二次なりきり掲示板
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- ・Seize the day『 中文 』
- 日時: 2015/10/23 08:00
- 名前: 寝退 ◆HyWhrnhVWU (ID: KVMT5Kt8)
【 prologue 】
時は中世、舞台はとある国の城塞都市。
希望を手にした者達は光へと続く門を開いた。しかしそれは結果として多くの人々を巻き込み苦しめる事になる。
『お前達が人間として生きる事を望まなければ、私達は人間として生き続ける事が出来たのに。』
ある者は隠された真実に一人涙を流し、白衣を脱ぎ捨てると決死の思いで拡声器を手にした。
真実を知った民衆達は悩み考え続ける事を余儀無くされ、多くの人々は未だ答えを求め続けている。
—— —— —— —— —— …
閲覧ありがとうございます。寝退と申します。初めましての方も日頃お世話になっている方も宜しくお願いします。当スレは城塞都市内の極秘研究施設で生み出された能力者達とそれに関わる人間達の、戦闘・恋愛・日常、割と何でもアリなスレとなっております。
今回は完全な中文スレとさせていただきます。その他の部分での変更もありますので、世界観やルールに一度目を通してから登録書を記入して頂けますよう宜しくお願いします。
世界観 >>1
ルール >>2
募集枠 >>3
登録書 >>4
【 参加者一覧 】>>5
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- Re: 【中文 / 再建】Seize the day【募集中】 ( No.51 )
- 日時: 2015/05/20 19:16
- 名前: ナタノ (ID: 5/4jlQyE)
返信遅くなるかもしれないのですが、どなたかお暇な方がいらっしゃったらお相手していただけませんでしょうか?
- 【中文 / 再建】Seize the day【募集中】 ( No.52 )
- 日時: 2015/05/20 20:46
- 名前: 若菜 ◆JWtrKAQ0pE (ID: a0IIU004)
>ナタノ様
なりきり経験はすごく浅いので拙い文章になってしまうかもしれませんが、私でよければ是非。
- Re: 【中文 / 再建】Seize the day【募集中】 ( No.53 )
- 日時: 2015/05/20 21:05
- 名前: ナタノ (ID: 5/4jlQyE)
(若菜様
ありがとうございます!若菜様のキャラは脱走者なのでモニカでお相手しようと思うのですがよろしいでしょうか?
それでよろしいようでしたら、なりきりは不慣れと仰っていらっしゃるので私からはじめさせて頂きますが、いかがいたしましょう。)
- 【中文 / 再建】Seize the day【募集中】 ( No.54 )
- 日時: 2015/05/20 21:13
- 名前: 若菜 ◆JWtrKAQ0pE (ID: a0IIU004)
>ナタノ様
はい。モニカちゃんでお願いします!
ありがとうございます。ナタノ様から始めて頂けると嬉しいです。
- Re: 【中文 / 再建】Seize the day【募集中】 ( No.55 )
- 日時: 2015/05/21 13:50
- 名前: ナタノ (ID: 5/4jlQyE)
荷物の詰まった紙袋を両手で抱えながら歩いていたモニカはふと空を見上げた。雲ひとつなく晴れ渡った空は綺麗な青色を一杯に広げてその色を主張している。少しばかり目が眩むくらいの青にモニカは軽く目を細めた。
まだ脱走したての頃はこの終わりのない青が珍しくて上ばかり向いて歩いては人にぶつかっていた事を思い出して、何だか不思議な気持ちになった。変わらない自分の容姿のせいで忘れがちではあるがあの日からもう十一年の月日が経っているのだ。
「終わりは、来るのでしょうか」
追跡者から逃げるこの生活にはいつか終わりが来るのだろうか。それとも死ぬまで化け物扱いされて、逃げ続けなければならないのだろうか。ポツリと口に出した言葉があまりにも後ろ向きだったからモニカは慌てて口を噤んで下を向いた。
その拍子に前からやって来た年若い男性と肩がぶつかり紙袋の中身がモニカの手の中から飛び出した。男性はじろりとモニカを睨めつけると、落ちた荷物を拾いもせずにスタスタを歩を先に進めて行ってしまう。あまりの蛮行にモニカはしばらく開いた口が塞がらなかったが、男性の姿が見えなくなってからようやく我に返り、荷物を拾うべく腰を下ろした。さほど多くのものを買っていた訳ではないので、通行中の人々の迷惑にならないようにさっと荷物をかき集める。
ようやく最後の一つ、と新しく買った本に手を伸ばした所で、誰かの足がモニカの指先から本を掻っ攫って遠くに蹴飛ばしてしまう。
「はわわ、お待ちくださいませ!」
言っても栓ない事とは知りつつもモニカは遠くに飛ばされた本に声をかけつつそちらに歩み寄って行った。
(モニカで始めて見ました。本を拾う形で参加していただけるとナチュラルに繋げるかと思いますが、入りにくいようでしたら本はスルーでも構いませんよ)
- Re: 【中文 / 再建】Seize the day【募集中】 ( No.56 )
- 日時: 2015/05/22 02:30
- 名前: 寝退 ◆HyWhrnhVWU (ID: /YdTLzNI)
- 参照: 少し遅れてしまいました、すみません!
