二次なりきり掲示板
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- ・Seize the day『 中文 』
- 日時: 2015/10/23 08:00
- 名前: 寝退 ◆HyWhrnhVWU (ID: KVMT5Kt8)
【 prologue 】
時は中世、舞台はとある国の城塞都市。
希望を手にした者達は光へと続く門を開いた。しかしそれは結果として多くの人々を巻き込み苦しめる事になる。
『お前達が人間として生きる事を望まなければ、私達は人間として生き続ける事が出来たのに。』
ある者は隠された真実に一人涙を流し、白衣を脱ぎ捨てると決死の思いで拡声器を手にした。
真実を知った民衆達は悩み考え続ける事を余儀無くされ、多くの人々は未だ答えを求め続けている。
—— —— —— —— —— …
閲覧ありがとうございます。寝退と申します。初めましての方も日頃お世話になっている方も宜しくお願いします。当スレは城塞都市内の極秘研究施設で生み出された能力者達とそれに関わる人間達の、戦闘・恋愛・日常、割と何でもアリなスレとなっております。
今回は完全な中文スレとさせていただきます。その他の部分での変更もありますので、世界観やルールに一度目を通してから登録書を記入して頂けますよう宜しくお願いします。
世界観 >>1
ルール >>2
募集枠 >>3
登録書 >>4
【 参加者一覧 】>>5
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- 【中文 / 再建】Seize the day【募集中】 ( No.71 )
- 日時: 2015/05/31 00:02
- 名前: JESSICA (ID: qJIEpq4P)
「……」
キリルはセレーナが椅子から立ち上がり、二人だけの秘密、と何やらいつも通りの様子に戻ったらしい彼女を不満げに眺めていた。其処から先ほどまでの寂しげな雰囲気は消え失せ、いつも通りの彼女が存在していた。
しかし、先程の彼女を知ったからだろうか、目の前の少女は何か偽物のような気さえした。今まで気づかなかった——気づこうともしなかったそれを目にしてしまった今、それを気にしないようにすることは不可能であり、気にかけてしまうのがキリルの性でもあった。
彼女は自分の言葉に、気のないようにも聞こえる返事を返した。其処にあった瞬間の間や、一瞬彼女の顔によぎった気がした寂しげな表情を、今どうやればまたこの偽物の中に浮かび上がらせ、本来の彼女を取り戻させることができるだろうか。
もし、あの言葉が命令などの絶対的なものでなく、少女からのありきたりと言ってもいいほどのお願いであったのなら、それを自分が可能に出来るのであれば。できないわけでもないだろう。
「…………——あの」
気づけば、キリルは幾分険しい表情でセレーナを見やっていた。手は未だに不安そうに箒を握り締めてはいたが、その声はもはや震えてもおらず、いつも通りの彼の皮肉げな調子さえ宿っていた。
「……俺は、大体の人に話しかけませんし、親しくしようともしません……挨拶は無視するし、自分ですることもないし、ましてや楽しくお茶なんてもしませんけど……それで良いのなら、あなたの望みをかなえることはできますよ」
その代わり、と再び床に目線を映した。
「………そうやって、意味もなく笑ったりしないで。……まるで人形でも見ているようで不安になります。……あなたの年齢を考えれば、もっと違う笑い方をするべきです」
それからキリルが率先してセレーナに話しかけることはなく、すぐにくるりと背中を向けて片付けを再開した。
- Re: 【中文 / 再建】Seize the day【募集中】 ( No.72 )
- 日時: 2015/05/31 00:31
- 名前: フレア (ID: aW5Ed34M)
険しいか表情でこちらを見るキリルに、セレーナは少し戸惑っていた。なにせそんな風に見られることがないのだから、当然と言えば当然の事だ。
やはり素を出すべきではなかったのだろうか...珍しい自分の失敗に内心ため息をついていたら、目の前の青年の言葉に俯きかけていた顔をばっとあげる。
「あ、えっと...本当ですか...?」
驚きながら目をパチパチさせると、ゆっくりと息を吐いて再び視線を床に戻してしまったキリルの言葉を待つ。その代わり、に続く言葉の予想はつかないが、私にできるこなとならなんでもしよう。それで少しは普通の女の子になれると言うのならばお安い御用だ。
