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Re: 真実の果て、愛は狂う【募集中】 ( No.53 )
日時: 2016/08/28 21:34
名前: 咲来 ◆hjAE94JkIU (ID: EkFUTbCM)

>>52

【今和泉 京花/街の中央にある公園】

「なーんだ、もっと面白い反応を期待していたのに残念。其なら抱き付いた後に仕込みナイフで斬りつけた方が面白い反応がもしかしたら見られたかなあ」

まるで、つまんないとでも言いたげな視線を送り相手を見る。まあ、仮に仕込みナイフを突き立てようとした所で相手に交わされるのは目に見えてるし、流石にわざと刺されるなんて目の前の彼はしないだろう。にしてもだ、もう少し驚くとか、違う反応をして欲しかったのも事実。わざとらしくぷくっと頬を膨らませばむすっとした。

「其くらい大丈夫だよ。そんな急に襲ってくる人なんて居ないだろうし。仮にそう言う輩がいても自分で片付けられるから。そうそう、今日の仕事は終わったの、だから退屈でね。ふーん、君って笑顔作れるんだ」

馴れ馴れしくポンポンとリズムよく相手の肩を意味もなく叩く。そして相手からのまさかの笑顔に目を丸くした後失礼なことをさらりと延べた。別に彼が嫌いな訳ではない。会話をしたのだって数えられる程だし、顔を合わせたのだってほんの少しだ。でも、自分は特殊課のリーダーであるため大体の人物の性格は把握している。其を知っているからこそポロリと口から出た言葉だった。


「あ、本当にいいの?君なら拒否るかと思ったよ。大体誘っても皆断るからね不思議なことに。んー、君ならとっくに僕が声を掛けた時点で検討がついているんじゃないの?」

ぐっとさらに相手に近寄れば子供のように目をキラキラと輝かせる。まさか相手が承諾してくれるとは思わなかった。もし断られたら言語道断で斬り込むつもりだったが、手間が省けたと言うものだ。此は予想だにしない展開であり彼女にとっては願ったりだ。カチャカチャと剣を抜き出した後ゆったりとした口調で相手に言葉を投げ掛けた。