二次なりきり掲示板
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- 【東方】『隔てられた姉弟』
- 日時: 2017/11/13 05:54
- 名前: 旅人 (ID: np9E8xX1)
【世界観】
紅魔館に仕えるメイド、十六夜咲夜の過去に重点を当てて、その過去と、現在の確執により生まれた悲劇の物語。
【注意書き】
1.本編での顔文字や絵文字は禁止
2.1日1回は顔を出して下さい
3.オリキャラはキャラシートをお願いします
4.死ネタ&シリアス多め
5.ロルは二行以上お願いします
6.キャラリセは一週間です
7.本体同士の喧嘩は無し
【方針】
十六夜咲夜(募集中)
を主人公にした物語にしようと思っていますが、もちろん他の原作キャラでの参加も歓迎いたします。
ほのぼの要素は少なめになると思われます。
- Re: 【東方】『隔てられた姉弟』 ( No.13 )
- 日時: 2017/11/25 07:33
- 名前: 奈由 (ID: 4RNL2PA4)
【一応小悪魔、パチュリー、美鈴ぐらいは出来ますけどやったほうがいいですかねー?
舞夜の性格とかもあるので、敵役は多めにやれますよー。ただしキャラ崩壊しかねない】
- Re: 【東方】『隔てられた姉弟』 ( No.14 )
- 日時: 2017/11/25 07:53
- 名前: 旅人 (ID: np9E8xX1)
【まあ、基本的に私が敵側をやりますので、その三キャラもやっていただけるとありがたいですね〜。
では、そろそろ初回文の方を投稿しますね。
それと、希望の方がいませんでしたので、私が咲夜も兼任しますね。】
- Re: 【東方】『隔てられた姉弟』 ( No.15 )
- 日時: 2017/11/25 08:03
- 名前: 旅人 (ID: np9E8xX1)
【外の世界/路地裏】
《ザアアアアアアアアアアア・・・》
幻想郷の外にある大都市の路地裏にて、バケツをひっくり返したような大雨が降るなかで、銀色の髪をして冷たくも整った顔立ちをして執事服を着た青年が傘も刺さずに雨に打たれている中、雨の降り続ける空を見上げている……
青年
「…あの日も、こうして雨が降っていた……
忌まわしい過去を、古傷の痛みと一緒に思い出す嫌な雨だ……」
青年の目には殺意と憎悪だけが渦巻いており、それは不条理な運命を作り出したこの世の全てを怨んでいるかのように見える……
>>all
- Re: 【東方】『隔てられた姉弟』 ( No.16 )
- 日時: 2017/11/26 08:19
- 名前: 奈由 (ID: 4RNL2PA4)
【外の世界/路地裏】
執事服を着た青年の三歩後ろに、青年と同じ銀色の髪を下ろし、メイド服にも似たり寄ったりの黒いワンピースを着た少女がいた。
少女は少し怯えながら、手に持って居た傘を一つ差し出した。
少女
「お、兄さ、ん、傘、刺さないと風邪ひきます、よ」
少女はうつむきながら小さな声でそう言う。青年とは目を合わせようとはしなかった……
【こんな感じでいいでしょうか】
- Re: 【東方】『隔てられた姉弟』 ( No.17 )
- 日時: 2017/11/26 11:10
- 名前: 旅人 (ID: VN3OhGLy)
【外の世界/路地裏】
零夜
「……ありがとう、感謝するよ……
………速く、アイツの居場所を突き止めないと……」
少女が傘を差した事で雨が当たらなくなるものの、水の滴り、垂れ下がったその前髪の奥には、全てを憎悪する怨霊のごとき目が爛々と不気味に輝いている……
【はい、良いと思いますよ〜。】
- Re: 【東方】『隔てられた姉弟』 ( No.18 )
- 日時: 2017/12/09 07:17
- 名前: 奈由 (ID: 4RNL2PA4)
[遅れてすいません!!]
