二次なりきり掲示板

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【オリジナル】背負うは世界、対するは異人【募集中】
日時: 2017/11/02 08:10
名前: 華火 (ID: xV3zxjLd)

「むかーしむかし、あるところに

せかいがひとつ ありました

なんでもありなそのせかい

そこはひどくたいくつでした

みんながなんでもできる

かんぜんじゃないものはなにもない

だから、ある日一人の"神"は言いました。

"じゃあさ、不完全な世界を作ってしまおう
そこに生きるやつらを見て楽しもう
きっと退屈しのぎ程度にはなるさ"」

そうして作られたのが君の世界。オーケー?
……うんうん、じゃあ次ね

「そうして多くの世界が作られていきました

けれどあるとき、ふと思ったんです

"あれ、世界多くね……?"

思い付く世界を作っていってたら

なんだか作りすぎてしまってたみたいで。

だから量がすごいことになっちゃったんですよね

そうして計画されたのがこの催しもの

『どの世界が生き残るかな選手権〜賭けるは我世界キリッ〜』

に、なりまーす!!

つまり君たちが殺し合ってさ、生き残った人の世界を残しまーすって話だよね

よーし、じゃあ始めるよ

よーいどんっ

Page:1 2



Re: 【オリジナル】背負うは世界、対するは異人【募集中】 ( No.11 )
日時: 2017/11/06 07:20
名前: 華火 (ID: KG6j5ysh)
参照: http://私はだいたい短文中文の間を行き来することになると思います

【それではお待たせいたしました。
此処より物語を始めさせていただきます。
ルールの付け足しになってしまって申し訳ないのですが、也では誰の視点のものかを、どこかに記入していただけると助かります。
よろしくお願いします。】


【神のうちの一つ、トロワ】

よーいどんっ

そんな底抜けに明るく、なんでもない言葉からこの日々が始まって、もう一月程が経とうとしている。その間あたしたちは誕生してから初めて、心から"楽しい"という感情を覚えていた。考えに考えて作った世界が崩れていくことの愉しさと言ったら。
「……ふふ、ほんとイチには感謝が必要よねぇ 」
そう呟きながらアタシは──トロワは、現在進行形で潰れていく世界を、空から穏やかに見下げていた。あぁ、この空を作れと言ったのは誰だったかしらねぇ。残念ながら思い出せないけれど、一つ分かるのはその子の世界はもう消え去って一片たりとも残っていない、ということだ。可哀想な愛し子の一人。貴方のことは、まぁアタシたちの誰かが覚えているんじゃないかしらね。
「あ、消えた」
そうして本日も、一つの世界の消滅に、一つ世界の存続に、そっと賞賛の拍手を送るのだ。





クヴァル「なんだか……まえより減ったぁー?」
自分の空間で目覚めて、なんだかとっても退屈だったから誰かに遊んでほしいなって外に出てきたんだけれど。あれあれあれあれ、なんだか前より誰とも遭遇しないなぁ。
「………なんでだろぉ……?」
確かこの世界からは、出られないんだよねぇ。なのになんで減っちゃうのかなぁ、説明の途中で眠たくなっちゃったからなにか知らないのかな。なんて珍しくちゃんた考えながらふわふわぷかぷか進んでいく。足元で行われている赤色溢れる戦闘などは、視界にすら入れないまま。

Re: 【オリジナル】背負うは世界、対するは異人【募集中】 ( No.12 )
日時: 2017/11/07 20:15
名前: 秋桜花 (ID: GfAStKpr)

【絡んでもいいですかー?】

>>11
 エヴァンス・オーヴァート】


 ——人は、自分たちとは違う存在を、異端と呼ぶ——。

「……下らない」

 彼はそう、小さく吐き捨てた。
 漆黒の髪に藍色の瞳、漆黒のマントをはおり、漆黒の指貫グローブと同色のブーツを身につけた彼の名を、エヴァンス・オーヴァートという。知る人ぞ知る死霊使いであり、異端と蔑まれ、「化け物」と呼ばれた過去を持つ。

