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- Re: 【中文】四つの国と妖怪達【募集中】 ( No.46 )
- 日時: 2016/08/27 18:03
- 名前: 月無 (ID: QnSr3K5Z)
>>45
【御伽 藍羅/東の国の国境付近】
「ふふっ、俺は君でも構わないぞ?まぁ、何でもいいがな。呼び方を好きにしろと言ったのは俺だし、アンタの好きにしてくれればいい。」
少しきょとんとした後、楽しげに笑えば背中に背負っていた剣を取って少し視線を逸らす。ずしりとした重さはやはり心地よくて、長年の相棒を出会ってまもない妖怪に渡すのは少し渋ってしまうのだ。剣士にとって剣は半身のようなもの、自分の命を預けるには些か相手のことを知らなすぎる。
(すまないな、源さん。アンタがどれだけいい人でも、俺の命はそう安安と預けられないんだ。なにせ...俺の命はアイツの物だしな。)
ふっと笑えば、右手の人差し指の皮を少し噛みちぎりそこから血を垂らす。それを二本の剣へと付着させれば、小声で何かを唱えて術式を展開させた。簡易的な物だから強度は低いし術式の使い手ならばすぐに見抜けるようなものだが、町中を歩くために隠すぐらいならばこれで良いだろう。
言葉通り「見えなくなった」剣を背負い直せば、源さんへと笑いかけて小首を傾げる。要は見えなければいいのだ、民を怖がらせないために。ならばこれで良いだろうと自己完結させれば、背中の重みに少し安心して息を吐いた。
「目立ちたくはないが、まぁ...目立つんだろうなぁ、多分。剣はこれでいいだろう?簡易な術式で見えなくしたから、多分大丈夫なはずだが...生憎俺はそっち方面は苦手でな、複雑なのは無理なんだ。」
ニコニコと笑い、「早く行こう?」と言えばまた背を向けて歩き出してしまう。待つという考えはないのだろう、元よりソロで動いていたから他人と行動するのは苦手である。
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