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【戦闘】　死活旅日記　【募集中】

日時： 2016/01/27 23:52

名前： 雛 ◆iHzSirMTQE （ID: a0p/ia.h）

——生きることと殺すことは同時進行である。——
誰かがそんなことを言っていた。
ならば死ぬことは、生まれることと同時進行なのだろうか。
いや、それは違うか。
「んー……」
『どうしたのー？』
私が頭を悩ませていると、傍らから少年の声が掛けられた。
声の主は私の相棒のトリガー、私の愛銃だ。
彼がいなければ私はポンコツだ。
『僕がいてもポンコツなくせに』
「捨てるよ」
『切実にごめんなさい』
春の暖かい風が私の頬を撫でる。
とりあえず細かいことを考えるのはなしだ。
「生も死も味わってみようかね」
『乱暴に撃たないでくれる？　君が命中率99%じゃなかったら外れてたよ』
自分達の前で血を吹き出しながら倒れる男を目にトリガーと言葉を交わす。
この無法地帯で、旅人わたしたちは生も死も味わう。
死線を越えた先にあるのは——真っ赤な死体のみ。

「お前さんはラッキーだね、俺に殺されるなんて」
「そうだね、ラッキーだ……君みたいなのが始末できて」
人殺しは人殺しを呼ぶ。
殺人鬼を始末するのは警察でも一般人でもヒーローでもない。
「人殺しを消せるのは人殺しのみ——私たち旅人の仕事さ」

『わーぉ、賞金首100億だってさ。ほんと、君みたいなポンコツにはもったいない値だ』
「壊すよ」
『心のそこからごめんなさい』
旅人は普通とは違った日常を味わえる。
それは良くも悪くも経験として私たちのなかに蓄えられる。
私たちの日常は非日常だ。
「これは私たちの——死活旅日記」

　　　＊　　　＊　　　＊

「た、旅人さんっ……血がっ」
『あー、返り血だから気にしないでいいよ』
「いや、肩切られたから」
少女は全身血塗れになりながら切り裂き魔に襲われそうになった娘の様子を見る。
彼女の無事を確認すると座り込み壁にもたれ掛かる。
『あ、そうなの。やっぱりポンコツだね』
「海に沈めるよ」
『宇宙級でごめんなさい』
「あ、あの、これ……」
「あぁ……この死体はあとで燃やしとくよ」
人を殺め、死を味わい、生を守る。
そんな生活のなか旅人たちは孤高に旅を続ける。
「さて……次の国まではどれくらいかな」
『のんきだねー』
「旅は気ままにやるものだよ」
一人と一丁は警察におわれながら国をでる。
「私が助けたことは、内緒ね」
「あ、でもっ……」
跡を残さず、雪のように溶けて消えていく。
次の国では——彼女たちは生きていられるだろうか。
「次は——惨殺の国か」
『わー、怖い名前。コロシアムで人がバタバタ殺されるって噂だけど……え、行くの？』
「当たり前っ」
少女は目を輝かせながら、バイクを走らせた。

　　　＊　　　＊　　　＊

　はいっ、こんにちは。クリックありがとうございますっ。
えー、プロローグは気にしないでください←
今回は旅人の日記が題材の戦闘ものですね。
前のと似たもの作っちゃった……(・・;)
今回は戦闘中心で行きます。

それでは、ごゆっくりお楽しみください！

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Re: 【戦闘】　死活旅日記　【募集中】 ( No.91 )

日時： 2016/02/03 20:18

名前： 澪 （ID: omqSuZTj）

『ダメでしょ。多分。』
「そっか、てか、空気になってるよ〜どうしようか〜？」
『それこそ別のやつをkillしに行ったらいいじゃん。』

Re: 【戦闘】　死活旅日記　【募集中】 ( No.92 )

