二次なりきり掲示板
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- 守るための戦い
- 日時： 2015/11/23 22:23
- 名前： 獅子喰 （ID: IpYzv7U9）
殺戮と革新の御子、イノベイター。
古い世界を塗り替えるために、自然発生的に生まれてきた彼らは僅かながらも非凡な能力を持つ。そしてそれを持つもの同士で協力しあい、人類を駆逐することで世界を変えようとしてきた。
一方、理不尽な神の采配により虐げられる者へと化してしまった旧人類、ネイキッドは、科学の力によってイノベイターの猛攻を幾度となく退けた。
そしてまた、戦いが始まる。
自らの意思で剱を取れ。
己の矜持の為だけに戦え。
【参加者：イノベイター】
名前： 紅蒼 暁【こうそうあかつき】
性別： 女
年齢： 16歳
容姿： 基本的に赤い目。黒髮で、毛先が赤い。服は、深緑のパーカーでフードを被っている。イヤホン装着。高校制服見たいな赤チェックの
ミニスカ。黒く長いソックスに茶色のロファー。髮は肩に届く程度。
表情は豊か。左手に結構でかい大剣。
性格： 案外明るい。積極的で、単純作業も得意とする。結構な多重人格さん。
能力： 人格を創ったり、人の中身を入れ替えたりと人間改造を基本とする能力の持ち主。
備考： ネイキッドに、自分の兄的存在、蓮を殺され、酷くネイキッドを憎む。左手に持っている大剣は、蓮の形見。だが扱いは慣れていないらしい。
名前： 涙（ナミダ）
性別： 男
年齢： 14
容姿： 男にしては小柄な体格。肩までの黒髪はストレートだが毛先にやや癖がある。目はあまり見開かれておらず、小さな口はたいてい閉じている。白いブラウスに黒いスラックス、同色のローファー。
性格： 物静かでボーっとしている。コミュ力は低く、空気は読めないが一生懸命相手に合わせようとする。
能力： 液体を操る能力。ジュースだろうがどぶ水だろうが自分の血だろうが操ることができるが、何もないところから水を出したりは出来ない。天候やその土地に左右される能力。
備考： ネイキッドを憎んでいるわけではないが、本能で攻撃してくる。自分の能力についてはあまり知らない。
名前： 月軸 永遠 /つきじく とわ
性別： 女
年齢： 13
容姿： 黒髪ポニテに紫の瞳 半袖Yシャツに黒いリボン 黒いサスペンダースカート ブーツ
性格： 腹黒でドS（年上でも）
能力： 生きているもの以外自分通りに動くモノになる
備考： 13にしては、強大な能力なので時折、能力をコントロールできなくなり暴走する
【参加者：ネイキッド】
名前： 獅子喰 (ししく)
性別： 男
年齢： 16歳
容姿： 白目の部分が黒く、黒目の部分が赤い目をしている(喰種みたいな)。銀色の髪で、右の前髪が長いアシンメトリー。長身で色が白く、両腕はサイバネティック手術により黒鉄である。白いシャツに黒のベストとスラックスいった、バーテンダーのような服装をしている。無表情。
性格： 真面目でお堅い。無愛想に見られがちであるが、他人のことを思いやれる人物。
手術部位(2箇所まで)：腕・眼球
機能： 手のひらから火焔放射が可能。眼球には多機能義眼(温度センサー・望遠機能・暗視機能・イノベイター探知センサー)が入っている。
備考： 本当はイノベイターが悪いとは思えず、戦うのは嫌なのだが、旧人類側の大きな戦力として扱われているため、我慢している。
名前： オーディン
性別： 男
年齢： 26歳
容姿： 身長320cmで、青白い肌をした少し筋肉質な体格をした青年。常に白目で、瞳が無く、髪は肩まで伸びた白髪のオールバック。黒いブーツやコートを身に纏っているものの、服の下に有る外殻の中は複雑な機械が組み込まれた装置になっている。
性格： 『イノベイターを抹殺する』と言う戦闘プログラムの元に活動を行っており、イノベイターの生命反応が消滅するまで永遠に戦い続け、自我や意思を持たない、異質な存在。
手術部位： 顔や、一部の骨格以外のほぼ全て、身体の約9割を機械に改造されており、アンドロイドのようになっている。
体内の核エネルギーを使い、活動している為、半永久的に活動する事が出来る。
機能： 体内で生み出した核エネルギーを使い、強力なエネルギー弾を放つ事が出来る。体内に搭載されている『ナノマシン』により、多少の損失であれば、自己修復させる事も出来る。
