オリジナルなりきり掲示板
- Re: 『 龍桜戦記 』〈 長文以上中文未満 / イベント中 〉 ( No.1 )
- 日時: 2016/08/18 11:38
- 名前: 林銭 (ID: s2qZnqsK)
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〈 世界観 〉
これは一つの大陸の物語です。他の大陸と繋がる手段はまだありませんし、他の大陸が存在する世界なのかもわかりません。
さて、プロローグの聖龍と鬼神の戦いは三百年前のものであり『龍鬼大戦』と呼ばれております。この大戦は書物や巻物に記されてはいたものの、百年経った辺りから伝承となり誰も実話だとは考えなくなります。鬼ノ国が出現したのもこの頃です。
鬼ノ国は一気に栄え始め、大陸の東と西とで完全に二つの国に分かれます。離れ里なんかもありますが東側か西側かでどちらかの国の支配下にあり国の一部となっています。
神器は龍ノ国に五つ、鬼ノ国に三つありますが現在ではどちらも祠に納められています。皇族の人間は特に強く鬼と龍の力の恩恵を受けていたため、現在では皇族の人間のみ神器を使うことができます。が、皇族の人間も神器にそんな力があるとは信じておりませんでした。
そしてプロローグの事件が起こります。
鬼ノ国の第一皇子は成人すると同時に鬼神の存在を知らされ、対面することを許されるようになります。それと同時期に鬼ノ国には魔物が出現し、その事実を隠す為に国境は封鎖され二つの国は関わりを持たなくなります。
第一皇子は鬼神や魔物が実際に存在するということは神器のことも実話なのではないかと考え始め、祠に納められていた刀を手にします。そして更なる力を求めて鬼神の力を我が物にしようと考えるようになり、その結果封じられていた鬼神は完全に命を落とし、鬼神の力は鬼ノ国の皇子と皇女がその身に宿しました。
第一皇子はそのまま皇帝と皇后をも手に掛け、皇族の三人は魔物を操り鬼ノ国を支配します。民は逃げ惑い、封鎖された国境を破り龍ノ国へと避難しましたが逃げ遅れた民も残されています。
これにより龍ノ国の皇子と皇女も神器を手にして、両国とも侵入者を感知する結界で国を覆い臨戦態勢に入りました。
ちなみに元々の人口はどちらも二千人程であり、龍ノ国に逃げ込んだ鬼ノ国の民は五百人程です。龍ノ国の人口はこれによって二千五百人となり、鬼ノ国の人口は生き残っている人間も少なくなってしまい五百人程度ですが、鬼ノ国の人々は今も絶えず命を落とし続け、魔物は増え続けています。
鬼ノ国の皇族の目的は大陸全土の支配です。
〈 龍ノ国と鬼ノ国 〉
基本的に日本の古き良き時代を想像していただければと思うのですが、どちらの国も龍と鬼を祀る大きな祠があり、中心部に大きな城郭があります。
城の内部の造りは地上五階・地下一階の六階構成になっていますが和風の城なので上に行くに連れて狭くなります。地下には食料や武器が蓄えられており、一階部分には大広間や炊事場、書院などの部屋があります。二階部分には世話役達が暮らし、三階~四階部分には皇族の部屋があり、天守最上階には国を見渡す為に最上階を取り巻く回廊があります。
人口も少なめで自然が多いので、都を離れると開けた海岸や森林、滝や湿地なども多くあります。国境では魔物と龍ノ国の民の争いが昼夜問わず繰り広げられており、国境が封鎖されるまでは年に一度皇族同士でどちらかの城に呼ばれ交流する機会が設けられていたため、龍と鬼の皇族同士は顔見知り設定です。物語スタート時点では龍の皇族は鬼の皇族が元凶だということも鬼神の存在も知らない段階です。(顔見知り以上の関係にする際は本体同士で相談して下さい。一方的に関係を決めないように。)
〈 龍ノ国 〉
龍ノ国は華やかなイメージで、この国には無数に桜の木があります。この世界の桜は龍が眠る地から生まれたとされ、そこから広がり今では国の象徴となっています。龍ノ国の桜は一年中咲いていますが、最近では鬼ノ国付近の桜の木は枯れてしまっています。
・皇族 …… 皇后は数年前に亡くなっており、皇帝は居る予定ですが危篤状態で寝たきりとなっています。今後ストーリーを動かす際にモブとして登場させるかもさせないかも。(子供に全てを任せる自由人設定なので適当に話の流れで使っても大丈夫です。)
・烈旋隊 … 龍ノ国の第一皇子直属の組織。本来の仕事は見回りや治安維持、皇族の警備など。最近は鬼ノ国から攻め込んでくる魔物の対応に追われている。大勢で動く際は第一皇子が指揮を取るため隊長や副隊長といった役職は設けられていない。屯所があり、屯所内の宿舎で皆暮らしている。門限は夜八時。見回りの仕事や戦地に出ている者以外は朝と晩に点呼を取る。隊服は上下一式ある訳ではなく、烈旋隊の旗印が背に大きく描かれた羽織だけ支給されている。仕事で外に出る時だけ羽織る者も居れば、普段から着用している者も居る。
