オリジナルなりきり掲示板
- Re: 真実の果て、愛は狂う【募集中】 ( No.115 )
- 日時: 2016/10/19 23:03
- 名前: 咲来 ◆hjAE94JkIU (ID: EkFUTbCM)
【すみません、大分返信遅れました。拙い文で申し訳ありませんがお暇な時にでも返信して下さると嬉しいです。】
>>73
【今和泉 京花/街の中央にある公園】
「ふーん、なら良いけど。そっか、思ってない何て言われたら危うく刺しちゃう所だったからこの剣で。話せない事がどんなに辛い事なのか全然想像はつかないな。いつか、大切な人が失った時分かるのかな僕にも。その辛さが」
ポンポンと軽く剣の鞘を叩き威嚇するように目を細める。然しながら、彼が言う話せない事の辛さは理解できない。辛さを体験していないから言えることかもしれないが、この先何があっても彼のように思うことは無いだろう。例え、大切な人を失おうと。
「嗚呼、何だそういう事だったんだ。なら、早く言ってよね。無駄に焦っちゃったじゃん。勿論誰かに告げるつもりは無いよ。君の政府への思いは秘密にしておくからさ__って、髪飾り投げないでよ。習わなかったの物は投げちゃ駄目だって」
まさか、彼が自分に保険を掛けてくる事には少々驚いたが秘密にして欲しいと言うのならそれに従おう。誰かしらにこのことをベラベラと告げるつもりは最初から無いし、ましてやこの話を言える人さえ居ない。居たとしても副リーダくらいなものなのだ。
ふと、そんな事を頭で考えていたらこちらに向かって何かを投げられて瞬時にキャッチする。手の中に収まったのは紛れもなく自分の大切な髪飾りで思わず相手に文句の言葉が溢れた。
「別にぃー、分かってたから謝らなくていいよ。謝られたら逆にそれはそれで心にグサッとくるから。それに「危機的状況」に慣れていることは悪いことではないし、この立場なら尚更。当てれなかったのは本当に残念だけど、今回は僕の腕が鈍ってたと言うことで」
そう相手に告げた直後パチンと京花は両手を合わせた。まるで、この話は終わりとでも言いたげな表情を浮かべては、気が抜けたのか欠伸を一つしたあと空に向かって大きく伸びをする。
彼が、鞘に剣を収めるのを横目に彼女は腕時計に目を落とした。暫くの間無口だったものの何かを思い出したのか、今が夜中の2時であると言うことも忘れて思いきり大声を上げた。
「え、もう2時じゃん。やばいよ、ねえやばいよ。」
戦闘に夢中になって本来の目的をすっかり忘れていたが、本来公園に来た理由は彼と戦闘を行う為ではない、あくまで彼を探すことが目的だ。
それを今更ながらに思い出し血の気がさぁー、と引いていく。すぐ近くに立っている嵐にさっと近寄れば、ろくに何がやばいのかも伝えずグラグラと相手の体を揺らした。明らかにパニックに陥っている様子でブツブツと呪文の様に言葉を紡ぐ。
「(嗚呼、やばい。何で戦闘なんてしたんだろう。確かに暇だったし、少しならと思ったのが間違えだった。そもそも、書類の作成手伝って貰うために探してたのに何処でどう道を間違えたんだよ)」
今更どうこう思っても無駄な事だとは分かっているが、どうしても考えずにはいられないのだ。もう、こうなっては仕方あるまい。目の前の彼にやはり頼むしか無いのだ。
「ねえ、雨水君書類作るの手伝ってくれないかな。どうしても今日中に持っていかないといけないんだけど終わらなくて。__え、何何手伝ってくれるって。有り難う、それじゃあ早速行くよ」
傍から見れば、完全におかしい子であるが、今の彼女はそれを気にしている場合では無かった。一人で芝居をうつかのように相手からの返事を待たずして自分の良い方向に解釈をする。そして相手に有無を言わせないように「やってくれるよね」と言う意味も含めニコリと軽く笑えば相手の手を握り走り始めた。これこそ自己中だと言われる原因ではあるが彼女に取っては相手の意思は全く持ってお構い無しなのである。
>>83
【ノア/街から少し離れた森の中】
「魔女、森の番人。ね」
相手の言葉を反復するように言葉を紡いて見たものの、この言葉に聞き覚えがあるのか無いのか自分でも定かではない。もしかしたら、街で聞いたことある名前なのかも知れないが正直言うと全く覚えていないのだ。勿論、偽名と言う線も捨てきれないが通り名と言うことも十分に考えられなくない。用心深くもう1度フードを深く被っている人物に目を配って見るがやはり、覚えがないのかいまいちピンとこなかった。
過去の記憶を手繰り寄せる様に、暫し唸っていると相手から暫くして質問を投げかけら思わずビクっと体を揺らした。
「何、そんな事を知ってどうするの。しかも、赤の他人に況してや知らない人にベラベラと目的をいう人なんて居ないだろ」
先程と打って変わって冷たい視線を相手に送った後まるで敵対しするかの如く睨みつけた。何を理由に目の前の人物が目的を聞くのかは分からない。もしかしたら単に情報収集かも知れないし、ただ単に興味本位かも知れない。一つ言えることと言えば、目の前の人物の意図が分からない以上迂闊に口を開けないと言うこと。
口を開き、相手のペースに飲まれうっかり話してしまったら元も子もないし全部水の泡だ。況してや、仲間でもなければ全く知りもしない赤の他人に。
そう思えば、必然と口元は引き締まり、頑として言わないとでも言いたげな表情を顔に浮かべた。
「別に手を貸して、欲しいなんて更々思わない。利害が一致した所でな。それに、良くも知りもしない奴に手を貸してくれるとは限らないだろ。上辺だけって事も充分に考えられるしな」
獣と狂人と言う言葉が一瞬気になりはしたものの、スッパリと相手の提案を切り捨てた。確かに、悪い提案とは言えないが最初から怪しい奴にこちらから手を伸ばすつもりも毛頭ないのだ。
それに、利害が一致すればと目の前の人物は言っているがその内容さえ分からない状態で「うん」なんて言えるはずはない。其れこそ、面倒事に巻き込まれて後後厄介になるだけだ。そう、ノアは頭の中で軽くそう考えを纏めれば相手の反応を待った。
総合掲示板
小説投稿掲示板
イラスト投稿掲示板
過去ログ倉庫
その他掲示板
スポンサード リンク