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>>148

そう言って貰えるとこちらとしてもありがたいです。続行許可有難うございます！！ルナちゃんと久しぶりに絡めるの楽しみで仕方ないです！それでは、拙い文ではありますが投下させていただきますね。

【ノア/マフィア本部二階にあるバルコニー】

「ん、待ってる。急いで転ばないようにな」

此方に背を向けてバルコニーから出ていく彼女見送った後、ノアは机に突っ伏するように顔を伏せた。疲れが溜まっていたせいなのか途中眠気が襲ってきたものの眠気をかみ殺すように小さな欠伸を一つする。そして、バルコニーの入り口に目線を向けると彼女が帰ってくるのを待っていた。

「いい匂い、美味しそう。え、これって・・・」

バルコニーの扉が開き彼女の姿が目に映る。彼女を見つけた途端口角が緩んだ気がするが気のせいであろう。紅茶のいい匂いにつられて突っ伏していた体を起こすと肩に僅かながら重みを感じた。ふと、目線を肩に向ければ女性ものの白いコートが目に映る。明らかにルナの物であることは明確で本人に返そうかと思ったが折角のこの厚意を無下にするわけにはいかない。素直に「有難う」とお礼を言えば、自分の近くにある椅子を軽く叩いた。