備考：人間をベースとした殲滅兵器であり、名前も闘神オーディンから取られた存在。種族は一応『ネイキッド』
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- Re: 守るための戦い ( No.6 )
- 日時： 2015/11/24 19:53
- 名前： 紅蒼 暁 （ID: TR6NNYH/）
別の方向から、足音が聞こえる。
ー珍しいな。こんなところに人が来るなんて。ー
まぁ私には、誰がココへ来ようと関係がないのだが。
私は剣を持ち、帰ろうとする。
しかし。
ーイノベーター…？ー
気配から、イノベーターらしい。この街に、イノベーター
がいるのね…それに…。
私の言葉は、矛盾していた。
私は幼い頃に、親を亡くした。
泣き喚いた私に蓮が、手を差し伸べてくれて…ー懐かしいな。
実際、蓮を亡くした私には
ー帰る場所なんて無かった…ー
…もし、私の気配が合っていて、
此処に居る二人が、イノベーターだとしたら。
私と同じようにネイキッドに恨みがあるとしたら。
恨みや悲しみを、分かち合えたりしないだろうかー？
いや、私には二人の過去なんて知る由もないのだ。
人の気持ちなんて、私には読めない。
それに……。
人に私の気持ちなんて…。
その時。
「イノベーターを発見。直ちに駆除活動に取り掛かる」
立ち去ろうとしていた少年、そしてこちらに向かってくる少女。
そして、私が一斉に声がした方に振り向いた。
【このクオリティの低さ…w】
- Re: 守るための戦い ( No.7 )
- 日時： 2015/11/24 21:58
- 名前： 月軸 永遠 （ID: 62e0Birk）
「ネイ…キッド…」
ー始末するー
頭に響くのと同時に私はネイキッドに攻撃していた
「うふふ…始末するわ!」
永遠の能力で、瓦礫や鉄片がネイキッドの方に飛ぶ
【ネイキッドの方か涙っち よろ〜♪私文才無いから早いですよ☆】
- Re: 守るための戦い ( No.8 )
- 日時： 2015/11/24 23:30
- 名前： 獅子喰 （ID: oylKHb/a）
オーディンの起動後、一言二言交わす間もなく獅子喰の眼窩に埋め込まれた義眼が警告を告げる。
『イノベイターがいる』と、そう言っている。視界のモードを切り替え、簡易マップを網膜に呼び起こす。赤く明滅する点がやけに目立っている。それはイノベイターの生体反応を示しているが、点がやけに密集していた。2、いや3体。場所はーー墓場か。
妙な場所にいるものだ。血も涙もなくネイキッドを葬ってきたくせに、墓場にいるとは。獅子喰は嗤った、のかもしれない。空気が多く混じった音が、喉の奥から押し出されただけだ。
「西のほうにある墓場だ。3体いる」
鳴り続ける警告音にただ耳を傾けている様子のオーディンに最低限の情報を伝える。それだけで十分なのだ。恐るべき性能と機械の冷徹さを持つ彼は、目標が視界に入るなり破壊行動に移行する。なんの迷いもなく。理想的な騎士。尊敬に値する男であると、獅子喰は勝手に評価していた。
目が覚めたように動き始めたオーディンを先導する。数多くの瓦礫が積み重ねられている。イノベイターの猛攻の爪痕。ただ、それだけではない。この街に、まだ数名の一般人がいた頃は獅子喰もオーディンもこの街のなかで破壊と殺戮を繰り返した。街の壊れようのおよそ半分はネイキッドによる仕業だと考えても良い。
それくらいしなければならないほど、イノベイターは危険なのだった。科学的に解せない能力をもち、人類の生命を脅かす脅威。
殺さなくては。
良心の呵責だとか、そういうものはいらなかった。けれど、サイバネティック手術を受けてもなおいかにも人間らしい胸の痛みがある。馬鹿馬鹿しいと思った。自ら望んで機械になっておいて、自ら望んで殺戮を繰り返しておいて、それでも人間であろうとするか。
隣を歩く大男をちらりと見た。彼はとても強い。その理由は、彼が強くあることにしか意味がないからなのだと思う。圧倒的な強さしか、彼にはない。それが羨ましく感じた。
そうやって考えているうちに、墓場についた。墓場も他と同じような荒れ方であったが、誰かが手入れをしているような、そんな不自然さがある。
獅子喰は立ち止まると、目を凝らした。林立する墓石や卒塔婆。
