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Re: 【中文】幸福days 【募集中】 ( No.71 )
日時: 2016/09/22 23:16
名前: トキ (ID: 99568qQj)

>>67

【 猩條 緋桐 / 2年2組教室 】


SHRはとっくに終わっていて、もうちらほらとしか人のいない教室。猩條緋桐は窓側の席に座り、春風に靡く横髪を耳にかけ日直日誌にペンを滑らせていた。日直は二人当番制、出席番号順。出席番号が一つ前のもう一人の日直は部活があるから、と仕事を押し付けて早々に出ていってしまった。
まあ、うちの部活は時間厳守でも――締切は厳守だけれど――アップがあるわけでもないし、と日直の仕事をこなしていたのだが、お陰で随分時間がかかってしまったようだ。…今度の担任の日誌、書く項目が無駄に多いんだから。

それでも生真面目に日誌を片付けて通学鞄に教科書類を詰め込んでいると、静かだった教室の扉が開いた。どうせ忘れ物でも取りに来たのだろう、と視線をやらずにいると、不意に聞き慣れた声が耳に届き慌てて其方に顔を向ける。白い学ランに身を包んだ姿が視界に入り驚きつつも何か他の暖かい感情が隠しきれていない表情を浮かべて。

「こんにちは、紡先輩。用事はたった今終わったところなので大丈夫ですよ。
それにしても、お忙しいのにわざわざ教室にまで足を運んでもらうなんて…、私にどういったご要件でしょうか」

小首を傾げて言い終わった後、すぐにハッとする。自分ではいつも通りの声色で述べたつもりだが、自分のいつも通りとはつまり、抑揚の小さい平坦な声。素っ気なく聞こえてしまったのではないかと「っ紡先輩の頼みで出来ることなら私、なんでもします!」と慌てて付け足した。関わりの少ないクラスメイトやそこらの他人相手ならいざ知らず、故意ではないとはいえ慕っている先輩に冷たく見える態度をとるのは本意ではないのだ。


【いえっ、こちらこそ最初をお任せしてしまい申し訳ないです…。絡みありがとうます!紡くんのイメージ声優さんが石田さんということを思い出して一人ニヤついております((
当方テンポの悪い文章ではありますが、お互いに楽しめるやり取りにできるよう尽力致しますね! 宜しくお願いしますm(_ _)m】