「異端であることの何が悪い? それでもオレは、オレたちは」

 生きているんだから。
 呟いて、彼は不思議な世界を仰ぎ見る。
 不気味としか言いようがないその世界。どこまでも何もなくて、それでいて大地を踏みしめているという感覚があるのだから不思議を通り越して不気味でさえあった。
 彼はかつて自分のいた世界に思いを馳せる。
 魔法のある世界。言葉をつなぎ合わせて呪文とし、それを唱えて魔法とする世界。空と大地と海があって、様々な国がそれぞれの目的のために争っていた。無論、単なる一般人の枠から出ない彼には、争いのことなんてわからないけれど。
 彼は、思う。
 かつて「あの世界」で行われていたのが国取り合戦ならば、今「この世界」で行われているのは、その規模を大きくしたものだろうか、と。
 原理は同じだ。互いが生き残るために戦う、ただそれだけ。賭けるのが国ではなくて、世界に変わっただけだ。
 彼自身「あの世界」に特にこれといった愛着は無いけれど、それでも戦うのならば最後まで戦い抜きたいと思うだけの気概はある。そこまで諦めきってはいない。心は枯れてしまっても、燃え続ける思いがあった。

 それは、怒り。それは、決意。

 前者は身勝手な神々への、後者は世界を背負って立つ自分への、重い思い。
 だから、彼は戦うのだ。たとえ故郷の誰もが彼を見捨てても。
 両の手を横に振れば、しかと現れる銀色の双剣。

「戦える」

 励ますように自分に言って、彼は得体の知れぬ世界を歩きだす。
 そこで、明るい印象の少女に出会った。
 場違いな空気、優しい雰囲気。
 思わず、彼はそっと声をかけた。

「おい、危ないぜ? 今は戦時中だってわかっているのか?」


【宣言通りに長くなりましたm(_ _)m】

Re: 【オリジナル】背負うは世界、対するは異人【募集中】 ( No.13 )
日時: 2017/11/13 07:00
名前: 華火 (ID: xV3zxjLd)
参照: http://返信が遅くなってしまいすみません!

【もちろんです、ありがとうございます!】

>>12
クヴァル】

久しぶりに……いや、もしかしたら此処に来て初めてかもしれないんだけど、とにかく久しぶりに、誰かに声をかけられた。なんでかな、此処の人って、声をかける前に不思議な力とか、単純な武器とか、使ってくる人が多くて多い。あ、これがドッキリってやつなのかな……。

「……って、えーっと、せんじちゅうー……?」

せんじちゅう、センジチュウ。少なくともクヴァルの世界では使ったことのない言葉だ。きっとその世界とくゆうのぶんかっていうやつなのかな。それは気になるから、あとで聞いてみるとして。

「君はだぁれ?あ、クヴァルはクヴァルっていうんだけどねー」

Re: 【オリジナル】背負うは世界、対するは異人 ( No.14 )
日時: 2017/11/16 23:02
名前: 秋桜花 (ID: Yv1mgiz3)

【お久しぶり? です。
 リアルでゴタゴタしていて返信遅れました。以降、返信は不定期になってしまいますがこれからもよろしくお願い致します。】

>>13
【エヴァンス】

 戦時中、という言葉を聞いて首を傾げた少女を見て、エヴァンスは確信した。
 彼女は何もわかっていない、と。
 彼女は分からないのだろうか、と彼は思う。
 この惨状、阿鼻叫喚の地獄を。あらゆるものが赤で染め上げられた血みどろの戦場を。
 そもそもそんなのとは無関係な世界から彼女はやってきたのかもしれなかった。だとしたらそれはひどく幸福な事であるように彼は思う。
 だから呆れたような顔にわずかな羨望をにじませて、彼は彼女に教えてやった。

「戦時中というのは戦いの真っ最中、ということだ。これならわかるか? 今は危険な状態なんだぜ?」

 そう教えたあとに名を聞かれ、答える。

「オレはエヴァンス。魔法のある世界からやってきた、しがない死霊術師さ」

Re: 【オリジナル】背負うは世界、対するは異人【募集中】 ( No.15 )
日時: 2017/11/17 00:39
名前: 血染めの紅林檎 (ID: HDoKOx/N)

【ヴィンセント・フラハティ】

「はぁ……」
静かに溜息を吐いて其の手に持っていた血の滴る剣を放り投げた。其の辺で拾った剣だからか斬れ味は最悪だった剣だ。自らで剣先を補修しないと何も切れない剣なんて要らない。だから棄てる。どうせ拾った剣だ。
「……はぁ……………」
再び溜息を吐き目の前の人型らしかった肉塊を見下ろした。相手の事を禄に観察もせずに突然襲ってきた頭の悪い男。仕方なく相手をしたが、全くつまらない奴だった。動きが単調で隙だらけだし、少し切りつけただけで悲鳴をあげて泣き出した。其処で躊躇出来る程、僕には心が無い。だから殺した。勿論ね。
「………若し世界を作れるなら退屈しない世界が良いなぁ…」



始まっていたという衝撃の事実!!

