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Re: ・Seize the day『 長文推奨 』 ( No.11 )
日時: 2016/12/09 20:41
名前: 根薪 (ID: tnkG6/9W)

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名前:シリル=シェルホーン ( Cyril=Schollhorn )
役柄:脱走者
性別:男
年齢:21

性格:何かと不器用で、自分の力を信じて疑わず、自分が思う方向にひたすら突っ走ってしまう。施設に居た頃は酷く荒れていたが、その割には仲間達への思いが強く、研究施設にいた頃も不本意ながら年下の子供達の世話はちゃんと見ていた。今は随分落ち着いている方ではあるが、未だ見付からない仲間達の事を思い物思いに耽る事もあれば、周囲に居る人間や敵に対しては酷い暴言を吐いたり突然掴み掛かったりと、成長した部分もあるものの根本的には何も変わっていない。
今現在は記憶を失い本来の自分の事は覚えていないが、基本的な性格は変わっていない。

容姿:ずっと年の割には小柄で実年齢よりも下に見られていたが、一年と少し前から遅れを取り戻すかのように突然成長し始め、今現在では歳相応の外見になっている。短かった黒髪はある事件の際に細胞が無茶な働きをした影響か一気に伸びてしまい一年前は胸の辺りまであったが、最近になって整えたらしく今は全体的に短めで一番長い所で毛先が肩に付く程度。漆黒の鋭い瞳は変わらず、首の後ろに刻まれた【005】のシリアルナンバーも勿論健在である。記憶が戻った訳ではないが、何となく落ち着くからと以前のように首には包帯を巻いている。身体の左半身がほぼ火傷の痕で覆われている。
基本的には動き易く身軽な格好で行動し、黒のパーカーを羽織っている。靴に対する違和感は記憶を失っても変わらないらしく、サンダルか裸足で行動している事が多い。

備考:脱走後、逸れてしまった仲間達の身を案じて一人探し続けていた。居場所を定めずに動いていたが、二年前にリオに再会してからは彼と共に行動し始める。リオが実の弟であり、そのリオ本人は自分達の関係性を誤解している、その全てを知っていたシリルは彼にその事を告げなければと悩み考えながら共に過ごしているうちに、彼と半年もの時間を共有することになる。半年経ったある日複数人の追跡者に囲まれてしまい、何とかその場からは逃げ切ったもののシリルは敵の能力により酷い火傷を負い更に腹部を刺され致命傷を負っていた。動けなくなってしまったシリルは「俺の為にも俺を置いて逃げてくれ」とリオを説得し意識を失ってしまう。
その後ベッドの上で目を覚ましたシリルには記憶が無く、自分が倒れていた所を偶然通り掛かった医者に助けられた事や数ヶ月間眠っていたままだった事、一度は自分が仮死状態に陥った事、驚異的な回復力により復活を遂げた事を知る。脱走者は再生能力も引き上げられているのは確かであり、どういう原理かは分からないが、その半年の間に随分髪が伸びてしまった。医者はあらゆる可能性を推測していたが、本人は別に興味が無い。この国の状況と、自分が脱走者だという事実を医者から伝えられたシリルはそのまま医者の家で暮らしていたが、一年前にその恩人である医者が亡くなってしまった為、再び外の世界へと足を踏み出した。


「ほんっと面倒臭えな…俺達の事を逆恨みするような奴等がそんな体にされちまった所で、俺は同情もしねーし謝る気もこれっぽっちも無えよ」
「何も思い出せないけど、今の俺は確かに此処に在る……それで良いと思うんだ。俺は昔とは違う。けど、今の俺を必要としてくれる人も居るかもしんねーだろ?」
「ま、大体の事は忘れちまってても、何となく自分の力の使い方ってのは覚えてんだよな。掛かって来いよ出来損ない共、全員俺がまとめて相手してやるよ」



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