「...って、え?私、そんなに...」
思わず間抜けな声を出したセレーナは、そっと自分の顔に触れて不安な表情を一瞬浮かべた。そんなに上手く笑えていなかったのだろうか、それとも目の前の青年が見破るのが得意なだけだったのだろうか。兄ぐらいしか私の笑顔の変化には気づかなかったはずなのに...そんなにも人形じみた笑みを浮かべていたのか。
それに、年相応の笑みと言うのがわからなかった。兄の前では自然に笑えるが、それ以外ではどうしても「セレーナ姫」が抜けないのだ。
「その、キリル...本当に、いいんですか?」
- Re: 【中文 / 再建】Seize the day【募集中】 ( No.73 )
- 日時: 2015/05/31 15:37
- 名前: 鯨 (ID: BZFXj35Y)
名前:フィロメーナ=キューン/Filomena=Kuhn
役柄:一般人
性別:女
年齢:21歳
性格:元々はおっとりとし世話焼きな性格だったが、右腕を失ってからは毎日浴びるように酒を飲んでいて泣き上戸になったり笑い上戸になったりと忙しい。一年中ほぼ酔っているのでむしろ酔っている姿が普通。ごく稀にシラフの日もあるが、そういう時は顔色も真っ白でオドオドしている。酒に弱いため時々嘔吐している姿も見られるのだとか。しかしそれでも酒を飲むのをやめないアルコール中毒者。お酒がないと何にもできない。そのため友達がいない。切実に友達が欲しい。自分が駄目な人間であることを自覚しており、いつまでも酒に溺れている自分が嫌いだが立ち直るきっかけが掴めないでいる。
本は幼い頃から大好きで酒瓶片手に店内の本を読み漁っているので無駄な知識だけは豊富。田舎人なので奇妙な訛りがある。
容姿:背が高くスラリとしている。ヒールを含まない身長は163センチほど。モデル体型というよりは栄養が足りてない感じの細さ。要するにやつれている。常に自信なさそうな猫背でまるで老婆のようにも見えるが老けている訳ではなく、雰囲気が陰気なだけ。重そうな黒色の髪はズルズルと腰まで伸びていていつもぐちゃぐちゃで簪が一つおかしな角度で刺さり、無理やりまとめてある。瞳は藤の花のような淡い紫色をしているがアルコール過剰摂取のせいか、まるで煙に潜らせたように濁った色になっている。優しそうな丸い目をしているが隈があるためちょっと怖い。一年前にとある事件で右腕を失った。肩から腕がないので右腕の袖はぺったんこ。右利きだったため今だに左腕で生活するのに慣れない。
服装は喪服のような露出の低い黒のワンピースを着ている。その上に店のロゴが入ったダサいモスグリーンのエプロンをしている。足元はヒールの高い茶色のブーツを履いている。
備考:本屋『空文堂』の唯一の店員にして店主。犬が大好きなので店内でクレメルヒェン(Kremelchen)という名前の雄のボーダーコリー犬を飼っている。ちなみに名前の意味は可愛いおチビちゃん。長いのでいつもはクレールと呼んでいる。賢いわんちゃんで黒い毛並みが自慢の看板犬。主人よりも毛並みが美しいと評判なのをフィロメーナは知らない。本屋は通りの奥にあり知る人ぞ知ると言った感じ。こじんまりとしているものの品揃えは一級で本好きなら通わずにはいられない。立ち読み可能だが、本を傷付けるとビニール包装を破るための鋏を向けられる。
母親と父親が科学者だったので一年前まで本人も科学者をしていた。母親が十一年前研究所で働いていてよく一緒に研究所へ連れて行かれていたため、当時の研究の様子をおぼろげながらも覚えている。科学者なのに国に協力していないのは、ほぼ引きこもり状態で国から科学者に呼びかけがある事を知らないためである。周りの人間もアル中の駄目なおねーさんが科学者だったとは思わないようだ。
引きこもりなので、夜に日が落ちてからクレメルヒェンの散歩に出かけるくらいしか外出しない。生活必需品は配達してもらっている。
サンプルボイス「私みたいな奴に話しかけられても困るよね。そう…私はそうやってからいろんな人に嫌われ蔑まれて一人で生きて行く事になるんじゃうえええええん!!死にたくないぃぃぃぃ!」
「犬って賢いし優しいし可愛いし人間よりもよっぽど優れとって素晴らしいよね!どこぞの将軍がお犬様なんて呼んだのも納得やわ。犬は素晴らしい。犬は最高。アイラブ犬。犬は世界を救う。そん中でも一等素晴らしいんは君よ、私のクレメルヒェン!」
「置いていかんとって。外の世界は怖いことばっかりじゃけん、一人じゃ生きていかれんよ」
募集:空文堂の常連客
(初めまして!鯨と言います。ナタノちゃんの姉です!
