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・めっちゃくちゃな内容の概要

　舞台は現実によく似た平行世界、19世紀中頃の西洋風のとある架空の国の架空の街“クリストフェル・サールストレーム”(通称クリストロム)です。この国は王都とそれを囲うように東西南北に位置する4つの領土が存在し、クリストロムは北部に位置します。
　広い広い世界を旅しても、クリストロムのような場所は無いと言われるような場所です。刺激的でありながら平穏が保たれ、緑が生い茂りながらも華やかに娯楽が溢れかえる。国民は心に喜悦を溢れさせながら祖国を賛美する。誰もの心から闇が消えてしまったような“楽園”と呼ばれておりました。誰の心にだって悪が潜み、クリストロムに降り注ぐ太陽の光で見えなくなっていただけなのに。

　しかし、人々の平和を脅かす“悪魔”が其処に下り立ったその日より、楽園は音を立てて急速に崩れ落ちて行きます。

クリストロムの領土の一部を取り仕切るヴァネンデルト家七代目当主ヒューベルテュス・ヴァネンデルトの娘が雨の降る夜道で刃物で刺されて殺された。また次の雨の日には船乗りと警官が死体で発見されました。このような物騒な事件の噂はあっという間に広がり、ふと気付けばそれまで目にもしなかった犯罪が国中に蔓延るようになっておりました。

「 レイニィデイコメディアン 」

この奇々怪々な人物を町の一角で小説家がそう呼べば、いつしかその名は彼のものになった。

　そんな舞台で、皆様は思い思いのキャラクターになりきり、その子の物語を書き綴りつつ交流していただければと思います。レイニィデイコメディアンに憎悪の念を抱き、復讐を誓ったり、高みの見物を決め込んで面白がってみたり、もしかしたら殺されるのではと毎日びくびく暮らしてみたり、レイニィデイ・コメディアンにそれら全てがこの物語の一部となってかわるでしょう。

　また、レイニィデイコメディアンの正体ですが“参加者様の投稿するキャラクターの中にその正体が潜んでいます”。それについてはどうして人を殺すのか、何故雨の夜なのか、その心情など、あいまいな部分は物語の中盤～後半に差し掛かる頃に参加者みんなで決めて行きたいと思います。相談には是非ご参加していただければスレ主としても光栄であり、幸いです。

　物語は、3人目の被害者が出た3日後の朝から始まります。