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- Re: 【中文】四つの国と妖怪達【募集中】 ( No.48 )
- 日時: 2016/09/06 19:51
- 名前: 月無 (ID: mXDJajPZ)
>>47 【いえいえ、大丈夫ですよ。こちらこそ少し短くなってしまい申し訳ありません。ちなみに発案者、実行者は琥珀です。 】
【御伽 愛羅/東の国の国境付近】
「なにか不満があれば言ってくれ。治すようには努力するよ...あー、生憎人との距離感がつかめなくてな。いろいろ気に触るようなことをしたらすまない。」
何を思ったのか、そう言って頭を掻けば「治せとは言われているんだが、これがなかなかな」と言って苦笑を浮かべる。誰かと一緒に何かをするのは苦手だ、元より自分の性格が向いていない。一人、あるいは心を許した誰かとならば平気ではあるのだが。
「いやいや、お心遣い感謝するよ。優しいのはいいことだ、そういう妖怪がいるから国は成り立っていけるのもまた事実。その気持ちを忘れないでいてくれ。」
歩きながらもそういえば、ずいぶんと偉そうなことが言うと自分自身に苦笑する。そんなことが言える立場でもないが、実際問題そうなのだから仕方が無い。上に立つものの下には、必ずしも心優しい奴がいる。民の傷を癒し、話を聞くその存在こそ、影の労働者というわけである。
「こーりゅーかい?」
振り向き、聞きなれぬ言葉を復唱する。
何だそれは、そんなもの昔から合ったか?...いや、確実にない。だってあの頃四つの国は、長も民も仲が悪かったのだから。それで、いつか仲良くなれるように親睦を深めようと琥珀と話していて...それで。
はっと何か思い浮かんだように目を開けば、スタスタと源一の方へと歩いてきて目の前で歩みを止める。その目は先程の緩やかな眼差しとは違い、獲物を見つけた狩人のようだ。もちろん、愛羅にそんなつもりはまったくもって無いのだが。
「源さん。それを発案して始めたのは...もしかして琥珀か?」
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