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- Re: 【中文】四つの国と妖怪達【募集中】 ( No.41 )
- 日時: 2016/08/24 12:24
- 名前: ドロシー ◆zfyqf4IqcA (ID: QY0WTXpS)
>>37
【西の国 猫又邸付近/猫石 火鈴】
フォローの成果があったのか、安心したように笑った陽斗を見て火鈴も安心したように笑い、やり過ぎてしまうのは悪い癖だなと苦笑した。
苦笑した、といっても心の中でだけで、表情には出来るだけ出さずにだが。
そんな中で陽斗から「ありがとう」という言葉が届き、そういえば自分は礼を言っていないということに火鈴は気付き、少し慌てながらいつもの様にふんわりと笑った。
「こちらこそ嬉しかったよ、ありがとうね。後、素敵な演奏を今日も聞かせてくれてありがとう。私、陽斗の演奏が大好きだよ。勿論陽斗の事もね」
勢いで何か恥ずかしくなるようなことを言ってしまったような気がするが、言ってしまったのだから仕方ない。気にしないようにしよう。と少し下を向いて考え気を取り直し、陽斗の嬉しい申し出に答えようと陽斗に向き直った。
正直、火鈴は今日の仕事がまだあったかどうかをはっきりとは覚えていなかった。一通りは終わったはずではあるが残っている可能性が無いとは言えないのだ。
とはいえ重要な仕事は先にするようにしているし、残っているとしても大したものではないだろう。
それに、自分のうっかり癖は有名である上に、幼馴染であり、自分が仕えている相手である猫又は自分の事をよく知っている。
だからまぁ、自分が仕事をうっかり忘れて友達と遊びに行くくらいの事は許してくれるはずだ。
「仕事は多分ないはずだし、大丈夫。一緒に行こう。いやぁ、久しぶりだし楽しみだなぁ」
久しぶり、というのは陽斗と一緒に出掛ける事でもあり、西の国の町を見て回る事でもある。
最近は家で読書をすることが楽しく、あまり出掛けていなかったのだ。
そういえば、陽斗が仕えている相手である雪男が治めている北の国にもあまり言っていなかったなぁと思い出し、また行ってみたいなと思った。
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