オリジナルなりきり掲示板
- Re: 真実の果て、愛は狂う【募集中】 ( No.99 )
- 日時: 2016/10/02 22:21
- 名前: トキ (ID: 99568qQj)
>>97
【こちらのスレでもお声かけしてくださりありがとうございます…! 実は日比谷さんが静音ちゃんのプロフを上げた時から気になっていた次第です(( ぜひぜひ、乗っかってあげてください^^
気さくで天然たらしとの事で、ラザールも大概人のことを褒めますが甘言勝負では静音ちゃんに負けていそうです(笑) 静音ちゃんのことをダーリンかも、と思っていた時期があるかもしれません…!
今直ぐは絡みにいけませんが、絡めるのを楽しみにしておりますね!】
>>98
【了解です、果実の子ですねっ。よし、押しまくろう…(
月無さんのペースで作って下されば!楽しみにまっています^^】
———
【ラザール=ラグランジェ/マフィア本部二階 バルコニー】
「そうだね、火照った体には気持ちいいくらいだろうけど……でも、長時間は控えなきゃあ」
咎めるような、それでいていつもの軽口のような調子で答える。野郎が夜冷えして風邪を引くのと女性が風邪を引くのとじゃ、深刻さが違うんだからね、とも。実際、身体が強く出来ているのは女性なのだそうだが、そんな事は可愛い女性を、大切な仲間を尊ばない理由にはならない。
今からでもブランケットを持って来てあげる方がいいだろうか、と考えていると隣の彼女から視線を感じとる。見られることに特に恥じることもせず、ゆるりと其方を向けば柔らかな笑みを返した。大抵の女の子はこうすると頬を赤らめてくれる。けれど、彼女はそんな事しないのだろう。だって彼女はもうおれが望む存在に手を伸ばしている。愛しさで身を窶す幸せを知っている。おれもいつか本物の、——そこまで考えて、やめる。未来は今の自分が知るべき領分ではないのだから。
「……ありゃ、ばれてたの? 頑張っていつも通り振る舞ってたのになー、…ルナには敵わないね」
拗ねた子供のように宣い、しかし大人しく彼女に促されるまま椅子に座った。そして頭の次は胸がずきり、と痛む。彼女はいつも仲間を心配をしてはああやって笑う。別に泣いているわけではないのに、彼女の困り顔はそれと同じくらい一等苦手なのだ。
「まあ、最終出来ると思って受けたのはおれだしねー…。これからは自重するよ。人の思考が読めると重宝するけど、その度に身を削るのは愚かだ」
自分の力量も測れない奴は間違いなく愚かだ。半分自分に言い聞かせるように言い、そして今度こそ咎める意思を込めた声色で繋げる。
「……でも、それはルナもだよ。ルナってあんまり寝ないよね?その分どこかへ出かけたり、それもしなければずっと仕事してるしさあ」
彼女がおれのことを分かってくれたように、おれにだって分かることはある。すっかり寝静まった本部で、一部屋だけ煌煌と光がついているのが常ならば気付くに決まっている。自分達の心配をしてくれるのは有り難いが、それが出来るならばもっと自身を心配すべきなのだ、彼女は。
「ということで、」そういうとルナを手を掴み、やや強引に近くの椅子に座らせた。ふふん、としてやったり顔を浮かべてみる。
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