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Re: 【中文】四つの国と妖怪達【募集中】 ( No.45 )
日時: 2016/08/27 14:40
名前: 堕烙 (ID: q9W3Aa/j)

>>43【東の国、国境付近/坂上 源一】

「嗚呼、無理強いをするつもりはねえから大丈夫だ だがなあ、好きに呼べが一番困るが藍羅さんと呼ぶ事にする、本当は君付けにしたいが、俺もちょいとばかし気ぃ引けるんでな」

 それでも姿を変えようなんてしないが、目の前の例外とも云える彼に君付けはあの呟きと今の発言さえ無ければしていたと思うがあの呟きと今言った彼の発言を聞いた後じゃ通りに合わない

 近所の俺より年増なじいさん、婆さんも子供の遊びの延長としてすんなりと『源じいさん』と呼び俺も『ばあさん』なんてやりとりが日常だったため、年上の人と云うのは源一の頭にはないに等しい、妖は外見だと日頃から思っているのもある、妖は外見を好きに変えられるのが大半だからだ

 だから、雪男に仕えているという座敷童子が狐の嬢ちゃんよりは下で俺より遥かに年上だとしても君付けにしている、狐の嬢ちゃん、藍羅さんを除くのなら古株は座敷童子だと感じる、俺の知る限りだと

(まあ、それこそ....俺からすりゃ相手の実年齢なんて深く考えてねえからな、実際俺は自分の実年齢は分からねえし....気にする所じゃあねえよ)

 またまた、相手の発言に年齢について考えてしまう、馴れしんだ者、客、近所の人に対してだと聞き流す事が多い自分がちゃんと会話をするのはあまりないため、自分でも不思議に思うが意外にも悪くはないと思う、でもこれっきりだ

 会うことはもうねえだろうよ、俺の店に来るんなら話は別だが、基本会うことも会いに行く事もないだろうな、まあしばらく家にとかだったら歓迎だがな

 藍羅の様子にやっぱり用があったんじゃねえかと内心で思いながらも

「おうおう、そうくなってそれと藍羅さんよ、背中に差している二丁の刀、他の民が見たら怖がっちまう....ちょいと、すまねえが源さんに一時的に預けちゃくれねえか?」

 藍羅の先程の言葉とは裏腹に行動がすでに先へ先へ行っている、これはもしかすると、後押しだけで彼は入れたのではないかと一瞬、頭に過るが彼が此方を振り返り、そう言ったので何だか彼が年上という感じはなく何処か子供のようで、戸惑ったような笑みで彼に近寄りながら何処か申し訳なさそうな声音で彼の背にある二丁の刀を見てそう聞く、理由は知らねえが目立ちたくねえんだろと付け足して、藍羅を見た