その隙間から彼らが見えた。
しかし、同時にこちらのことも把握されてしまった。凄まじい反応力だ。
3体のうちの能力なのだろうか、瓦礫や鉄片がまるで意思を持っているかのようにこちらへ襲いかかってくる。
獅子喰はその広がり具合を瞬時に把握すると、それらに向かって手をかざし、手のひらの砲門から轟と火を吐き出す。焔の龍の胴体のように太く力強いそれは周囲を凄まじい勢いで舐め、飛来物を塵へと変えた。巻き添えを食らった墓石は一部がドロリと赤熱し、溶けている。
ただ、すべての飛来物は焼却できなかったようだ。掌ほどの大きさの鉄片が獅子喰の頬を切り裂いて落ちた。背後にいたオーディンは無事だったようでなによりだ。
獅子喰は、オーディンの猛撃の射程に入らぬよう彼の脇へ避けた。
【遅くなってすみません。次はオーディンさん、お願いいたします】
- Re: 守るための戦い ( No.9 )
- 日時： 2015/11/25 00:40
- 名前： オーディン （ID: pGdgdJWv）
獅子喰がイノベイターからの攻撃を防いでいる間に、『修復プログラム』から『戦闘プログラム』に移行し終える。
「『ターゲット』ノ生命反応ヲ感知シマシタ。
コレヨリ目標の完全破壊ヲ開始する。」
獅子喰による最低限の情報を元に、オーディンの中に脳の代わりとして機能している『生命維持コンピューター』が三人のノイベイターまでの「方位」「距離」「遮蔽物」「角度」「空気抵抗」「風向き」を瞬間的に計算し、対象のイノベイターへ攻撃する為に、右腕をゆっくりと振り上げ、指先を空に向け、体内で無尽蔵に生成され続ける莫大な核エネルギーを純粋な破壊エネルギーに変換し始める・・・
「距離32.4.83261172
射程900862.8.44093870
修正12083.2.90973272
『エネルギー弾射出』」
まるで息をするかのように、それらの数字や単語を呟くと、空に向けている無機質な機械の指先から、白く小さな光弾が三発連続で放たれる。
オーディンより放たれたそれらの小さな光弾は、この世のあらゆる慣性や法則を計算して放たれており、通常、遠距離系の武器や能力で生じる『長距離攻撃で、空気抵抗による減速』『地球の自転によるミリ単位での誤差』などの、長距離攻撃において不利となるあらゆる要素が一切が無い、恐るべき精度を誇る攻撃となっている。
その上、オーディンは当然の如く放っているそのエネルギー弾は、核エネルギーにより生成されたものであり、対象の肉体を焼き貫くには充分過ぎる程の、超高密度のエネルギー弾であり、直撃すれば、鋼鉄の鎧や、複数の装甲でさえも、意味を成さない。
三つのエネルギー弾はそれぞれ、三人のイノベイターの頭上から、白い雨が振るかの如く、三人の頭部に向けて寸分の狂いも無く、減速するどころか、徐々に加速しながら迫って来る・・・
通常の歩行スピードでは、計算され尽くしたエネルギー弾から逃れる事が出来ず、恐ろしいまでの精確さと驚異的な威力を合わせ持つエネルギー弾により、常人であれば、その攻撃を認識する事さえ叶わずに、体を貫かれ、焼死する・・・・
【次は『イノベイターの皆さん』お願いします。】
- Re: 守るための戦い ( No.10 )
- 日時： 2015/11/25 10:46
- 名前： 涙 （ID: kAdkbI98）
敵が、来た。
こちらをイノベーターだと認識し、ゴキブリのように駆除するのだと言っている。言い方は悪いが、そう。自分は世界にとっては、邪魔物だ。しかし、そんなことを考えている暇は無い。死にたくないのだ。人殺しの癖に、甘えた根性だと思うでしょ？死ぬ覚悟が出来ていない、なんて。ぼんやりとしていた頭が次第にはっきりしてくる。ネイキッドと、戦わねば。脳味噌が自分に命令する。僕は咄嗟に走り出す。出来るだけ、速く。生きるために、それなりの行動と言葉で、示そう。しかしこんなに荒廃した世界で、生きてなんになるのだろう…？
少女の声が聞こえた…多分その声からして、相手はネイキッドだろう。それ以外、あり得ない。目的の場所———水道まで辿り着く。墓場には必ずといっていいほど水道がある。死者を供養するために水が必要だからだ。出来るだけ早く蛇口をひねる。勢い良く溢れだした水を浮かせて羽衣のように身に纏う。これの使い方は良く分からない。けれど、水鉄砲のように飛ばすことは出来る筈だ。殴る、蹴るが苦手である以上、これの他に対処する方法が見つからない。
