オリジナルなりきり掲示板
- Re: 真実の果て、愛は狂う【募集中】 ( No.52 )
- 日時: 2016/08/28 20:37
- 名前: 月無 (ID: nLPrrFyW)
>>50
【はい、お待ちしておりますね】
>>51
【いえいえ、こちらこそめんどくさい子ですがよろしくお願い致します。】
【雨水 嵐/街の中央にある公園】
どうやら気配を察知する能力は衰えていないらしい。 ぼんやりとそう思いながら、後ろから近づいてくる「誰か」に意識を向ける。殺気なんかは纏っていないから敵ではないだろうし、気づかないふりをしていれば良いだろう。そう判断をして月を見上げ続けていれば、肩に置かれた手と聞こえてきた声に内心でため息をついた。
「あぁ、リーダーじゃないですか。こんな夜更けに外出は危ないですよ?仕事...では無いみたいですね、その様子と口ぶりからすると。」
振り向き、相手の顔を見れば営業スマイルを浮かべる。いつもの口調と違うのも、雰囲気が近寄りやすいものになっているのも、全ては猫かぶりだ。いくら同じ科のメンバーとはいえ、嵐が目の前のリーダーと顔を合わせることも話すことも数えるほどしかない。よって、素を見せるほど打ち解けてもいないのである。
体の向きを変え、京花と向き合うようにすれば首をかしげる。勿論煙草の火は消して、吸殻はケースに入れてポケットへとしまっている。相手が誰であろうと、女の人にタバコの煙を嗅がせるのは好かないのだ。
「遊ぶのは構いませんが...何をするんですか?」
どうせ手合わせだろうと、そう検討をつけながらも一応聞いてみる。もしかしたら違うかもしれない、というか違って欲しいというのが本音だ。あたりに民家はないとはいえもう夜遅い、騒音届けなんてものを出されたら政府の立場がなくなってしまう。
先ほどの胸の痛みはとっくに消え去って、懐かしの顔を思い出すのをやめれば嵐はただ相手の返答を待った。今はこちらが先決である、もしここで断ったら後々めんどくさいことになりそうだし自分が相手をした方が良いだろう。赤い目を爛々と輝かせる自分のリーダーを見ながら、仕方が無いというように苦笑を浮かべた。
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