二次なりきり掲示板

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【東方】『闇に呑まれし魔女』
日時: 2016/08/02 00:40
名前: 絶望の使徒 (ID: LGQcbbGL)

霊夢と共に様々な異変を解決して来た魔法使いの少女

霧雨 魔理沙

彼女は苦悩していた。

どうして何時までも霊夢に追い付けないんだろう?

どうして自分が異変を解決しても誰も見てくれないのだろう?

幾ら努力に努力を重ねても報われないのだろう?

幾度となくそう自問自答を繰り返すなかで、彼女はある存在と出会ってしまう・・・・



【はい、霊夢闇堕ちならぬ、魔理沙闇堕ちものです!

自分が動画を作成するための擬似的な描写練習もかねて、此処を建てました!】

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Re: 【東方】『闇に呑まれし魔女』 ( No.27 )
日時: 2016/08/03 21:07
名前: 絶望の使徒 (ID: LGQcbbGL)

【博麗神社】


魔理沙「なーなー!
聞いてくれよ霊夢!
私さ、遂にブレイジングスターの滅減率を減らして更に高速で移動できるようにな・・・」

霊夢「・・・あっそ。」

魔理沙が新しい魔法の研究の成果を話している中、霊夢は無関心そうに魔理沙に背を向けて終った筈の掃き掃除を再開し始める。



魔理沙「・・・???
ど、どうしたんだ霊夢?
私何かしたか・・・・?
もしそうなら謝るからさ、機嫌を治してくれよ!
・・・そうだ、なら掃除を手伝うから・・・」

霊夢「余計なお世話よ。」

困惑した魔理沙が苦笑しながら、霊夢の手伝いをしようと言うも、霊夢は冷たくそう返す・・・

Re: 【東方】『闇に呑まれし魔女』 ( No.28 )
日時: 2016/08/03 21:54
名前: 栞永稀 (ID: l/9ga28M)

アリス「……ああ。博麗神社に行った理由ってもしかしてそれ?」

霊夢と魔理沙の会話を見て「ふぅん」と呟くと、魔理沙にそう尋ねる。

Re: 【東方】『闇に呑まれし魔女』 ( No.29 )
日時: 2016/08/03 23:39
名前: 絶望の使徒 (ID: LGQcbbGL)

魔理沙「・・・どうしたんだよ、霊夢・・・
私達友達だろ・・・・?」

霊夢「私はアンタを友達だと思った事なんて無いわよ。」

魔理沙「・・・・っ!!!
ああ!!そうかよっ!!
なら邪魔者はさっさと帰るよ!!!」
バッ

魔理沙がとうとう、冷たい態度をとる霊夢に遂に怒りを抑えきれなくなったのか、そう怒鳴るようにして言うと、箒に乗って神社から去って行く・・・

Re: 【東方】『闇に呑まれし魔女』 ( No.30 )
日時: 2016/08/04 00:11
名前: 栞永稀 (ID: l/9ga28M)

アリス「……」

神社から去って行く魔理沙を暫く見た後に、霊夢の方を見る。

Re: 【東方】『闇に呑まれし魔女』 ( No.31 )
日時: 2016/08/04 00:19
名前: 絶望の使徒 (ID: LGQcbbGL)

霊夢「・・・はぁ〜〜〜。
何とか誤魔化せたわ。
まだ魔理沙に気付かれる訳にはいかないのよね。
・・・明日はあいつの誕生日だから。」

霊夢は魔理沙の誕生日が明日である事を知っていたのか、去って行く魔理沙を見送ると、神社の棚の方を見ながら優しく微笑み、誕生日プレゼントを用意してあり、それを魔理沙に悟られぬようにわざと辛辣な態度をしていたとわかる。

Re: 【東方】『闇に呑まれし魔女』 ( No.32 )
日時: 2016/08/04 00:47
名前: 絶望の使徒 (ID: LGQcbbGL)

