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名前：Heiga・Albright
読み：ヘルガ・オールブライト
年齢：42
性別：身体は女、精神は男。(呪いとか魔法で女の身体にされたとかそんなことはなく、単純に性同一性障害。これも能力によって引き起こされたものだと思われる。)
容姿：能力の弊害か身体から色素が欠如しており、女子の感覚で言えばベリーショートに整えられている髪と肌は異常なまでに白く目は赤い。が、そんな事が些末な事に思えるほど、外見が幼い。『実年齢より若く見える』『実年齢より幼く見える』とかそんな次元の話ではなく、文字通り幼い子供の外見をしている。それは十二歳になった頃から身体の成長が止まってしまった故なのだが、これが彼本来の体質とはとても考えられないので、能力の弊害によって『身体から成長能力が欠如』したものだと思われる。
身体は十二歳の時のままのため身長も低く、体つきも華奢。けれど流石に中身は四十過ぎのオッサンだからか、表情からは活発そうな印象は受けず、力の抜けた三白眼と常に顔に貼り付けられた『にへら』とした気の抜けたような笑みが、外見に不釣り合いな脱力感を醸し出している。
性格：つかみ所がなく、常にヘラヘラとしたセクハラ気質の女のたらしで男たらし。……に見えるように振る舞っているが、その実は現実主義者なうえ計算高く狡猾で、負けることとタヒぬ事を何よりも嫌う負けず嫌いでもある。
『勝つためなら何でも利用する』が彼の仕事に対するモットーであり、この仕事を始めた当初は自身の容姿を利用した騙し討ちを得意として何人もの裏切り者や要人を始末してきたのだが、ただの一回も返り討ちに逢う事なく任務を遂行しているうちに『彼』というヒットマンの存在ーーだけでは飽きたらずどこから漏れたか『白い子供のヒットマン』という、特徴まで有名になってしまい、騙し討ちどころではなくなってしまったので、最近は遠距離からの狙撃が主である。
　　　ちなみに、上で『そう見えるように立ち振る舞っている』と言ったが、女たらしで男たらしなのは素。つまりはバイセクシャルである。

能力：銃器に関する超人的なセンス
それが『銃』であったならば拳銃だろうと小銃だろうと関係なく、これまで扱うどころか見たことの無い銃でも、手にした瞬間に特性、機構を理解し使いこなす事が出来る。
上で『超人的なセンス』と評したが、それは比喩ではなく完全に人間としての能力を逸脱しており、銃を構えれば『その時の風』『弾丸の自然落下』『発生するコリオリ力』全てを加味した弾道が撃つ前から彼には鮮明に見え、『今撃てば何秒後に弾丸がどの地点に到達するか』すら寸分の差異なく予測する事が出来る。
とは言え、銃にも性能限界というものがあるのでさすがに拳銃での長距離狙撃は不可能だが、ボルトアクションでもレバーアクションでも、銃身があるライフルがあり、なおかつ射線が通っていれば、たとえ1000、その気になりばその倍の距離があろうと対象の頭蓋骨へと弾丸を送り込む事が出来るだろう。
そして拳銃、とりわけ愛銃で言えば、早撃ちはホルスターから抜いてからトリガーを引くまで0.2秒と掛からない。もちろん構えなど一切なく、両手をだらりと下げた状態からの話である。しかしそれほどの早さがありつつも二五メートル離れた五インチの的に命中させる程の精度を持つ。だがサイトをのぞけば五十メートル先のコインでも射程距離だと彼は豪語する。
それだけではなく、発砲すると同時に左手で撃鉄を上げて繰り返し撃つ事に寄って、ほぼ銃声が一つ聞こえるうちに三発の弾を撃ち出す『トリプルショット』。引き金を引いたまま左手で撃鉄を操作することで、フルオート射撃のような間隔で全弾を撃ち出す『ファニングショット』も得意。ではあるが、これらはあくまでも『連射』に重きを置いた射法であり、サイトをしっかり覗いた時より精度が落ちるのはもちろんの事、集弾率も格段に下がる。彼の『ファニングショット』『トリプルショット』の現実的な射程は十五メートル。

武器：常に携帯しているのは二丁のシングルアクションリボルバー。それを両腰のホルスターに収めている。
所属：中部のマフィア
立場：構成員
その他：『成長能力が欠如した』と書いたが、それは不老と道義ではないようで、最近は体力も落ち四十肩が悩みだとか。それに加え身体が子供のままなので銃無しの接近戦では誰が相手でも全く勝負にならない。
サンボ：「こんなナリだが俺は男さ。……はは、いんや、身体じゃなく中身の話。」
　　　　「今夜一晩どうよ？俺ぁ銃だけじゃなくベッドの上でもテクニシャンだぜ。……オーケイわかったまずゆっくり話をしようじゃないかだからその銃を下ろすんだ」
　　　　「やめとけ。この距離ならお前が抜いてるうちに俺は全弾頭に叩き込める」
募集：
乗っかり：オズワルド様の『ごろつきだった頃からの友人』
備考：元々はカタギ。であるが、身体が成長しないのと唯一得意な射撃がカタギでは全く活かせない事が原因でロクな仕事に就けず、結果として食い扶持を稼ぐために脅しなどをする所謂『ゴロツキ』となった。けれどそのゴロツキ時代に友人となった人間がマフィアに転身したため、後を追ってマフィアとなる。