ナタノちゃんのオススメできました!不備がなければ登録お願いします♪)
- 【中文 / 再建】Seize the day【募集中】 ( No.74 )
- 日時: 2015/05/31 22:31
- 名前: JESSICA (ID: qJIEpq4P)
「……俺は、別に人のウソを見抜いたりすることは得意ではありません……というか、逆に不向きです」
相手が誤解したら面倒だとでも言いたげに、キリルはそう言葉を発するが、既にそこには彼が普段王族に対して使う異常なまでの警戒は消えうせ、普段通り仕事仲間を言葉を交わし合う程度の自己防衛用の刺が含まれていた。嫌悪感を表しながら、床のガラス片を掃く。
「……ただ、四六時中笑ってる人間なんて存在しないし、そう言う笑い方をしている人間は作ってるのが多いってのぐらいは理解できます。……それに、あなたぐらいの年齢だった妹の世話はしていたので……あいつみたいに笑えたらあなたにも友達の一人か二人ぐらいはできるんじゃないんですかね……あいつには友達も多かったし。……まぁ人間なんて親しくならない方が身のためですが」
ふと、いつもよりも喋ってしまっている自分に気付き、思わず口元を手で覆い隠した。そして振り返ってみると、やはり不安そうなセレーナの姿があり、反射的に謝ろうとしたが何とか言葉を飲み込む。
これを彼女は望んでいるはずだ。いつも通りの自分であればいい……。偽物の彼女に少しでも「笑み」以外の表情を浮かばせることができたのであれば、彼女は本物に近づいていくだろう。
それを最後まで世話するのは自分でないことも気づいてはいる。
本当に、と不安げにそう自分に問いただしてくるセレーナは、すでに年相応の少女のように見えた。そう思うとやはり彼女を女性と意識してしまうのか、ぱっと一気に顔が熱くなるのを感じ、顔を伏せながらこくこくと小さく頷いた。
「……俺、なんかで良ければ」
- Re: 【中文 / 再建】Seize the day【募集中】 ( No.75 )
- 日時: 2015/05/31 23:31
- 名前: フレア (ID: 0otapX/G)
ただ黙って、セレーナはキリルの言葉を聞き行動を見ていた。いつものような口調ではないのがとても新鮮で、少しむず痒い。そんな感情に苦笑しながらも、髪を指に巻きつけてニコッと笑った。
「ありがとうございます、キリル」
何に対してのお礼かはわからない。多分今までのこと全てに対してなのだろう、そう感じ取れるほどには重みのある言葉だった。
ゆっくりと息を吐き、上から羽織っていたパーカーのフードを被る。これは城の人間でも知る人は少ないと言われることなのだが、セレーナはフードをかぶっている時だけ姫であることをやめるとかやめないとか...。
深くかぶったフードの中から顔を覗かせると、キリルの方をまっすぐに見てその顔から笑みを消す。ただ怒っているというわけではなく、感情がない、無の状態という感じだ。
「なら、セレーナって呼び捨てにしてくださいねぇ?」
口調は柔らかいが笑みがないのでどこか冷たく聞こえる言葉。でも、それが姫としてではないセレーナなのかもしれない。生まれた時から姫として生きてきたのだから、「姫としてのセレーナ」は育ち「セレーナ=アフェクト」は育たなかった。そういう仮説が立てれるほどには、セレーナの表情には感情と分かる感情が見つけられなかった。
- Re: 【中文 / 再建】Seize the day【募集中】 ( No.76 )
- 日時: 2015/05/31 23:32
- 名前: 寝退 ◆HyWhrnhVWU (ID: FGcintdM)
>>65-66
ありがとうございます。入院とは言っても大したことは無いので大丈夫です!
ご心配おかけしてしまってすみませんでした…orz
お相手ありがとうございました、次の機会を楽しみにしています!
>>73
初めまして、参加ありがとうございます。
ナタノさんのお姉さんですか…!オススメで来て頂けたなんて嬉しいです!
お二人共ありがとうございます!