>>48-50
一見自分を突き放しているようにも受け取れるキリルの言動、そしてその表情を見て思わず一瞬俯いてしまったが、彼の行動の中に確かに自分に対する優しさを感じたアンネリーゼはすぐに顔を上げて「ごめんなさい」と謝罪の言葉を口にする。
その時、丁度髪を掻き上げているキリルの姿が瞳に映り、彼女は少し驚いたような表情を浮かべてから嬉しそうにその目を細めた。
「いつも隠れてしまっているのが勿体ないです」
思わず口から出てしまったその言葉に、咄嗟に両手で口元を覆う。いつもは彼の濁りの無い綺麗な黒い瞳もその端正な顔立ちも前髪に隠れてしまっていて、彼の顔を正面から目にしたのはこれが初めてだった。素直な感想をそのまま口にしてしまったが、恐らくまたキリルには不快な思いをさせてしまうのだろう。
しかしそんな彼女の小さな憂鬱を吹き飛ばす勢いでロイが一人楽しそうに燥いでいたかと思えば、セレーナが現れた瞬間に紳士的な振る舞いで迎え入れ、その姿はまるで別人のようだ。
アンネリーゼが思わず険しい表情で見据えていると、不意にセレーナから向けられた柔らかい笑みに、そして自分を気遣う言葉に忙しなく視線を動かしてから勢い良く頭を下げた。
「あっ、あの……その、ありがとうございます……!」
ただただそんなありきたりな言葉しか出て来ない自分に失望しながらも、気品溢れるセレーナの立ち振る舞いに見惚れてしまい、落ち着かない様子で自分の髪を弄りながら俯く。
その間も繰り広げられるロイの過剰なエスコート。場の空気を変えてしまう程の変貌ぶりに思わず顔を歪めたアンネリーゼは呆れたようにその光景を眺めていたが、ガラスに手を伸ばすセレーナに驚愕の声を上げた。
「セレーナ様……!」
しかし彼女の行動をたかが研究員見習い程度の人間が制止するというのもあまりにも恐れ多い事で。彼女が発する言葉から強い意志を感じ取ったアンネリーゼは、ただ狼狽えながら彼女の行動を見守る事しか出来ない。
そうこうしているうちに手際良くガラスを処理したセレーナは、キリルを心配した様子で優しい笑みを浮かべながら彼に近付き、何か囁きながらハンカチを差し出していた。
あまりにも近い二人の距離に頬を赤らめたアンネリーゼはなにか見てはいけないものを見たような気分になり顔を背けたが、部屋の中に広がる甘い香りに再びセレーナを見たアンネリーゼは、自分が一生持ち得ないであろう彼女の女性としての美しさに憧れと羨望の入り混じった眼差しを向けていた。
- 【中文 / 再建】Seize the day【募集中】 ( No.57 )
- 日時: 2015/05/22 19:26
- 名前: JESSICA (ID: qJIEpq4P)
- 参照: http://すみません色々と矛盾してました……
「……は?」
一瞬俯いてしまったアンネリーゼだったが、すぐに顔をあげて何やら謝罪の言葉を述べられた。そのことに関しては何も言わずにただ黙々と作業を続けていたのだが、その後に聞こえてきたその言葉に思わずそんな言葉が口元から洩れる。
そして気がつけばいつも極力隠そうとしている自分の顔があらわれているのが分かり、慌てて再び髪を下ろす。驚いた様子から微笑みに変わったアンネリーゼの表情と、その後咄嗟に口を手で覆った仕草から、恐らく彼女はとても素直な性格なのだろう。こういう女性が此処にいてくれることはいいことだ、と遠目からでも分かりそうなほど赤くなっていく自分の顔を隠しながらひたすらに思っていた。
ロイの変貌ぶりには驚きよりも呆れが勝っていた。普段のあのやる気の無さから此処まで一瞬で変貌できるとなると、どっちが本性なのかも境界線が自分自身で分からなくならないものだろうか。もしかしたらもう一つの人格でもあるのかもしれないな、と上品な仕草をして見せるロイを幾分白い目で見ながら、我関せずといった様子で部屋の隅に立っていた。
