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Re: 『中文』運命を壊して『開始』 ( No.26 )
日時: 2016/09/22 23:20
名前: 堕烙 (ID: RuL2wqqJ)
参照: http://っあ、ありがとう!俺もハニーの返事ならずっと待てる!

>>24【神凪 景/ 空の柱 最上階】

 口に出して言葉を紡ぐ桜の必死な声音を聞き、更には雷鳴が轟く音も聞こえ始めて気休めにならない言葉を頭の中で考えるがどれもこれも気休めにしかならないと歯痒いさを憶えるが意を決して顔を上げる

(違わないんだ....だから苦しまないでくれ。早く元の場所へ帰りたい人は....条件を満たして干渉者から自分が居た時代へと帰っている......条件を満たしてもまたその条件になるまで繰り返し此処にとどまった石澄や俺は......)

 不安や悲しみに暮れ、何も出来なかった悔しさや怒りで上手く言葉にすることも呼吸さえ上手く出来ない苦しそうな桜の姿に、
此方も感化されたように苦しさと自分に対して怒りを憶えるがそれを制するかのように無意識に拳を作り、痛いほど握りつつ、口を再び開き

「俺は......主の重荷を背負いたい、俺個人の思いで、君を支えたいんだ」

 空の柱内だからか、雷鳴が激しく鳴り響いている筈がこの場所は遮断されたように遠く聞こえ、自分の声がよく聞こえる中ではっきり自分の思いを告げて一旦口を閉ざすとまた慎重にだが正直に声に出して、語るようになるべく様々感情を抑えながらも

「....正直頭の中では混乱しているが....主のせいだとは思ってない、責や罪があるのは....俺にもあるんだ、俺は....死ぬことを知っていたのにも関わらず、狂い桜の元へ....行くように促すことも出来ず、ましては死ぬことすら忘れていたんだ........君が苦しんでしまうのも分かっていたのに....この有り様だ」

 紡ぐ言の葉に自分がどんなに無力で守りたい、支えたい主君を残酷に突き落としていたのかを知る、忘れていたでは済まされない現状だ。主が命令で縛りたくないのも知っていた、優し過ぎる主君だと云うのも....これは....俺が招いた死でもある。本当ならば主に責を負わせたくはないがそうそう引いてはくれないのも分かっている、分かっていても....一度開いたら次々と溢れてくる言葉は止められそうにもなく

「....本当は他の干渉者に君を支える役目を任せるべきだったが、俺は....それでも主の傍に居たいんだ ...こんな俺では君が心休まるとは思っていないが....傍に居ても構わないか?」

 近くに居ても遠くに感じる感覚に陥りながらも、跪いたままの状態を維持したまま、負い目があるのか伏し目がちになっている眼差しを向け、何処か真剣な声音で優しく仕える側としてではなく個として桜に最後の方は聞く形で、桜の返事を待つ