キャラの方も問題ありませんので早速登録させていただきます、宜しくお願い致します!
- 【中文 / 再建】Seize the day【募集中】 ( No.77 )
- 日時: 2015/05/31 23:45
- 名前: JESSICA (ID: qJIEpq4P)
「……それは無理ですね」
呼び捨てにしろ、その言葉にキリルもそう幾分か苛立たしげに返した。
「……俺はあまり仲が親密でない人間を名前で呼びませんし、呼び捨てにもしません。……あなたのことはこれからアフェクトさんと呼びます……友達のように名前で呼び合いたければ俺と仲良くなる術でも探してください。…………あと、社会の常識として、年上にはさん、を付けるべきではないでしょうか」
フードをかぶったセレーナの顔には表情が浮かんでいなかった。それが本当の彼女なのだろう。それを見てキリルは幾分か満足し、幾分か納得がいかない様子だった。彼女もまた、何処か自分の中で感情が分裂しているのかもしれない。そう思えば、彼女が急に不憫に思えてくる。
今、彼女は王族ではない。ただの此処にポンといきなり現れた少女だと思えばいい。そうなるとキリルがとる行動は、彼女には少し厳しいかもしれないほど、相手を警戒し、遠ざけるものだった。
それからキリルは一通り集めたガラスのかけらを集め終わり、捨て終わると、周りの片付けを黙々と始めた。
>>76
そうですか、良かったです! また次回機会があればよろしくお願いします!
- Re: 【中文 / 再建】Seize the day【募集中】 ( No.78 )
- 日時: 2015/06/01 06:07
- 名前: 鯨 (ID: 8PZUrHKn)
『認証有難うございます!
暇な方おられたらからみませんか?』
- Re: 【中文 / 再建】Seize the day【募集中】 ( No.79 )
- 日時: 2015/06/01 16:52
- 名前: フレア (ID: 0otapX/G)
いきなり変わったキリルの口調や言動に、セレーナは少しだけ息を飲んだ。強いわけではない、ただ未知のものに触れて少し驚いた感覚に似ていたのだ。
「そうなんですねぇ、それは失礼しましたぁ〜。こんな風に言われるのは初めてなのでとても新鮮ですよぉ〜」
フードについているうさ耳を揺らしながら、セレーナは無表情でそう言っていた。社会の常識というものが備わっていないのかもしれない、昔から目上の人や同じ立場の人には様をつけていたからその辺のことがよくわからないのだ。
トテトテとキリルの近くに行くと、そばに置いてあった箒をとって掃除をし始めた。手際がいいのは昔からしていたからかもしれない、家庭的なことは全般的に得意なのだ。公務などを任せてもらえなかった時は兄の身の回りのことをやっていたから。
「キリルさん、お兄様の第一印象どうでしたかぁ〜?」
話すことがそれしかないのか、そんな質問をしてクビをかしげた
《それは良かったです!そうですね、また機会があればよろしくお願いいたします!》
- 【中文 / 再建】Seize the day【募集中】 ( No.80 )
- 日時: 2015/06/01 19:11
- 名前: JESSICA (ID: qJIEpq4P)
「……まぁ自分がこれから仕える人間、というものでしょうか」
セレーナが自分の近くに来て箒を使いだしたのを横目で一瞥し、床に散らばった無傷なものをもとあった場所に黙々と戻しながら、幾分面倒とでも言いたげな気だるい口調でそう呟いた。勿論その目線がセレーナに向けられることはない。
「……よく噂で城から抜け出す護衛泣かせも聞きますが、そういう現場を見たことがないし、不確かな情報です……話したこともめったに姿も見受けないので性格は推測しかねますが、まぁ王族ですから一応敬意は払ってますよ……そう言えばあなたにはあまり似ていませんね」
遠くから何度か目にしたセレーナの兄にしてこの国の王子、ウィルフレッド・トロイ・アフェクトの容姿を思い浮かべながら不意にそんな言葉が漏れた。自分も妹とはあまり似ていないと言われていたため、あまり疑問には思わなかったが。
「……それと、大の妹好きだとか。……まぁ気持ちは分からないでもないですがね」
王子と姫、その関係を話題にすると必ず自分の妹のことを思い出してしまう。その為、キリルの表情はより一層険しいものとなり、口調も苛立たしさが募っているように思えた。
>>78
よろしければお相手お願いできますか?
騎士団に一人キャラがいるので
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