このままロイの一種の芝居ともとれる見事な変貌ぶりやアンネリーゼのロイに対する無意識に出るのであろうちょっとした暴言やセレーナに対する慌てふためきようを見ていても面白かったのだが、どうやらあのガラスは指の深くに突き刺さったらしく、指先からの出血が止まる様子はなかった。いらだたしげに舌打ちを漏らしたキリルは見つからないうちにと、アンネリーゼの声に合わせてドアを開けようとした。
しかし、その行動はすぐに止まってしまう。不意に心地よい匂いに包まれたキリルは目線を上げて少しの間思考回路が停止した。どうやらセレーナが自分の怪我に気付いていたらしい、一瞬怒られたとも思ったがそれも違うようで、心配そうに自分へと近づいてくる。
そして差し出された桜色のハンカチや、セレーナの振る舞い、そのたびに広がる香りに、目の前の人間が王族であることに踏まえ女性として一級と言ってもいいほどの品を持っていると認識してしまった。自分に対する優しい言葉やその笑み、そして何よりもその距離にキリルは一気に自分への恥や恥辱を思い出し、言葉も体も、思考回路そのものが停止してしまった。
「……っあ、……っそ、の……それは」
何とか言葉を出そうとするものの、それはただの吐息や微かな音にしかならなかった。ここまでくれば隠すこともできず、顔は紅潮し、目線すら地面に落してしまっていた。ひたすらに研究室の地面を見ながら、自分の心臓の音や体温の上昇、セレーナのコロンの香りを神経質な五感が感じ取り、ただただ自分を責め立てていた。
- Re: 【中文 / 再建】Seize the day【募集中】 ( No.58 )
- 日時: 2015/05/22 23:49
- 名前: 時谷 空 ◆AdKeSZp7eg (ID: o6x1qd73)
>>50>>56-57
責めるつもりはない、とやわらかな笑みで美しく笑うセレーナにロイは「恐れ入ります」と顔を上げ照れくさそうに頬を掻く。
兄は大丈夫だといいガラス片を片付ける彼女にロイは盛大にため息をつく。その厚意が時に他者にとって迷惑へとなりかねないことを自分から見ればまだ幼い少女は知らないのだろう。それがむず痒かった。もちろんその気遣い自体は嬉しいものだが高貴な方にこのよう雑用をさせてしまいロイは自責の念に駆られる。
そして自分を白い目で見ていたキリルにセレーナが歩み寄れば何やらハンカチを渡していて、どこか声の掛けづらい雰囲気になってしまいただその様子を黙って見ていた。あたふたと慌て羞恥心からかリンゴのように真っ赤に染まる頬にロイは、若さだな、と一人うんうんと頷き愛しい者を見守るように見つめていた。ふと視界に入ったアンネリーゼも頬を真っ赤に染め上げ狼狽し羨ましげにセレーナを見つめていた。こちらもこちらで若さだなとやはり同じく年寄りのように頷くと、何か思いついたのかアンネリーゼの傍により、キリル達をちらりと見やり彼女の肩を抱き寄せる。
「今夜俺の部屋にきたらアレ以上を教えてやろう」
二人には聞こえない程度に耳元で妖艶に囁けばくるりと踵を返す。彼女の反応は手に取るようにわかるからか彼はどこか上機嫌だった。
そのまま自室へと歩みを進めるが、「ああ、そうだ。」とピタリと止まり、
「アンネリーゼ、セレーナ様に何か飲み物を。
セレーナ様、何もないところではございますが、後は若者同士でどうぞ気が済むまでごゆっくりお過ごしください。年寄りは先に退場させていただくことに致します」
アンネリーゼに指示を出すとセレーナに向き直り深々とお辞儀をし、ゆっくりと上体を起こせばキリルとアンネリーゼに「失礼のないように」とだけ言い残しそのまま自室へと帰っていった。
(土日が来れるかわかりかねるので一度離脱致します。
ここまでお付き合いありがとうございました!)
