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可愛い少年と美少女からの警戒された視線に晒される。俺はにっと人懐っこい笑顔を二人に向ける。



｢ 俺は、スレイ フォン ラレトリア 零さんの友達だよ。郲佩だっけ、よろしく。そっちの可愛い彼女は？名前なんての？ ｣



零の左肩に右手をポンと置きそう笑顔で説明する。



零、機嫌良さそうだしコイツら零の知り合い？･･･いや、違うか･･･コイツら零に好意持ってる雰囲気ねぇし･･･


｢ 彼女は冷寒さんです、これから郲佩さんと冷寒さんととびっきりの遊び場に行こうかと思っているんですが、スレイさんご一緒にいかがですか？ ｣


俺の手を自らの肩から自然にサッと退けると全員に向かって説明する(俺からすれば)明らかに機嫌のいい零。


･･･まぁ、零の言うことなら断る理由は無いな･･･


そんな事を考えて二人に警戒の目を向けていたことに気付かれ零に軽く黙ってろと言いたげな殺気を送られる。


｢ もちろん、郲佩と冷寒とも仲良くなりたいしな ｣


･･･それにコイツら強そうだし、戦えるとしたらめっちゃいいしな･･･


俺はそう思い戦闘に対してだが嘘でないにっとした笑顔を郲佩と冷寒に向ける。零はそれに僅かにため息をつく。


｢ 郲佩さん冷寒さんお騒がせして申し訳ありません･･･急がないと日が暮れてしまいますし、参りましょうか？ ｣


ニッコリとお得意のポーカーフェイスに少し素の楽しそうにする金色の瞳を見せて微笑む。



【 なんかスレイのキャラが迷走してくる･･･あっ新キャラ全然入れてって大丈夫ですよ！やっぱいいですよね、生き別れた兄弟って(*^^*) 】