【魔法の森】


魔理沙「うっ・・ぐっ・・・ぐすっ!
霊夢の馬鹿やろう・・・・!!!
もう・・・アイツなんて・・・知るもんか・・・」

神社から魔理沙の家に帰る途中にある魔法の森の中に魔理沙が降り立ち、隠れて一人で泣いている・・・・



?『・・・なぜ・・・突然親友が辛辣になったのか・・・
それは君が彼女に見限られたと言う事だ・・・』

突如、魔理沙の脳内に謎の声が響く・・・
魔理沙が辺りを見渡してもその声の主の姿は無い・・・

魔理沙「!!?
だ、誰だ・・・・!!」

?『そう警戒しなくても良い・・・
私は君の手助けをしてあげたいんだ・・・
可哀想に、君はあの巫女に飽きられ、友とも呼ばれず、裏切られた・・・』

魔理沙「そ、そんな事・・・
あれはきっと何かの間違いだ!
アイツは私を裏切ったりなんてしない!
それに私はアイツと一緒に色んな異変を解決して来たんだ!」

?『・・・・それはどうかな?
君も判っているだろう・・・?
彼女は誰も仲間と思っていない・・・
君の事も友とは愚か、仲間とさえ思われていないだろう・・・
・・・そして何よりも、明日は君の誕生日であるにも関わらず・・・だ。』

魔理沙「・・・・・っ!!」

?『だが、彼女が君に再び興味を持たせる方法が一つだけある・・・
それは「君が強くなる」事だ・・・』

魔理沙「・・・強く・・・なる・・・・・?」

?『そうだ、彼女は強者と戦っている時だけ、相手に興味と関心を持つ・・・
そして、勝負に勝つと同時に、相手から興味と関心を失う・・・
ならば、負けた場合はどうだ?
彼女を倒した時・・・
彼女も君に対する態度が君の望むものに近い状態になるだろう・・・・』

魔理沙「・・・・・霊夢を倒す?
・・・無理だ、アイツには誰も勝てなかったんだ。」

?『だが、私なら君に彼女を超える力を与える事が出来る・・・・』

魔理沙「・・・!?」

?『さあ、どうする?
更なる力を得て彼女を超え、全ての者から認められ、彼女を見返すか・・・
このまま彼女は愚か、全ての者から永遠に認められずに、一人で苦しみ続けるか・・・』

まるで魔理沙の全てを見通しているかのようにその声は淡々と語る・・・
そして、魔理沙は涙を拭い、顔を上げて応える。


魔理沙「・・・れよ・・・」

魔理沙「くれよ!!
アンタの言う力を!!」

?『フフフ、勿論だ。
・・・だが、君には相応の犠牲を払ってもらう必要がある・・・』

魔理沙「もう私に失うものなんて無いんだ!
アイツに認められるなら・・・
幾ら魔法の開発や努力をしても勝てなかったアイツを超えられるのなら・・・!!」

?『フフフ、良い答えだ、では君に力を与えよう・・・・』

ゴオオオオオオオオオオオオオ
ドゴオオオオオオオオオオオンッ

魔理沙がその声の主の力を受け入れると言うと、次の瞬間、空から暗紫色の光の塊が魔理沙に落ち、魔理沙がその謎の光に包まれる・・・・

Re: 【東方】『闇に呑まれし魔女』 ( No.33 )
日時: 2016/08/04 00:53
名前: 絶望の使徒 (ID: LGQcbbGL)

【魔法の森】


魔理沙「う・・・ぐ・・・あ・・・・!!
身体中が・・・いた・・・い・・・・」

?『君の体に力が馴染んでいないからだよ・・・
安心すると良い、直に馴れる・・・』

暗紫の光がゆっくりと魔理沙の中に入って行き、それと同時に魔理沙の体に血管のような黒い紋章が浮かび上がり、魔理沙の髪が白くなり、白目が黒くなり、瞳が赤黒くなっていく・・・・

そしてその数分後・・・・・



魔理沙『・・・・・・。』

魔法の森の中では、魔理沙が目を瞑り、一人で静かに立っている・・・

Re: 【東方】『闇に呑まれし魔女』 ( No.34 )
日時: 2016/08/04 09:11
名前: 栞永稀 (ID: l/9ga28M)

アリス「へぇ、そういう事だったんだ」

二回頷き、微笑する。

アリス「……ねぇ、何か凄い音しなかった」

音がすると、咄嗟に魔法の森の方向へ振り返り、霊夢に聞く。

Re: 【東方】『闇に呑まれし魔女』 ( No.35 )
日時: 2016/08/04 09:55
名前: 亞狗&亞狗兎 (ID: qWXmA7KK)

「…嫌な予感がしますね」

Re: 【東方】『闇に呑まれし魔女』 ( No.36 )
日時: 2016/08/04 15:56
名前: 栞永稀 (ID: l/9ga28M)

アリス「ええ。……私がちょっと見に行くわ」

振り向かずに答えると、自分の両隣に小さな魔法陣を展開して上海人形と蓬莱人形を召喚する。
そして、魔法の森へと飛んで行く……。


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