オリジナルなりきり掲示板
- Re: 【中文推奨】かみさまのラルム【募集開始】 ( No.30 )
- 日時: 2017/07/25 02:35
- 名前: ゆきしま ◆BV.fqgxxRU (ID: DxncmFYg)
- 参照: http://pluscolorn.sub.jp/content/kakudai_onlyget.php?1id=122
>>25
【はじめまして。特に不備はございませんのでどうぞご参加ください!】
>>26
【シルバーはそのまま上記の色で構いませんか? であれば、三つの中からお好きにお選びください。ヴェールニルの募集の件についてなのですが、シルバーだと、緑の塔も選べてしまう立場ですので、条件上不都合ができてしまうので大変申し訳ないのですが、お見送りとさせていただいてもよろしいでしょうか。】
>>27
【中央街にて/ヴェールニル】
「もっ、もう一回! ……その、もう一回教えてくださらないかしら。今日こそは上手く作れるようになりたいのです。その、コツを、教えて、くださると、」
果たして自分は今日、しかも出会ってから十分ほどしか経っていないであろう相手に何を言っているのだろうか。いきなり、オムレツのつくりかたのコツを教えて欲しいなどとまるで小さな子供のようなことを、必死に。しかし、背に腹は変えられない。彼が驚いたように、自分でももはや嫌悪感さえ覚えているほどに長く失敗し続けている状況からどうにか脱却したいのだ。
「えっ、私、恋人なんていません。量、そう、また買いすぎてしまったのね。いつも二つ作ってしまうんです。馬鹿なの、私。」
叶うはずもない夢を生まれてからずっと見続けて、今日も、二人部屋でふたり分のナイフとフォークをテーブルにおいて、ひとりで食べるのだ。まるで透明人間で食べているようで、料理の味まで透明になってしまうような。
「毎日こんなもったいないことして、いつか罰が当たりそうですね。気をつけなきゃ。」
自分の冗談で笑っていた先ほどの姿は既になく、その瞳は悲しみに満ちている。私の永遠の夢、私の生まれながらの、身が焼けるほどの望み。あの人は今何をしているのかしら。
「そうだ、あの、もし貴方さえよろしければ私の部屋のキッチンでお料理を教えてもらえませんか? そうしたら、材料が無駄になることもないですから。」
>>28
【二体目のキャラありがとうございます! 特に不備はございませんので、どうぞご参加ください。】
>>29
【赤の教会にて/ミッドナイト】
「相性なんてものは一瞬さ。だって、次の日の朝には誰もいないんだからね。」
そうつぶやいたあとに、相手が首を傾げながら自分の小指と小指を絡めてくるものだから、ついつい同じように首を傾げてしまった。小指と小指を絡めるのは深い約束の証。だけれども、なんの約束だろう。約束事をするような話の流れではなかったはずだけれど。しばらくの後に小指を離すと、シアンは自分の容姿が幼いことを持ち出してきた。ああ、ナンセンスだ。
「愛に、年齢だとか、種族だとか、性別だとか、容姿だとか、そんなものがあるのかい。私はいつだって、誰にだって、どこでだって、愛し方を教えてあげるよ。朝は丁寧に優しく触って、小さな君だったら、まるで昔話を聴かせるように、教会でだったら神様に中指でも立ててみるかい。背徳的で最低で最高な愛になりそうじゃあないか。」
だから、いつでも奪いにおいで。でも私は教えはしないさ。君のやり方で、君の思うように私を抱きしめて、くちづけておいで。そうしたら私がリードしてあげる。私のステップに合わせれば君は自然と私に愛を囁くようになるよ。
そんな話の直後にシアンはミッドナイトのことを淡白と称した。燃えるほどの愛を語った自分をそう呼んだ人はそう多くない。ましてや、ミッドナイトに一晩で捨てられたわけでもないのに、シアンはそう言った。しかも、それを褒め言葉だとも言う。
「私は、真夜中の暗闇だからね。何とも交わることはないんだ。交わる前に、全て私の中で真夜中に染まるのだから。淡白にみえるのも、無理はないのかな。」
もう一度地面に落ちた花に、一瞥もくれずに、ミッドナイトは立ち上がった。
「迷っておいで、真夜中に。」
いつでも、私は待っているよ。そう言って、ミッドナイトはその場から去った。淡く、香水の香りを残して。
【私も安定しない! そして、お客様が増えてきたし、ちょうどよさそうだったので一旦シアンちゃんとの会話が、次か、このレスで終わるようにしてみました。素敵なスレになりますように!】
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