Re: 【オリジナル】背負うは世界、対するは異人【募集中】 ( No.16 )
日時: 2017/11/17 23:01
名前: トースト (ID: hzhul6b3)

【遅れてしまい申し訳ありません!やっとこさテスト終わりました!
大変不本意ながら紅林檎さんに絡まさせて頂きます。】


【レヴィ・モンツェヴェルト】

「……うぅ……お腹空いた……もう無理…此の儘じゃ、僕…餓死しちゃうよぉ……」
腹部を抑え乍、前屈みになり僕はそう呻いた。
もうこうしてはや三日は食料を口にして居ない。此の世界に来て既に一月の時が流れた。未だ状況がよく掴めぬ儘こうして居るのもそろそろ自分の恐怖心が煽られ始めた処だ。先刻から耳を澄まさなくても聞こえて居るのだが、何故か此の世界では、誰かを殴る、刺す、撃つ、裂く、焼く、潰す……そんな、耳を塞ぎたくなる様な音が絶えない。鼻を擽る鉄の匂いも心地良いとはとても云えない。だけど僕の耳と鼻は、他の人よりもいいから、そんな不協和音と悪臭を、僕は遮るコトが出来ない。
僕の世界では…みんな仲良かったんだけどなぁ……此の世界の人達は皆タタカイが好きなのかな?とてもじゃないけど…僕は好きになれそうにないや…。そんな、誰かを傷付けたり、況してや殺すなんて……。
急な家族との別れ、未知なる世界との境遇、何か冒険譚でも始まりそうな予感さえするシュチュエーション……全部つい此の間迄自分には絶対起こらないであろうと思っていた…即ち、奇跡だ。神様の気紛れだろうと関係ない。此れは僕がある意味待ち望んでいた世界だ。
此の世界には、光がある。世界には色があり、物にはしっかりと形があるのだ。風の噂によれば、此の世界に存在する海、と云うものは其れは大層綺麗で、天井一面に広がっていると云う空も、海に負けない位綺麗らしい。僕は何時か其れを絶対自分の目で見る。此の世界なら、何かが変わりそうな気がするから。

「……だけど其の前に……お腹空いてってうわあぁっ!」
不意に、今は食料を探して居たんだと気付き前傾姿勢の儘足を進ませた。何かに躓いて仕舞ったらしく、へぶっ、と云う声を揚げて盛大に転んだ。打ち付けた額の部分を摩り乍何に躓いたのだろうと後ろを振り返る。大方、岩にでも躓いたのだろうと思っていた。でも其れは、岩と云うには余りに柔らかく、そして何より、手に纏わり付くぬめりとした生温い液体が______

「______え?」
其れが何なのか悟った瞬間、岩なら、どれ程良かっただろうと思った。


【レヴィが躓いたのがヴィンセントの殺した男の死体です!分かりにくくてすみません!】

Re: 【オリジナル】背負うは世界、対するは異人【募集中】 ( No.17 )
日時: 2017/11/18 15:11
名前: 血染めの紅林檎 (ID: HDoKOx/N)

オッケー!ドンと来い!
【ヴィンセント・フラハティ】

「…………………。何、あれ。」
何やら黒い毛玉の様な何かが此方へ近付いてきた。……あれ、絶対前見えてないよね…。ふらふらしてるじゃん…。
正体不明の物体に近付くのは如何にも躊躇われ、二歩三歩と後退った。若し攻撃する素振りを見せたなら直ぐ様殺ろう、と姿を犬のものに変えた。威嚇にもなる人間なら恐怖を覚える大きさだ。あくまであれが人間ならば、の話だが。
のろのろと近付いてきた何かは、あと一歩近付いたら喉笛を喰い千切ろうと思い構えた其の瞬間、前のめりにすっ転んだ。地面に突っ込むと同時にへぶっ、と情けない声も洩らして。
だ………ダッセェェェ………
前を見ていないのは見たら分かったが、真逆足元のぐちゃぐちゃ死体に気付かないとは………うん。此の上無くダサい。
黒い毛玉は起き上がると後ろを振り返り死体に触りだした。
………益々意味分かんねぇ……頭可笑しいのは見てて分かったが、真逆、あまりの空腹に其れ食う気か……?
お腹減った、と言っていた辺りから空腹なのは察しが付いた。毛玉から伸びてきたのが白っぽい五本指だった事から一応人間なのだと云う事も分かった。然し、此の毛玉の精神は到底理解が及ばない。到頭人間も共食いをする世界が訪れたか、と一人で呆れた。
………てゆか此奴、何故此方を見ない?此の距離で気付かない筈が無い。若しかして、此の毛玉が生まれた世界では大きな動物を見たら見ないフリをするって事か?一体全体如何いう事なんだ……