日時： 2016/02/03 20:46

名前： ハル （ID: dbcsZi07）

天籟「あれ、3,4年前にも会わなかったっけ？
5歳の頃と今とじゃ声違いすぎて、さすがの俺もこんな場所じゃ気づけないよ(^^)」
嬉しそうに笑って
天籟「にしても久しぶりだな。会えて嬉しいよ」

Re: 【戦闘】　死活旅日記　【募集中】 ( No.93 )

日時： 2016/02/03 21:59

名前： ジュン(June) （ID: KZLToguX）

ジャスミン「え、嘘!?　・・・私そんな声変わったかなぁ？」
　　　　　「うん、こんなとこで会えるなんてアタシも嬉しいよ、また宜しくね」

Re: 【戦闘】　死活旅日記　【募集中】 ( No.94 )

日時： 2016/02/03 22:18

名前： まらん （ID: n3KkzCZy）

クロ「ま、高確率で何かに襲われるけどねー」
野宿のが気が楽だと言った癖にリツにたまにのがいいよーと言う
コルト「なら君もたまににするべきだと思うよ？」
クロ「いいの、私にはコルトがいるから」
コルト「嬉しいこと言ってくれ・・・って、そうじゃなくてさあー」
一瞬照れるがすぐにクロシエットを休ませるスタンスに戻る

Re: 【戦闘】　死活旅日記　【募集中】 ( No.95 )

日時： 2016/02/03 22:18

名前： 凜太郎 （ID: 6kBwDVDs）

氷空(知り合いか？どうでもいいけど、そろそろ別の町行こうかな)

Re: 【戦闘】　死活旅日記　【募集中】 ( No.96 )

日時： 2016/02/03 22:20

名前： ハル （ID: dbcsZi07）

嬉しそうに、
天籟「おう！よろしくな！」
天籟の右側から嬉しそうな声がする。
『わー！ジャスミンだジャスミンだ！！』
続けて左側からも、
『ほんとだ、すごい久しぶりね。…て、喋っちゃダメじゃない！私達隠し武器なのよ？』

↑↑↑名前ないですが、天籟の武器のじょうひょうが喋ってます。

Re: 【戦闘】　死活旅日記　【募集中】 ( No.97 )

日時： 2016/02/03 22:27

名前： ジュン(June) （ID: KZLToguX）

ジャスミン「おっ、じょうひょう。久しぶりだな。分かった、分かった。内緒にしとくよ」(うん、何で、知ってるんだろ←)
微笑みながら
　　　　　「いいなぁ、アタシはまだ喋るやつ持ってないんだよなぁ〜」

Re: 【戦闘】　死活旅日記　【募集中】 ( No.98 )

日時： 2016/02/03 22:29

名前： 凜太郎 （ID: 6kBwDVDs）

氷空(喋る武器か。レアだからか、賞金首は中々持ってないんだよな。次の町で見つかればいいけど)
バイクにまたがってエンジンをかける

Re: 【戦闘】　死活旅日記　【募集中】 ( No.99 )

日時： 2016/02/03 22:31

名前： 007 （ID: pyHrCXZU）

「…………ん？」
クウゴは突然と「兄貴」という言葉に耳を傾けた。
そこには義兄妹であるジャスミンの姿があった。よもや、こんな殺風景な場所で何をしているんだろうかと言うのが思い浮かばせながらも、そちらに近づく。

「奇遇だな、ジャスミン。………だが、何故お前がこんな殺伐した国にいるんだ？」

Re: 【戦闘】　死活旅日記　【募集中】 ( No.100 )

日時： 2016/02/03 22:33

名前： ハル （ID: dbcsZi07）

天籟「まぁ、確かにレアだもんな、こういう武器」(きっと昔の馴染みで知ってるんですよ！←)
両袖から各刃を出し、ぶらぶらする。
『まぁな』
『なんであなたが誇らしげなのよ…』
その後また袖にしまう。
天籟「まぁ、そのうち手に入るさ」
にこっと笑う。

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