オリジナルなりきり掲示板
- Re: 【中文】Predator【募集中】 ( No.42 )
- 日時: 2016/10/09 12:38
- 名前: 咲来 ◆hjAE94JkIU (ID: EkFUTbCM)
- 参照: http://他の人の中文を見ていると新しいものが作りたいと言う衝動に駆られる。
>>41
【了解です。拙い文ではありますがこちらから始めさせて頂きますね。絡みにくければ仰って下さい。参加者様があまり居られないようなのでゆっくり進行していこうと考えております。その点御理解頂ければ幸いで御座います。】
【古閑 明弘】
「はあ、参ったな。さーて、こっからどうするべきか」
近くにあった建物と建物の間に向かってダッシュしその場に入り込めば、隙間から外の様子を窺うようにこっそりと覗く。キョロキョロと頭を数回動かし周りに人が居ない事を確かめればその直後緊張の糸が切れたのか建物に背を預けるようにしてその場に項垂れるように座り込んだ。
「(今日は、確実にミスったな。夜だからって思いきり油断してたわ。でも、まさかあんな夜中の1時に居るとは誰も思わねーだろ。鉢合わせだけは避けたかったが、見つかったものは仕方ねぇか。それにしてもしつこい奴らだな)」
情けないながら俺は今撲滅隊という部隊に追いかけられている最中である。夜だからと言った理由でかる弾みに街に出たのが悪かったのか、街を散歩している時に奴らに見つかり今に至るという訳なのだが。どうやら、逃げることに必死で道無き道を走っていたら迷ってしまったらしい。
「(これじゃあ、塒にも帰れねえ。下手に動くとまた道に迷うだろうし、だからとは言えこんな場所にずっといる訳にも行かない。)」
誰か通るのを待ってみるという手も有るのだが今は夜中の1時ちょっと回ったところだ。こんな夜遅くに誰か出てくる筈もない。そう思い直せば、帰り道は自分で探すしか無いわけで仕方なくという感じに重い腰を起こしふらっとしながらも立ち上がった。
建物と建物の間で少々不気味ではあるものの、今は致し方ない。はあ、と小さく溜息を吐いては壁伝いにゆっくりとだが、確実に前へと歩みを進めた。
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