ゴオッ、と炎の逆巻く音がした。遠目から見ても、すごい火力であることが分かる。炎は墓石をも舐めとり、どろっとした塊に変えてしまう。それを見て、身震いした。怖い。足ががくがくと震える。水の渦が、自分を取り巻き、高速で体の周りを循環している。水に自分を守ってくれるよう、祈るしかない。それが不純だったとしてもだ。キョロキョロと辺りを見回すと、巨人が見えた。あり得ない！そんな————でかすぎる！こんな奴と戦うなんて、無謀だ。その巨体を見上げていると、何かがキラッと光った。
「上から来る！！」
叫び、反射的に、水圧を限界まで上げて放ち、その威力でもって相殺し、軌道をずらす。弾は墓場のそばの田んぼを焼いた。いつもぼーっとしている彼とは思えないほど反応が早かった。怖いけど、戦わなくてはいけない、と本能が言っている。纏った水の水圧を上げ、ネイキッド達に放った。さっきオーディンが放った弾を避けるのにけっこう水を使ったので、オーディンや獅子喰の攻撃に比べたら可愛いくらい弱い威力である。
【月軸 永遠さん、お願いします】
- Re: 守るための戦い ( No.11 )
- 日時： 2015/11/26 13:57
- 名前： 月軸 永遠 （ID: 62e0Birk）
あり得ないスピードで飛んでくるエネルギー弾、常人ならば一瞬で頭を貫かれてしまうだろう…だが、永遠はそれを瞬時に判断して、ダメージを最小限にとどめる。それどころか、攻撃をして。
普通ならば、恐れるだろうことが、永遠は笑っている…楽しくて仕方ないのだ。
この笑みは、ネイキッドを…それどころか、仲間のイノベイターをも恐怖させるほどの歪んだ笑みだった。
「ふふふふふ…面白い!貴方達、私を満足させてくれる…?」
ー攻撃準備開始ー
永遠の頭の中に浮かぶ…
【次は紅蒼 暁さん!よろしくお願いします!!】
- Re: 守るための戦い ( No.12 )
- 日時： 2015/11/26 19:45
- 名前： 紅蒼 暁 （ID: Pm3DhAWt）
ー私の上の方から、凄まじい威力の
エネルギー弾が飛ばされてくるのが見える。
他のイノベーターにも同じ弾が飛ばされている
のが分かる。
少年は何故か水道の方へ行き、水を勢いよく
出した。無駄な行為じゃないことを祈る。
そして、少女は。
今までに見たことの無い、歪んだ笑顔を見せ
戦闘体制をとっていた。あの子は、よほど
ネイキッドを殺りたいようだ。
ーさて、私は。ー
私は、蓮の形見…ヴァルキリーソードを
エネルギー弾へ構えた。
ロボットってこういう攻撃好きだな。
そんな馬鹿みたいなことを考えながら。
素早さと正確さ、そして腕に関わる。
一つでもずれれば、蓮と同じ世界へ行くことになる。
ーダメ。私だけでも残って、世界を変えるの。ー
蓮の元へ行きたいという密かな願望を自分で押さえつけ、
剣を構えた。
「いけっ！」
私の方へ飛ばされたエネルギー弾は、私の剣に切り裂かれ、
煙を巻き上げ散っていく。成功だ。
他のイノベーターも難を乗り越えたらしく、その場で立っている。
私は、ネイキッドに指をさして言った。
「ネイキッド!さぁ、ここからが本番です！」
私は、やばいことを言ってしまったと思う。
実を言うと、この剣は上手く操ることは出来なくて、
戦闘能力も余りないのだ。
だって、コレが一回目の戦いだったから…
【獅子喰さん、お願いします(‾^‾)ゞ】
- Re: 守るための戦い ( No.13 )
- 日時： 2015/11/28 10:42
- 名前： 獅子喰 （ID: oylKHb/a）
オーディンの攻撃はブラフとしてもかなり有効だ。オーディンは体格が大きい上に、ひとつひとつの攻撃が放つエネルギー量が凄まじい。故にいい意味でも悪い意味でも目立ち、獅子喰を動きやすくさせる。
獅子喰はオーディンの攻撃のすぐあとに続いて、墓石から墓石を飛び移りながらイノベイター達に急接近していた。イノベイター達はやはり頭上から迫るエネルギー弾に気を取られ、こちらへ気づくのは遅くなりそうだ。黒と白で纏めた服装であったから、墓地の風景に溶け込みやすかったのかもしれない。