- Re: 【中文 / 再建】Seize the day【募集中】 ( No.59 )
- 日時: 2015/05/23 08:58
- 名前: フレア (ID: f5yb.dIk)
- 参照: http://意味不明に..
あぁ、なんて可愛らしい子なのだろうか。セレーナはアンネリーゼの言動を見ながら密かにそう思っていた。とても優しくて他人思いな子、と言うのがアンネリーゼに対する評価だった。研究者としては見習いらしいが、人としては確実に出来ている。そんなアンネリーゼに惹かれたから反乱軍であったのに研究者として雇ったのは、セレーナと兄ぐらいしか知らない内緒だ。
「ありがとうございますね、アンネリーゼ。私のこと心配してくれて〜」
ゆったりとした口調でそういえば、キリルの方に向かう前にアンネリーゼに近寄ってその頭を優しく撫でた。妹がいたらこんな感じなのだろうか、なんて思うセレーナの表情は柔らかくて、思わず「可愛いですねぇー」なんていう本音が口から漏れてしまっていた、
「どうしました、キリル?」
アンネリーゼから離れキリルに話しかければ、彼は聞き取れないような小さい声で何かを言いながら俯いてしまった。一瞬怒らせてしまったのかと思ったがどうやら違うらしい。髪の間から見える耳や頬が赤く染まっていることからして、多分緊張や羞恥心によるものだろうとセレーナは冷静に判断していた。もちろん、表情は笑みのままだが。
「あまり、深く考えてはダメですよ」
その手にハンカチを握らせれば、耳元に口を寄せてそう呟く。少しだけ大人びた声音は艶っぽくて、余計に体温を高めてしまう事まではセレーナは考えていなかった。
ため息をつかれたことに少しだけイラついたセレーナはロイを無視していたのだが、彼の声を聞いてそちらに視線を向けた。どうやら機嫌は良く、そのまま自室に帰るらしい彼に一言声をかけたセレーナの声は、先ほどのように堅苦しいものに戻っていた。
「ロイ、あなたもあまり無茶はしないように、」
そう言ってふふっと笑うセレーナは、どこか楽しそうだった。あまりロイのことは得意ではないが、研究者としての腕は信頼している。それに、意外に真面目なところも知っているから、心から嫌いになるとこはできないのだった。
《了解しましたっ。
こちらこそお付き合いありがとうございますっ、》
- 【中文 / 再建】Seize the day【募集中】 ( No.60 )
- 日時: 2015/05/23 23:43
- 名前: 若菜 ◆JWtrKAQ0pE (ID: a0IIU004)
- 参照: 返信大変遅くなってしまい申し訳ありません!
>>55
フリルがたくさんあしらわれたパステルカラーのワンピース。宝石のような輝きをもつ様々なアクセサリー。首元の赤いリボンが特徴的な大きなテディベア。
グローリアはショーウィンドウに飾られた品を横目で見ながら、道行く人々の間をすり抜けていく。
人や物で溢れた場所を好き好んで歩くようになったのはいったいいつからだろうか。そんな疑問がふと頭に浮かんだが、その答えはすぐに見つかった。
そもそも何で自分は忘れていたのだろうか。追跡者には追われているが、それ以外は普通の生活に慣れ切ってしまっていたからだろうか。そんな自分に呆れたようにグローリアは小さくため息をついた。
十年以上前。閉鎖された薄暗い空間から逃げ出した日を境にグローリアは生まれ変わったのだ。美しいものを見て、美味しいものを食べ、暖かい生命に触れ、グローリアの価値観は大きく変化した。
「そういえば、あの日も今日と同じような青空でしたね」
視線を頭上に移すとそこには雲ひとつない突き抜けるような青い空が広がっている。永遠に続いていく青。施設から逃げ出し、数年ぶりに見たその青の美しさは今でも容易に思い出すことができる。
懐かしさゆえに無意識に足を止めてしまっていたからか、靴の先端に何かがこつんと当たった感覚がして、グローリアはその正体を確認するために足元に視線を移した。
そこには1冊の本が転がっていた。急いでそれを拾い上げ砂埃を軽く払うと、行き交う人の群れからこの本の持ち主であろう少女の声が聞こえてきて、グローリアはそちらの方向に体を向けた。
(すごく入りやすい文章でしたのに、こんなに拙い返信で申し訳ありません。それと相談なのですが、モニカちゃんとグローリアは完全な初対面だという訳ではないでしょうが、どの程度の仲にしましょうか?施設内で見たことがある程度の認識なのか、お喋りをしていた友人関係なのか…)
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