・医師団 … 龍ノ国の第二皇子直属の組織。常に組織として動いている訳ではなく、町医者や薬師に協力を呼び掛け、協力する意志を持つ者のみ登録されている。必要な時、必要な人数に召集がかかり現場へと向かう。医師団として動く必要のない時には各々自由に過ごしている。医師団の者は服装などは指定されていないが、戦地に赴く際は一目で分かるよう白い衣服を指定される。(一応加入時に白の長着は受け取っている。)
〈 鬼ノ国 〉
鬼ノ国も元々は大差無い華やかな国でしたが、今では薄紫色の妖気が国を覆い、川の水や空も全て紫がかっています。植物は枯れてしまい花一つありません。枯れ木が立ち並ぶその光景は龍ノ国とは対照的な街並みとなっています。
・皇族 …… 皇帝と皇后は第一皇子の手によって命を落としている。現在存在する皇族の人間は半分鬼と化した第一皇子、第一皇女、第二皇子の三人となる。この三人は魔物達を操ることが出来るが、普通の魔物はそんなに賢くないため『命令された場所へ行き攻撃する』という程度のことしか出来ず、飼育したり乗ったりということは出来ない。大勢の魔物達に直接命令を下すことは少なく、基本的には妖将に指示を出して妖将が魔物を率いて動く形となる。
・妖将 …… 魔物達を統括する立場にある妖魔達。この五匹は他の魔物達よりも強い魔力を持っていたため、大勢の人間とその魂を食らい人の姿を手に入れており、言葉を得ると同時に感情も芽生えている。半分鬼と化した皇族と大差無く半分人と化した魔物である。まだ言葉を得たばかりで強い知識欲を持つ者が多い。鬼神の力を継いでいる皇族三人を絶対とし、他の魔物達よりも確かな忠誠心を持っている。容姿は普通の人間と変わらないが血液は紫色で、人並み外れた力を持っている。(鍛え上げた人間の二倍程度)
〈 妖気 〉
鬼ノ国を覆う妖気は徐々に人々の心を蝕み、完全に妖気に支配された人間は鬼神の意志を受け継ぎます。鬼ノ国の皇族に絶対的な忠誠心を持ち、龍ノ国へ敵意を抱くようになります。どんな善人でも残忍な性格の人間へと変貌し、破壊衝動に駆られます。妖気の影響を受けない人間は皇族と巫女のみ。
最近では龍ノ国の国境付近にも妖気が流れ込んできているため、襲い来る魔物の対処も妖気に侵されないように交代制で行う必要があります。
〈 神器 〉
神器は全て最強の硬度を誇り、普通の武器で長時間戦っていると徐々に武器が痛み破壊されてしまう恐れがあります。神器にはまず、二国で共通している神器が三つあります。第一子が持つ刀、第二子が持つ鏡、第三子が持つ宝玉です。加えて龍ノ国には第四子が持つ槍と第五子が持つ扇が存在します。
刀の神器はこの物語で一番強い武器で、この刀で切れないものは存在しないと言われています。龍の刀の刀身は聖なる光を、鬼の刀の刀身は邪悪な妖気をまとっています。龍の刀には斬り付けた相手を心の闇や妖気から解放する力があり、鬼の刀には相手に妖気を送り込み心を負の感情で支配する力があります。
鏡には加護の力が宿り、どちらの国も鏡の使い手である皇女が結界を張っています。城郭の周りには侵入者を拒む結界を張っているため自国の皇族以外の者が立ち入ることは出来ませんが、国を覆う範囲となると侵入者を感知する程度のものしか持続できないため、完全な結界は城郭の周りのみとなります。戦闘時などは味方を覆うような結界を新たに張ることも出来ますが、あまり無茶をすると城郭や国の結界も解除されてしまいます。
宝玉には癒やしの力が宿り、宝玉の使い手が対象に触れることで傷を癒やすことが出来ます。複数の対象に対して同時にその力を使うことは出来ず、対象の傷の程度によって掛かる時間も使う体力も変わります。死人を蘇らせることは出来ませんが、どんなに酷い状態でも丸一日付きっきりで力を与えれば回復させることが出来ます。しかし長く時間を使えば使うほど体力も消耗するので、無茶な治癒を連続で行うと数日寝たきりになることもあります。
槍には龍の怒りが込められていると言われており、怒りの力を発動しながら槍を振り下ろせば地面が割れる程の威力を持ちます。しかし怒りの力は一日に数回しか使えません。槍全体が赤い龍の怒気をまとっており、怒りの力を使用する度に光は薄れていきます。槍を休ませるとまた強い光を放ちます。
扇には龍の息吹が宿り、扇を振ることで鋭い風による斬撃を広範囲に対して繰り出すことが出来ます。広く浅くといった感じの攻撃なので特定の対象と戦う際は威力不足ですが、小型の魔物や妖気に支配されたただの人間相手であれば一気に片付けることが出来るので、上手く使えば真価を発揮します。緑色の息吹をまとっていますが、こちらも一日に数回しか使えず、使うたびに光は薄れ休ませることで回復します。
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