【外の世界/路地裏】
少女は青年……零夜の目には視線を合わせまいと、うつむきながらまた兄に話しかけた。
舞夜
「お、にいさ、ん、けほっけほっ、どこ、に、けほっ、行くのです、か?」
時々苦しそうに咳をしながら彼女は問う。少女の体は小刻みに震えて居た……
- Re: 【東方】『隔てられた姉弟』 ( No.19 )
- 日時: 2017/12/10 07:46
- 名前: 旅人 (ID: OSct4JfX)
【外の世界/冷たい雨の降る街】
零夜
「……………。」
咳をしながら震える舞夜に対して、何を思っているのか、何を考えているのかはわからないものの、それ以上の声をかけずにただ静かに見ている……
ーズズズズズズズズッー
零夜
「…………!!?」
舞夜の様子を無表情で見る零夜と舞夜の二人の前に、路地裏にある周囲の物の影や暗がりが集まり、ブラックホールのように集まり、漆黒の渦を巻き始め、その黒い渦が発生した途端、
周囲一帯に禍々しい闇の力に満ち溢れ、その場の全員の体が、まるで金縛りにでもかかったかのように、動けなくなる……
それは、生物が本質的に持つ、最も古く、最も強い、根源的な「生存本能」そのものが、その漆黒の渦に対して、その渦の奥に潜む存在に対して全力で警鐘をならしている……
- Re: 【東方】『隔てられた姉弟』 ( No.20 )
- 日時: 2017/12/10 07:55
- 名前: 旅人 (ID: OSct4JfX)
【外の世界/冷たい雨の降る街】
零夜
「(何だ……この、何処までも暗く重い闇の波動は……これは……不味い……!!)」
突如として周囲の闇と影が集まって空間に生まれた漆黒の渦を見て、この場の全てを塗り潰す、黒い渦の奥から感じられる、闇の波動の持ち主の力量と、自分達とその存在の間にある、あまりにも遠く、異質過ぎるその力との差を感じ取っている……
零夜
「……舞……夜……
後ろに……いろ………」
零夜は根源的な生存本能に直接訴えかけて来る恐怖による金縛りにの中でも、その気力と意思だけでぎこちなくも僅かに動き、舞夜を庇うように、彼女と黒い渦の間に立つ。
到底抗える筈の無い本能的恐怖の中で、僅かとは言え動けているものの、その理由は、彼にとって彼女はそれだけ大事な存在なのか、失うと手痛い、貴重な戦力であるのかは定かでは無い。
- Re: 【東方】『隔てられた姉弟』 ( No.21 )
- 日時: 2017/12/13 16:18
- 名前: 奈由 (ID: 4RNL2PA4)
【外の世界/冷たい雨の降る街】
舞夜
「だ……め……げほっげほっ、ごほっ……で……………………」
舞夜は漆黒の渦の前に立つ兄に声をかけようとした。
しかし、重苦しい空気の中、体の弱い舞夜には話すことさえ苦痛だったのか、苦しそうに咳き込んだ後、
地面に倒れた。
意識こそはあるものの、怯えきったその目には、写っているものが無いように見えた。
- Re: 【東方】『隔てられた姉弟』 ( No.22 )
- 日時: 2017/12/13 23:20
- 名前: 旅人 (ID: VN3OhGLy)
【外の世界/冷たい雨の降る街】
零夜
「…………!?」
???
『そう警戒する必要は無い……
君達の目的はわかっている……
私はその手伝いをしに来た……それだけだ。』
零夜が倒れた舞夜の方を向くと、二人の前に現れた漆黒の渦から、一言一言の性質が悪意の塊のように邪気に満ちた声が二人の脳裏に木霊して行く……
???
『……だが、ただ彼女の元に諸君らを送るのは面白くない、故に………』
漆黒の渦の奥から悪意に満ちた声が響く中で、舞夜の意識が暗闇に落ち、冷たい雨の感触も、押し潰されそうになる禍々しい邪悪な威圧も感じられなくなった時……
ーーーーーーーーーーーーーー
【→幻想郷/森の広場】
意識が戻った時には、空間を歪めるような禍々しい邪気も、漆黒の渦も、灰色のコンクリートの床や高層ビル群も、零夜の姿も消え、代わりに周囲には何処までも自然に満ちた草木が広がる森で少し開けた場所に変わっている。
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