注意:ヴィンセント君はおつむが足りないのではなく、混乱しているだけです。

Re: 【オリジナル】背負うは世界、対するは異人【募集中】 ( No.18 )
日時: 2017/11/19 00:34
名前: トースト (ID: hzhul6b3)

【ありがとうございます!】


【レヴィ・モンツェヴェルト】

「う、うわぁっ!ど、どどど如何しよう…!此の人っ、怪我してる!」
此のぬめりとした生温い感触は、察するに恐らく血液だろう。だとすると此の人物は大量の血液を出して居ると云う事になる。地面に横たわり、自分が躓いた事への反応も無いとなると自分の中では此の人物は相当酷い怪我を負って居ると云う事だろう。生憎、此の少ない情報の中で此の人物が死亡して居ると断定することは出来ない。こう云う時に、盲目と云うものは極めて厄介なのだ。怪我の状態を見ることも出来なければ何処を怪我して居るのかすら分からない。おまけに発砲音と鉄の匂いが目の代わりに優れている耳と鼻を使い物にならなくして居る。

「え、えっと、怪我人の応急手当は、えっと、反応が無い場合は如何すれば善いんだっけ…?」
怪我の具合さえ見ることの出来ない僕は慌てるしか他無くて、如何することも出来ずにいく宛の無い手は虚空を彷徨って居る。
如何する…こんな時、如何すれば……。

「あ、えっと、だ、誰かっ!誰か居ませんか!怪我をしている人が居るんです!誰か来てっ、此の人を助けて下さいっ!」
云って仕舞えば、口が止まらなかった。
何度も何度も、そう叫んだ。此の人を助けたい、と云う想いが強かったのかもしれない。少し、偽善者振りたかったのかもしれない。また或いは____________……。

僕が既に此の人物が事切れて居ると云う事実を知るのは、さてはて何秒後か______。

Re: 【オリジナル】背負うは世界、対するは異人【募集中】 ( No.19 )
日時: 2017/11/19 17:20
名前: 血染めの紅林檎 (ID: HDoKOx/N)

【ヴィンセント・フラハティ】

け…怪我……だと……!?イヤイヤイヤ、どう見ても其奴既に死んでんだろ!寧ろ最早其れは人型と云える状態じゃないだろっ!
……取り敢えず、分かった事一つ。此奴は確かに可笑しな奴だが、どうやら共食いをする程イカレてはいない様だ。死亡と負傷の境目の判断が出来ない程度には矢張り可笑しいが。いや、それとも此の男は実はスライム人間でぐちゃぐちゃになっても再生可能とか!?………ンなわけないな。莫迦みたいだし、もう考えるの止めよ。
「__っ!?」
次の瞬間、僕はバネの如く飛び上がった。突然目の前の毛玉が大声を出したのだ。ドッドッと激しく心臓が拍動する。普段の一、五倍は早い気がする……僕は恨めしげに毛玉を睨みつける。
目の前の存在は無視かよ……もういいや。ほっとこ。
そう思い毛玉に背を向ける。然し、どうにも木になり振り返る。目の前の人物を助けてくれと声を上げ続けている。あんなに大声を出して、僕じゃない別の殺人を楽しむ奴なんかに見つかったら殺されてしまいはしないだろうか。
……せめて、其奴は既に死んでいると教えてやろう。
僕は人型になり毛玉に声をかけた。
「……其奴を助けたいのか」

Re: 【オリジナル】背負うは世界、対するは異人【募集中】 ( No.20 )
日時: 2017/12/30 18:34
名前: トースト (ID: vcVvkkAV)

【レヴィ・モンツェヴェルト】

「わっ、え、えと、はいっ!此の人…酷い怪我をしてて…」
急な呼び掛けに、安堵半分驚き半分の声を洩らし、僕は其の声が聞こえた方を向いた。助けて…くれるの…?嗚呼良かった…どの世界にも優しい人は矢っ張り居るものなんだな…。

「…助けて…くれるんですか…?」


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