一番早くイノベイターに到達しようとしていたオーディンのエネルギー弾は突如、凄まじい勢いの水圧によってキャンセルされた。その水飛沫が両腕の義手にかかるが、先程の火焔放射により発熱した鉄によってすぐさま蒸発してしまう。
ーー水の能力者か。
獅子喰は自分の機能ーー火焔放射が効かないかもしれない相手だと彼を判断し、しばらく思考していた。けれど、水の能力者の次の一手を見た瞬間にそれは杞憂なのだと知った。その威力はまるで水鉄砲のようだったからだ。
そして歪んだ笑いを張り付けた女を見た。気味が悪い。空気が重たくなるようなとんでもない質量の殺意を孕んでいる。気持ちの悪い女だ、とひとりごちる。できれば相手にしたくないタイプの。ただ、殺しを好き嫌いしてはいけないから、後々オーディンと共に殺ろうと思った。
そして、
「ネイキッド！ さぁ、ここからが本番です！」
と啖呵を切った少女。大きな剣を構えている。しかしその表情はどこかひきつり、唇の血色も悪い。
戦いの常套手段は『簡単なやつから潰すこと』。強敵と先に戦い、疲弊した状態で戦うと思わぬミスにより雑魚にやられてしまいかねないためだ。
獅子喰は彼女をその標的とし、最後に墓石を強く蹴って高く跳んだ。
とん、と思ったよりも軽い音だった。
急加速した獅子喰は彼女の剣を軽く蹴った。つんのめった少女の、大剣をもつ両腕を左手で抑え、右腕でその顔面へ掌を向ける。
彼女のその表情の、なんと人間らしいことか。
つきりと、針のような痛みが心臓を割る。
ああ、痛い。
【ちょっと追い込んでみました。次はイノベイターの誰でも行けると思います。遅れてすみませんでした】
- Re: 守るための戦い ( No.14 )
- 日時： 2015/11/30 21:43
- 名前： 紅蒼 暁 （ID: .Yxnjz12）
うん。やっぱりやばいことを言ってしまった。
薄々と気配がしてたネイキッドが
こちらに向かってくるのが見える。言ったときに
顔に出ていたようだ。能力を使えばよかったなぁ…。
…そう。私の能力は人間改造。人のあらゆる
思考、人格、中身を操ることができる。
…ネイキッドにも効いたりとかしないかな？
そう楽に出来たのもつかの間。
急接近してきたネイキッドが私に向かってくる。
あ、ヤバッ……。
急にネイキッドが来た私の反応は鈍く、簡単に剣を蹴り上げられて
しまう。
なんとか握れてたものの、その手を左手で抑えられて
機会の右腕が顔面に襲ってくる。あぁ、初回戦闘の女の子に
なんて攻撃をするんだこいつ…。能力を使うか。
私は、殴りかかる瞬間を見逃さない。単純作業は得意なのだ。
そして瞬間を見計らい、彼の思考装置を完全に止めた。
あぁ、助かった。思考が止まった彼は、一時停止した。凄く腹蹴りを
入れたい。しかし弱い(ある意味)私の蹴りで挑発してもダメだ。
私は移動する。これでいいかな。
そして思考が動いたと思われる彼が再びこちらに向かってくる。
しかし、その彼の後ろをポニーテールの
少女が黒笑しながら、襲ってるのが見える。おぉ、黒い黒い。
【では永遠さんお願いします。】
- Re: 守るための戦い ( No.15 )
- 日時： 2015/12/01 18:42
- 名前： 月軸 永遠 （ID: 62e0Birk）
永遠は、敵の一瞬の隙も見逃さない、それが今までネイキッドを何十体も殺り続けてきた証拠
「チャーンス★」
一瞬止まったままのネイキッドー獅子喰を刃物で斬りつけるー笑顔で…
獅子喰が反応すると同時に瓦礫を下に落とす
その後も、ずっと攻撃を容赦なくやり続ける
でも、まだ13のあどけない少女…こんな強力な能力を使い続けるのは不可能で…
ドサッ
永遠は倒れる 体が動かない
永遠の攻撃で傷ついた獅子喰が近ずいている
ーもうダメだー
「私、死ぬのかなぁ…?」
頬から生暖かいものが流れ落ちる
ー私、泣いてる?ー
ーなんで?もう失うものは無いはずなのに…!ー
〜永遠の過去〜
永遠は10歳 仲が良い親子だった…
母「お母さん達、離婚するわ…永遠はお父さんの方に行きなさい」
父「なっ…おまえが連れていけよ!!」
母「嫌よ! こんな恐ろしい子!!（ハッ」
永遠「恐ろしい…?私が…酷い…お母さん達…!!」
家中の刃物を操る永遠
永遠「あんたなんかお母さん達じゃない!!死ね!!」
【またですが、獅子喰すゎんヨロです☆】
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