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Re: 【マフィア・能力】引き金を…@参加者募集! ( No.62 )
日時: 2017/09/24 06:05
名前: 間宵蛾 ◆d.b5UMeNLA (ID: mx7/95Ob)

>>56

「よしよし、なら問題ない」

 元々エウラも学のある方ではない。
 今でこそ数多の書物を読み漁り、様々な知識を頭に入れているが、その出自は身に着けるものと草臥れた馬一頭以外はこれといった財産もない貧しい日雇い労働者の娘で、最初に始めた商売も盗品販売だ。
 当然学校になど行っていないので、大抵のことは現場で覚えてきた。
 エウラはマッチを擦り、煙草に火をつけながら、一瞬ふと自分の15年間を思い出した。
 マッチを懐に入れる序でに、メモを一枚取り出してハートネットに押し付ける。

「この近くにあたしの店が林檎酒シードルを卸してる露店がある。つーかこの辺りの露店は殆どあたしの店から品を卸してる。兎も角、今日は林檎酒の露店だ。そこはジョルジって爺さんがやってんだけど、昨日、見慣れない二人組のチンピラが用心棒をしてやるから上納を出せと抜かしやがったらしい。だが、ジョルジ爺さんは賢い。今日はカネがないので林檎酒シードルを飲んで帰ってくれと言った。そいつらは明日、昨日の明日だからつまり今日だな。今日また来ると言って帰ったそうだ」

 二つ折りになったメモには、上部分に適当な地図と「ジョルジの露店」とついた点が書いてあった。
 下部分には「ジョルジの指示に従え」とだけ書いてある。

「今日、ジョルジ爺さんはそいつらに払うカネなんぞないと言うだろう。だがジョルジ爺さんももう喧嘩なんぞ出来る歳じゃない。そこでお前の仕事だ。ここらの店の連中に一体誰の息がかかってるのか、ここらで商売をするのに一体誰の許しが要るのかをそいつらの頭に叩き込め。簡単だな?」