神経、錬成陣を書く速度等も常日頃からサボらずに鍛えておかなければならない。追跡にも使えるが、対象が遠く離れてしまっても十分の間は解除出来ない為、十分間その事で思考が鈍るのは嫌だとの事で追跡には使いたがらない。結晶化した際の形状はオーバルブリリアントカットで、中で紫と青の二色が濁り混ざっている。錬成素材は海水と隼の羽根を五枚、何かしらの生物の眼球を三つ。】
性格【立場が上の人間の前では猫を被っているが何かと残念な性格で、異常な程に他者の外見に執着する。所謂「恋愛における自分好みの外見」等という可愛らしい概念では無く、そんなものを超越した別の何かであり、その人物の中身はどうでも良く執着する部分も容姿のみ。その対象と親しくなりたいと思う訳でも無いが、まだ見ていない表情を見たいという願望はある。その開き直りっぷりはと言うと周りの人間を確実に引かせるレベルであり、行動基準は自分の理想の容姿を持つ人間を視界に収めておける時間の量。そこ以外は(やろうとすれば)普通に仕事もこなしテキパキと動き気配りの出来る人間である。神経質で、やると決めれば何でもキッチリとやりたがり、頭の回転が早い方ではあるが、自分の欲求の為にしかその頭を動かさない為その頭脳力はあって無いようなもの。自分と同列及び下に見ている人間には横暴な態度を取る。立場が上の人間に対しても自分が何かと動き易くする為に性格を偽っているだけであり、心の中では平気で悪態を付いている。】
容姿【見た目は至って好青年であり、身長は188cmと高く、創設者組を見下ろしながら内心ほくそ笑んでいる。整えられた短めの黒髪に鋭い灰色の瞳。凛々しい顔付きをしており、立場が上の人間の前では愛想の良い笑みを浮かべているが、その他多勢に対しては大体険しい表情を向けている。完全に自分仕様のスーツを着ている効果もあってか足の長さには定評があり満更でもない様子だが、中身が残念すぎて外見詐欺と言われる。本人は「容姿から勝手に理想の内面を期待すんなクソ共」と返している。】
服装【印象を良くする為にも、自分で錬成した完全に自分仕様な無駄に見栄えの良いスーツと革靴を着用しており、内ポケットに結晶とその他必要な物を入れている。眼鏡を持ち歩きたまに掛けているが、実はその眼鏡は自分の視力と使うシチュエーションを計算して錬成されたカルヴィン用の特別仕様の眼鏡で、対象が少し離れた場所に居る時に快適にその顔を眺める目的で使っている。何度も作り直しただけあり、的確な距離で使用すると距離が開いていても対象の顔の小皺まで確認する事が出来る。勿論自分の欲求の為に使っているだけだが、敵と対峙している時にも稀に役に立つ事がある。】
備考【幼い頃に両親を亡くした過去を持つが、実はその両親を殺したのはカルヴィンでありその理由は「醜いから」それだけだった。かといって醜い対象には無条件で殺意が湧くという訳では無く、肉親だからこそ受け入れられなかった。その過去を知るのは本人のみ。何故か物心付いた頃から他人の容姿に異常な程に関心を示し、自分の理想の外見を探し続けていた。両親を殺したあと彷徨っていたカルヴィンはレオンハルトに声を掛けられ、この人間の容姿こそ自分の全てだと確信を持ち何の迷いも無く普通の人間として生きる道を捨てて屋敷での生活を始めた。当時八歳。それからの十二年間はレオンハルトを眺める為だけに生きている。しかしレオンハルトの内面は好きではなく「この人もう少し何とかならねえのかな」等と失礼な事を考えている。勿論鍛錬や勉強も怠らず人形の破壊も行っているが、本音を言ってしまえば人形や思想等には興味が無い。不純な動機で錬金術師となり、そのまま不純な動機でレオンハルト派に属している。昔は直属になる事も考えていたが、直属になってしまったら仕事に追われてそんな余裕が無くなってしまうかもしれない、とレオンハルトを好きな時に自由気ままに眺めていられるポジションに甘んじている。そこそこ実力派だが、頼られても面倒臭いからとあまり本気で戦った経験も無い。持ち歩いているものは結晶やチョークなど必要最低限な物だけ。連絡が来ると面倒、などの理由から他人と連絡が取れる物は一切持ち歩かずいつも屋敷に忘れたフリをしている。
屋敷内ではかなりの古株な癖にマイペースにしか動かず、しかし上手く立ち回っており周りの反感を買いがちで、同じく長年屋敷に居る錬金術師から見習いの子達の教育くらいはしっかりやれと怒られたことがある。】
「あー……はい、分かりました。そういえば、先日人形達の襲撃を受け壊滅状態になっていた例のビルから、一般人が立ち入る前に人形の残骸を回収しておいたんですが。何かに使えますか?」
「俺達なんていつ死ぬか分かんねえのに欲求に忠実に動かねえでどうすんだよ。俺は仮に明日死んでも後悔しねえ、そんな生き方をしてるだけだ。分かったらテメーが行ってこい。俺がそんな雑用する訳ねえだろうが」
「ん、新入り?あーそう。とりあえずその情けねえ面引っ提げて歩くのは止めろよ。此処じゃお前みてえな可哀想なエピソードを持つ奴なんざ珍しくねえんだ。そいつらに失礼だと思わねえのかよ」
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- Re: ・All the world's a stage『 長文 』 ( No.18 )
- 日時: 2015/10/20 00:42
- 名前: フレア (ID: nLPrrFyW)
- 参照: http://人形と錬金術士創作中
>>16【了承ありがとうございます。あぁ、そうでしたかっ!では付け加えておきますので、目を通していただけるとありがたいです。ご迷惑おかけいたします。】
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